Dear Saiyans 34話・心の傷
そこへ、騒ぎを聞きつけたバーダックが飛び込んできた。
「お前ら!いい加減にしろ!!何ケンカしてんだ!!」
バーダックの一喝で、みんなは静まった。
先ほどまで取っ組み合いをしていたラディッツとナッパも、バーダックの怒号で黙ってしまった。
鶴の一声とは、まさにこの事だ。
バーダックはラディッツとナッパに言った。
「お前ら、なぜそんなにケンカしたんだ?言ってみろ!」
「なぜって、だいたいナッパがなぁ!」
「ああ!?オレが悪いのか!?」
二人はまだ興奮していた為、ターレスが話すことになった。
ーターレスの話を聞いたバーダックは呆れた。
そしてカンカンに怒った。
「確かにフリーザに立ち向かいたい気持ちは良いことだがよ、相手は恐ろしいぐらいにパワーアップした宇宙の帝王なんだぞ!神の力を得たカカロットやベジータでさえ苦戦するぐらいだから、闇雲に戦えば間違いなく命はなかったんだぞ!!」
バーダックの叱責に、さすがのラディッツとナッパもぐうの音も出なかった。
「それにあの時、クリスはオレ達を守ろうとして連れ去られたんだぞ!てめえらが自分や人を責めることはないだろ!」
それを聞いてラディッツとナッパはハッとした。
クリスはあの時、ラディッツをフリーザから守ろうとして捕まってしまった。
そしてラディッツもまた、クリスを助けようとみんなで団結したものの、フリーザの強すぎる力に負けてしまった。
なのに、心に傷を負ったクリスのことを考えず、自分を責め、しまいにはケンカに発展してしまった。
ラディッツとナッパは恥ずかしかった。
「…オレが悪かったよ。クリスや周りのことも考えず熱くなって…」
「オレも、ついカッとなってすまなかった…」
ラディッツとナッパは仲直りした。
それを見たターレス達も、騒ぎを聞いて駆けつけたベル達も安心した。
そして、みんなが落ち着いたところを見計らって、バーダックは今のクリスの状態を話して聞かせた。
「お前ら!いい加減にしろ!!何ケンカしてんだ!!」
バーダックの一喝で、みんなは静まった。
先ほどまで取っ組み合いをしていたラディッツとナッパも、バーダックの怒号で黙ってしまった。
鶴の一声とは、まさにこの事だ。
バーダックはラディッツとナッパに言った。
「お前ら、なぜそんなにケンカしたんだ?言ってみろ!」
「なぜって、だいたいナッパがなぁ!」
「ああ!?オレが悪いのか!?」
二人はまだ興奮していた為、ターレスが話すことになった。
ーターレスの話を聞いたバーダックは呆れた。
そしてカンカンに怒った。
「確かにフリーザに立ち向かいたい気持ちは良いことだがよ、相手は恐ろしいぐらいにパワーアップした宇宙の帝王なんだぞ!神の力を得たカカロットやベジータでさえ苦戦するぐらいだから、闇雲に戦えば間違いなく命はなかったんだぞ!!」
バーダックの叱責に、さすがのラディッツとナッパもぐうの音も出なかった。
「それにあの時、クリスはオレ達を守ろうとして連れ去られたんだぞ!てめえらが自分や人を責めることはないだろ!」
それを聞いてラディッツとナッパはハッとした。
クリスはあの時、ラディッツをフリーザから守ろうとして捕まってしまった。
そしてラディッツもまた、クリスを助けようとみんなで団結したものの、フリーザの強すぎる力に負けてしまった。
なのに、心に傷を負ったクリスのことを考えず、自分を責め、しまいにはケンカに発展してしまった。
ラディッツとナッパは恥ずかしかった。
「…オレが悪かったよ。クリスや周りのことも考えず熱くなって…」
「オレも、ついカッとなってすまなかった…」
ラディッツとナッパは仲直りした。
それを見たターレス達も、騒ぎを聞いて駆けつけたベル達も安心した。
そして、みんなが落ち着いたところを見計らって、バーダックは今のクリスの状態を話して聞かせた。