Dear Saiyans 10話・新たなる戦いへ

そして、クリスとラディッツ達は若いナメック星人・ネイルに案内され、最長老の家に到着した。
「最長老様、地球から来たという方々をお連れしてまいりました」
ネイルは最長老に挨拶をした。
「どうぞお入りください…」
家の中から声が聞こえると、ネイルはクリス達を中に入れた。
そこにいたのは、年老いた大きなナメック星人だった。
ナメック星を治める最長老だ。
「はじめまして、クリスです…」
クリスは固まりながら挨拶した。
「はじめまして、私は最長老です…」
最長老は微笑みながら挨拶した。
最長老はすぐにクリス達は悪い人ではないと分かってくれた。
「長老・ムーリから話は全て聞きました。ドラゴンボールを使う事を許可しましょう…」
「本当ですか?ありがとうございます!」
クリスがお礼を言った、その時だった。
「おい!ものすごい反応が、ここに向かって来ているぞ!」
ターレスが言った。スカウターがこれまでにない強い反応を感知していた。
「まさか、フリーザ軍か?!」
「…間違いない!早く皆を安全な場所に避難させないと危険だ!」
突然の出来事に、あわただしくなるナメック星。
「ごめんなさい、最長老様。ドラゴンボールは後にします」
クリスは最長老に謝った。
「いいえ。まずはみんなにこの事を伝えねばなりません。クリスさん達、みんなをよろしくお願いします」
「はい!」
クリスとラディッツ達は、ナメック星人達にフリーザ軍が迫っていることを話し、避難させた。
8/10ページ
スキ