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Dear Saiyans 10話・新たなる戦いへ

ーそして1週間が経ち、ナメック星が見えてきた。
ナメック星は地球とは違って、美しい緑色に輝いていた。
「あれがナメック星か。思ってたよりもきれいな所じゃねぇか」
ナッパが言った。
「見た所フリーザ達はまだいないみたい。行こう!」
クリスが言うと、早速着陸態勢に入った。
クリスは、地面を傷つけないように、ゆっくりと着陸させた。
すぐ近くの小さな集落に、大勢のナメック星人が暮らしていた。
ナメック星人達は、突然現れたクリス達に驚いていた。
「ん?何者だ、お前達は?」
若いナメック星人が前に出た。
「ご、ごめんなさい、驚かせてしまって。ぼく達は、あなた方の助けを借りにここにやって来たのです」
「助け、だと?」
若いナメック星人は険しい表情を浮かべて言った。
「ネイル、あまり怖がらせるではないぞ」
現れたのは、年配のナメック星人だった。
「あ、どうも…」
クリスは最初は緊張して声が出なかったが、すぐに心を落ち着かせて、これまでの事や、フリーザ軍がここにやって来る事を詳しく伝えた。
「分かった。では、まずは最長老様に会うといい。最長老様は大きな家にお住まいになられておるから、すぐに分かるはずだ」
「分かりました。ありがとうございます」
クリスとラディッツ達はお礼を言い、早速最長老の家へと向かった。
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