このサイトは1ヶ月 (30日) 以上ログインされていません。 サイト管理者の方はこちらからログインすると、この広告を消すことができます。

Dear Saiyans 28話・魔人ブウの脅威

着いた場所は、大きな洞窟だった。
そこには天津飯や17号、人造人間8号ことハッチャン、そして亀仙人やランチも隠れていた。
「ん?あんたは悟空の兄貴か!」
「生きてたんだ!よかった!」
天津飯とチャオズは喜んだ。
「聞いたぞジングル、お主はあの魔人ブウの弟じゃったと。だがやつと違って、優しい気を感じるわい」
亀仙人はジングルを見つめながら言った。
ラディッツはみんなに言った。
「今からこの地球を脱出する!ジングルがワープ能力であんた達を安全な星へ飛ばすから、急いで準備するんだ」
「なんだって!?オレ達を他の星にだと?」
17号は驚いて目を丸くした。
「一体どんな星なんだ?ちょっと怖いが、魔人ブウに襲われるよりはマシだな」
ハッチャンが言った。
「魔人ブウなんか私ひとりでも倒せたんだが仕方ねぇな。わかったよ、あんたらの言うことを聞くぜ」
ランチは舌打ちをしながら言った。
「気の強い女だな…。サイヤ人顔負けだぞ…」
ラディッツはランチの強気な性格にびっくりした。

そして、ジングルは天津飯達をワープさせ、さらにウーロンやプーアル、そしてウミガメ達も無事に新惑星ベジータに避難させることに成功した。
「ふぅ…、なんとかなったね。よし!あとはブルマさん達だ!」
ジングルが言ったその時、サクロスが叫んだ。
「ブルマさん達の気配が…消えた!」
突然の出来事に、みんなはうろたえていた。
そして、ジングルがハッとした。
「…まさか、魔人ブウがブルマさん達を…」
ジングルは急いでバビディの宇宙船から取ってきた水晶玉を取り出すと、すぐに映像を映した。
そして、恐ろしくショッキングな事実が明かされた。
なんと魔人ブウが、ブルマ達をチョコに変えて食べてしまったのだ。
その中には、クリリンと18号の娘・マーロンまでいた。
「あの野郎!許さん!!オレが倒してやる!!」
ラディッツは怒りに任せて、魔人ブウのいる神の神殿に向かおうとした。
「ダメです!今言ったら逆に食べられてしまいますよ!」
サクロスはラディッツを止めた。
「悟天とトランクスまでやられるのかもしれんのだぞ?このまま黙って見てろと言うのか!」
ラディッツはジタバタと騒いだ。
その時、スカウターがさらに強いパワー反応をとらえた。
12/14ページ
スキ