Dear Saiyans 61話・崩壊と悲しみのプロポーズ
そこへ、ラディッツがやってきた。
ラディッツは泣きじゃくるクリスの側にゆっくりと歩み寄り、じっと見つめていた。
「…………ラ、ラディー……」
クリスをゆっくりと顔を上げた。目の前に愛する親友がいる。親子同然のようにだいぶ年が離れているが、クリスにとってはかけがえのない人だ。
フリーザ軍だった頃、ベジータやナッパにいつも怒られ、自分よりも身分の低い兵士にいじめられていた独りぼっちのサイヤ人。クリスはそんなラディッツを放っておけず、フリーザ軍の皇子としての身分を捨てて、彼を死の淵から救った。
ケンカもすることもあった、意見が合わない時もあった……。それだけに、2人は仲良しだ。種族を、身分を越えて手にした、固い絆で結ばれているのだ。
「……クリス。お前は本当によく頑張った……。親友として誇らしいぞ……」
ラディッツは大きな体で、クリスを包み込むように優しく抱きしめた。ラディッツの温かさ、花のような甘い香りがクリスの悲しみを溶かしていった。
「……クリス、聞いてくれ。オレは、お前が好きだ……。親友としてだけじゃねえ。本当の意味で、お前のことが好きなんだ……」
「……ラディー?」
「お前はいつも、オレのことを守ってくれた。もう十分すぎるほどにな。オレはあの日の夜……、お前と体を重ねていたあの夜に誓ったんだ。今度は、お前を守るってな……」
「…………」
「お前が男だってのは分かっている。フリーザ一族だってのもな。だが、そんなことは関係ない。お前を愛してるから……」
「……クスン」
「……クリス、こんなオレを……、落ちこぼれのサイヤ人であるオレを……、弱虫ラディッツと呼ばれていたオレを、助けてくれて……愛してくれて、ありがとうな……」
ラディッツは静かに膝を着き、クリスの小さな手を優しく握った。宝石など何も持っていないが、ラディッツの温かさが伝わってくる。
ラディッツは、息をゆっくりと吸い込んで、そしてゆっくりと吐きながらこう言った。
「……オレと結婚してくれ。これからもオレの側にいてくれ……」
「……!ラディー……!もちろんだよ……、よろしくお願いします……ラディー!」
クリスは涙を流し、声をあげながら泣き出した。これは悲しみではなく、喜びに満ちた涙である。
バーダック達が見守る中、ラディッツとクリスは抱き合い、長く、甘いキスをした。
ラディッツは泣きじゃくるクリスの側にゆっくりと歩み寄り、じっと見つめていた。
「…………ラ、ラディー……」
クリスをゆっくりと顔を上げた。目の前に愛する親友がいる。親子同然のようにだいぶ年が離れているが、クリスにとってはかけがえのない人だ。
フリーザ軍だった頃、ベジータやナッパにいつも怒られ、自分よりも身分の低い兵士にいじめられていた独りぼっちのサイヤ人。クリスはそんなラディッツを放っておけず、フリーザ軍の皇子としての身分を捨てて、彼を死の淵から救った。
ケンカもすることもあった、意見が合わない時もあった……。それだけに、2人は仲良しだ。種族を、身分を越えて手にした、固い絆で結ばれているのだ。
「……クリス。お前は本当によく頑張った……。親友として誇らしいぞ……」
ラディッツは大きな体で、クリスを包み込むように優しく抱きしめた。ラディッツの温かさ、花のような甘い香りがクリスの悲しみを溶かしていった。
「……クリス、聞いてくれ。オレは、お前が好きだ……。親友としてだけじゃねえ。本当の意味で、お前のことが好きなんだ……」
「……ラディー?」
「お前はいつも、オレのことを守ってくれた。もう十分すぎるほどにな。オレはあの日の夜……、お前と体を重ねていたあの夜に誓ったんだ。今度は、お前を守るってな……」
「…………」
「お前が男だってのは分かっている。フリーザ一族だってのもな。だが、そんなことは関係ない。お前を愛してるから……」
「……クスン」
「……クリス、こんなオレを……、落ちこぼれのサイヤ人であるオレを……、弱虫ラディッツと呼ばれていたオレを、助けてくれて……愛してくれて、ありがとうな……」
ラディッツは静かに膝を着き、クリスの小さな手を優しく握った。宝石など何も持っていないが、ラディッツの温かさが伝わってくる。
ラディッツは、息をゆっくりと吸い込んで、そしてゆっくりと吐きながらこう言った。
「……オレと結婚してくれ。これからもオレの側にいてくれ……」
「……!ラディー……!もちろんだよ……、よろしくお願いします……ラディー!」
クリスは涙を流し、声をあげながら泣き出した。これは悲しみではなく、喜びに満ちた涙である。
バーダック達が見守る中、ラディッツとクリスは抱き合い、長く、甘いキスをした。