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Dear Saiyans 22話・伝説の超サイヤ人

「あ!悟天君!トランクス君!危ないよ!」
「食べられちゃうよ!離れるんだ!」
クリスとジングルが叫んだ、が…。
悟天とトランクスは無邪気にはしゃぎながら、恐竜に乗ったり、背中の上をジャンプしたりとやりたい放題。
あまりの衝撃っぷりに、呆然とするラディッツ達とクリス達、ビーデル、そして恐竜。
その時、トランクスが恐竜の鼻目掛けてパンチした。恐竜は大きなダメージを食らい倒れた。
思わぬ形で、恐竜は退治された。
「す、すごいね、悟天君とトランクス君…」
クリスは冷や汗を流して言った。
「…オレの出番が…」
ラディッツは力が抜けてしまった。

しかし、何はともあれ村に平和が戻り、村人達はとても喜んだ。
「皆さまのおかげで、村に平和が戻りました。本当にありがとうございました」
村長はラディッツ達とクリス達、そしてビーデル達にお礼を言った。
すると、一人の少女が人混みから飛び出してきた。そして、ラディッツに駆け寄って来た。
「お久しぶりです!ラディッツさん!」
「え?ラディーの知り合い?」
クリスが言うと、ラディッツはハッとした。
「お前は、シャーツ星人の子じゃないか!」
なんと少女は、ベジータ達が制圧したシャーツ星に住んでいたシャーツ星人だったのだ。
彼女は、自分の故郷を荒らされ、家族と離ればなれになっていたにも関わらず、ラディッツはおろか、ナッパのことも恐れず、恨んでもいなかった。
「ねぇ、キミ。ラディー達を怖くないの?」
クリスはおそるおそる言うと、少女は微笑んで言った。
「ううん、今は怖くないわ。あたしは、ラディッツさんに助けてもらったの」
そして、少女はこれまでのことを話した。
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