思った以上に手強いバイオ戦士だったが、あっという間に片付けてしまった。
「ふぅ…。結構強かったね…」
悟天は汗を拭って言った。
「でも、ぼくでかかれば大丈夫だよ！ねぇ、ラディー」
「おうよ！オレ達は一流の戦士だからな」
ラディッツとクリスが言った。
「すごいじゃないか！君たちならやってくれると思っていたよ」
サタンはバーダック達に言った。
「やれやれ、都合の良いおっさんだね…」
18号が言った。
「ちくしょう！こうなったらとっておきを見せてやる！」
男爵は地団駄を踏みながらコンピューター装置を使った。
すると、スタジアムの壁や天井が開き、さらに大きな研究所が広がった。
そこには、大きな水槽に入っているバイオ戦士がいた。
「ほぅ、バイオ戦士はこうやって作られるのか…」
バーダックはバイオ戦士が入った水槽を眺めていた。
「なんだか怖いところだね…」
ギネは不安そうに言った。
すると、向こうから悟天とトランクスの叫び声が聞こえた。
「どうした？何があった？」
ラディッツとクリスが駆けつけた。
「ラディッツさんにクリスさん！大変なんだよ！」
トランクスはあわてて二人に言った。
「見て見て！この水槽の中を！」
悟天は水槽を指差して言った。
その水槽の中には、なんとブロリーが眠っていた。
「な、ブロリー！？」
「ブロリーさん！？」
ラディッツとクリスはびっくりして大きな声を出した。
「どうした！？」
バーダックとギネが駆けつけた。
「あれ！？ブロリーさんじゃない！？どうしてここにいるの！？」
ギネはびっくりした。
しかし、バーダックは冷静だった。そしてこう言った。
「いや、こいつもバイオ戦士だ！」