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Dear Saiyans 26話・ベジータ達の休日

正午過ぎ、ベジータ達は昼食はどこのレストランで食べようか考えていた。
「そろそろ腹が減ってきたな…」
ラディッツが言った。
「そうだな。結構歩いたし、そろそろ昼飯にするか。ナッパ、ラディッツ、この中から好きなものを選ぶがいい、ただしケンカはするなよ」
ベジータはレストランが紹介されているパンフレットを取り出すと、ナッパとラディッツに見せながら言った。
パンフレットにはお店の写真と、大人気のメニューが詳しく載っていた。
「ほぅ、どの店の料理もうまそうだな」
ナッパが言った。
「そうだな…。さっきはトレーニングをしたから肉が食いたいな」
ラディッツはよだれを拭きながら言った。
「おいラディッツ、お行儀が悪いぞ。でもそうだな、ここのハンバーグを食べたくなったな」
ナッパが言うと、ベジータとラディッツは賛成した。
「決まりだな。よしナッパ、ラディッツ、早速行こうぜ」
ベジータはパンフレットをバッグにしまって言った。

そしてすぐにそのお店に到着した。
そこはベジータとブルマ、トランクスの行きつけのお店だった。
その為、お店で働いている従業員はベジータ達のことをよく知っていた。
「しかし大丈夫かな…。オレ達って怖い顔してるからな…」
ラディッツは不安だった。
ベジータはともかく、目付きが鋭く大柄な体格をした自分達が店に入れば、みんなは怖がってしまうのではと心配だった。
「ははは、ラディッツったら小心者だな。だから弱虫ラディッツって言われるんだぞ」
「うるさい!」
ナッパは笑い、ラディッツはプンプン怒った。
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