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Dear Saiyans 26話・ベジータ達の休日

ベジータとナッパ、そしてラディッツはトレーニングルームで戦闘服に着替えると、重力を上げた。
このトレーニングルームは、重力を自在に変えることができる機能がついている上、どんなに大暴れしても壊れない丈夫な作りになっているのだ。
「ナッパ、ラディッツ!よく見てるがいい!これが超ベジータだ!」
ベジータは力を溜めると、超サイヤ人に変身した。
さらに体は少し筋肉質になり、顔つきも少し怖くなった。
しかし、ナッパとラディッツは驚かなかった。
それどころか、笑みを浮かべていた。
「何を笑っている?」
ベジータは目を鋭くして言った。
「へへ、実はオレもなんだ…」
ラディッツは気合を入れると、超サイヤ人に変身した。
「ははは!あの弱虫ラディッツが超サイヤ人になっていたとはな!全く驚いたぜ!」
ベジータは大笑いした。
「…久しぶりに弱虫と言われると、なんだか落ち込むな…」
ラディッツはムッとして言った。
「おっと!変身できるのは、ラディッツだけじゃねぇぜ?」
なんと、ナッパも超サイヤ人に変身できたのだ。
「い、いつの間に変身できたんだ!?」
ラディッツはびっくりした。
「へへ、オレはビッグゲテスターで戦ってた時に、いつの間にか変身できたんだ」
なんとナッパは、新ナメック星でラディッツと未来の悟飯が連れ去られた時に、怒りで超サイヤ人となり、メタルクウラを吹き飛ばしたのだった。
「ははは!三人揃って超サイヤ人とはな。まるで超サイヤ人のバーゲンセールだ!」
ベジータが言うと、三人は一斉に笑い出した。
そして、三人は思い切り組み手をした。
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