Dear Saiyans 17話・新たな出会い

そしてしばらく歩いていると、大きな駅が見えてきた。
ラディッツ達は、初めて見る大きな駅に驚いた。
「すげぇな!フリーザの星にも駅があったんだが、こんなに立派な建物なんて見たことがないぞ!」
ラディッツが言った。
「オレとトランクスは、この前ここで花壇の花の世話をしてたけど、駅に入るのは初めてだ」
未来の悟飯が言った。
「ぼくもここで休んだけど、中にレストランとかお店があったんだ」
クリスが言った。
「おぉ、駅にレストランがあったんだ。ちょうどいいね、そこで何か食べようよ」
ジングルが言うと、みんなは賛成した。


彼らは駅のレストランで、昼食を楽しんだ。
ここのレストランの料理は、値段が安くとても美味しかった。
クリス達とサイヤ人達は、名物の料理を食べ、会話をしながら、楽しい正午を過ごした。
「このチャーハン、すごい美味しいな!」
ベルが言った。
普段ナメック星人の食糧は水であり、食べ物は食べないのだが、魔族であるベルは地球の食べ物を食べて過ごしていた。
「地球の食べ物を食べるナメック星人って、珍しいな」
ターレスが言った。
「へへ、よく言われます」
ベルが笑って言った。
「なぁクリス、こんなに良いところに行くなら、オレ達を誘えばよかったのに」
ラディッツはクスクス笑って言った。
「あはは…。本当に悪いことしちゃった…」
クリスが言うと、みんなは笑った。
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