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Dear Saiyans 24話・恐怖の星喰い星

バーダック達は宇宙船に乗り込み、新ナメック星に向けて出発した。
ノーマンは宇宙船のコンピューターを使って、家族とビデオチャットをした。
妻のイブと子ども達はびっくりした。
「あなた!宇宙の敵と戦うって、そんなの無茶よ!」
イブは涙を流した。
「すまない…。でも、お前達を守る為に力を試したくなったんだ。許してくれ…」
ノーマンは申し訳なさそうに言った。
イブは最初こそは受け入れられなかったが、ノーマンのまっすぐな気持ちをわかってくれた。
「…わかったわ。でも気をつけてね…。私達も地球から応援してるわ。クリス君達によろしく伝えてね」
「ありがとう、母さん!」
ノーマンは涙を流した。



そして、すぐに新ナメック星が見えてきた。
新ナメック星にはすでにビッグゲテスターに壊されかけていた。
「あれがビッグゲテスターか。思ってた以上にデカいな」
スーノが言った。
「一体どんな敵が出るのかしら…。ちょっと怖いけど、戦わなくちゃ!」
トナカが言った。
「…ナメック星人の方々の安否が心配だ…」
未来のトランクスが言った。
バーダックは、ビッグゲテスターのロボット兵に気づかれないように、岩山の多い場所に静かに着陸した。



宇宙船を降りてみると、あちこちから地面が割れる音や大きな機械音が響き渡っていた。
そして、金属の匂いが辺りに漂っていた。
さらに空には、ビッグゲテスターのものと思われるロボット兵が飛び回っていた。
「奴らに気づかれないように、ナメック星人を探さなくてはな…」
バーダックが言った。
「あのロボットに捕まってないといいけど…」
トナカは不安だった。
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