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Dear Saiyans 16話・孤独の旅路

そして、無事にパオズ山にたどり着いた。未来の悟飯は電車の料金を払うと、運転手にお礼を言った。
「こちらこそ、ご利用下さいましてありがとうございました。またのご乗車をお待ちしております」
運転手は悟空達にお礼を言うと、電車を走らせ去って行った。



やがて、家が見えてきた。クリスにとって、久しぶりの我が家のようだった。
クリスは勇気を出して、玄関のドアを開けた。
「…ただいま…」
「おぉ!!クリスが帰ってきたぞ!!」
クリスの声に、ナッパ達は大喜びだった。
ラディッツはナッパ達に、クリスを見つけたから先に家に戻るように伝えていたため、家でクリス達を待っていたのだ。
「クリス!心配してたんだぞ!」
「っていうか、どうしたんだ?その姿は」
ナッパとターレスは、嬉しくてクリスに抱きついた。
「クリス!もうどこ行ってたんだよ!」
「身体中ボロボロじゃないか。早くご飯食べて、風呂に入ろうぜ!」
ベルとジングルも言った。
クリスは泣きながら、みんなに謝った。
「みんな、ごめんなさい…」
「大丈夫だ、誰も怒っちゃいねぇよ。お前が無事で何よりだ」
ナッパはクリスを撫でて言った。
「フリーザに似てるからって、誰もビビらねぇよ。フリーザはフリーザ、クリスはクリス!姿が似てるだけで、中身は違うんだ」
ターレスはクリスを慰めた。
「この新しい力なら、もっと多くの人たちを守れるかもしれないよ」
ジングルが言った。
「そうだぜ。だから自分にもっと自信を持つんだ」
ベルが言った。
クリスは嬉しかった。
「みんな…。ありがとう…!そして、ごめんなさい…」
すると、キッチンからある人物が来た。
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