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Dear Saiyans 30話・破壊神の影

悟空とベジータは光に包まれ、髪は炎のような美しい紅色に輝き、顔つきも可愛らしくなった。
これが、伝説から忘れ去られたとされるサイヤ人の神・超サイヤ人ゴッドだった。
神となった悟空とベジータを前にしたバーダック達は、言葉を失っていた。
クリス達も同じだった。
「す、すげぇ!あれが超サイヤ人ゴッドか!」
ナッパが言った。
「すごいきれい!感動しちゃった!」
クリスは目をキラキラさせて言った。
「ははは。下級戦士と判定されたオレの子と、宇宙のワルだった王子様が、まさか神になるとはな」
「そうね、みんな成長したね」
バーダックとギネは感動し、涙を流した。
ビルスとウイスは拍手をした。
「おめでとうございます。これが超サイヤ人ゴッドです」
「まさか二人も現れるなんて驚いたよ」
悟空とベジータもまた、超サイヤ人ゴッドに変身できたことに驚いていた。
「こんな世界があったなんて、オラびっくりしたぞ」
「…オレもだ。昔はあんなに悪いことをしたのに…」
「ベジータさん、それはあなた達が過去に犯した罪を反省し、地球の為に、宇宙の為に一生懸命頑張ったからですよ」
ウイスはベジータだけでなく、ラディッツ達にも言った。
「よぉし!これでビルス様と戦えるな」
悟空は自信満々だった。
「ああ、ビルス様をびっくりさせてやるか!」
ベジータも構えた。
「ぼくも待っていたよ。では、ゴッドになった二人の力を見せてもらおうか!」
ビルスも構えた。
みんなが見守る中、悟空とベジータ、そしてビルスが戦闘を始めた。





続く
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