Dear Saiyans 24話・恐怖の星喰い星

その時、子どもの悲鳴が響き渡った。
見ると、ナメック星人の子ども達がロボット兵に追いかけられていた。
「何しやがる!!」
ラディッツは思わず飛び出した。
「よせ、ラディッツ!」
「危ないよ!」
ベルとクリスはあわててラディッツを追いかけた。
しかし、ベルとクリスの制止を振り切り、ラディッツは超サイヤ人に変身してロボット兵に拳を振り下ろした。
ところが、ロボット兵は非常に硬く、ラディッツの拳を跳ね返した。
それどころか、ラディッツはあまりの痛さに叫んだ。
「うぉああああ!!痛てぇーーー!!」
「ラディー!大丈夫!?」
クリスはびっくりし、ラディッツを連れ戻した。
さらに、ナッパもターレスも、未来の悟飯もトランクスも、ロボット兵に苦戦していた。
「痛てて!なんだこのロボットは!」
「めちゃくちゃ硬てぇじゃねぇか!どうなってやがる!」
ターレスとナッパは追い詰められたいた。
「くそぉ!ダメージを与えられないどころか、こっちがやられるなんて…」
「これじゃ、手も足も出ない!どうすれば…」
未来の悟飯とトランクスもうろたえていた。
そして混乱しているうちに、ロボット兵がどんどん集まってきた。
すると、しびれを切らしたバーダックが言った。
「むやみやたらに攻撃したってダメだ!!一点に集中して攻撃しろ!!」
するとノーマンは、ひとつのロボット兵に突っ込んだ。
「これでどうだ!」
ノーマンはものすごい勢いで突っ込むと、なんとロボット兵を貫いた。
「どうだ!地球人だってやる時はやるんだぞ」
ノーマンはキリッとして言った。
ラディッツ達は呆然としたが、すぐにまたロボット兵が襲ってきた。
「感心してる場合じゃねぇな!ノーマンと同じように攻撃してみるか!」
ラディッツが言った。
ノーマンと同じく一点に集中して攻撃をしてみると、カウンター攻撃を受けることなくロボット兵を倒すことができた。
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