Dear Saiyans 10話・新たなる戦いへ
やがて、メディカルマシンの治療完了のアラームが鳴った。
ターレスとクリスは、ナッパをベッドに寝かせて休ませた。
「ラディッツ、ナッパは生きてるぞ。顔を合わせてやれ」
ターレスはラディッツに言った。
ラディッツは、何も言わずナッパのもとに寄った。
そして、その場から離れなかった。
「うぅ…、ぐふっ!」
しばらくして、ナッパが目を覚ました。
「あれ?ここは、どこだ?」
ナッパは辺りを見回して言った。
「ナッパさん!よかった!気がついた!」
クリスは喜んだ。
「クリス?!なぜこんな所に!?」
ナッパはびっくりした。そして、ラディッツの姿を見てさらにびっくりした。
「な?!ラディッツ!!ここはあの世じゃねぇよな!?」
「違う、オレ達はこいつに助けられたんだ」
ラディッツが言った。
ようやく全て分かったナッパは、ラディッツに抱きついた。
「ラディッツ!お前生きてたんだ!!ったく、心配させやがって!」
ナッパは嬉しくて涙がこぼれた。
「や、やめろナッパ!イテテ!古傷に響くだろ!!」
ラディッツはそう言いつつも、涙を流して抱きしめた。
「よかったな、ラディッツ」
ターレスは鼻をすすって呟いた。
そして、ナッパはみんなに言った。
「オレは今まで、命を軽く見すぎていた。だがベジータの攻撃を受けて、オレ達が手にかけた異星人達の苦しみや恐怖をようやく理解できた…。だが、この罪をどう償えばいいんだ…」
落ち込むナッパに、クリスは優しく言った。
「…実はあの時、ぼく達はベジータさんとナッパさんの戦いを見てたんだ。そしてベジータさんの、ナメック星のドラゴンボールの事を聞いたんだ。それに今…」
「今って?」
「もしかしたら、フリーザがナメック星に向かっているかもしれないんだ!ベジータさんがスカウターをつけてたから…!」
「なんだって?!もしそれが本当だったら、間違いなくフリーザがナメック星を襲うかもしれねぇぞ!」
「こうしちゃいられねぇ!クリス、今すぐ出発しないと間に合わねぇぞ!」
「分かった!今なら宇宙船を動かす事ができるよ!」
「待った!クリス!」
ラディッツが外を見て言った。
「どうしたの?ラディー?」
ターレスとクリスは、ナッパをベッドに寝かせて休ませた。
「ラディッツ、ナッパは生きてるぞ。顔を合わせてやれ」
ターレスはラディッツに言った。
ラディッツは、何も言わずナッパのもとに寄った。
そして、その場から離れなかった。
「うぅ…、ぐふっ!」
しばらくして、ナッパが目を覚ました。
「あれ?ここは、どこだ?」
ナッパは辺りを見回して言った。
「ナッパさん!よかった!気がついた!」
クリスは喜んだ。
「クリス?!なぜこんな所に!?」
ナッパはびっくりした。そして、ラディッツの姿を見てさらにびっくりした。
「な?!ラディッツ!!ここはあの世じゃねぇよな!?」
「違う、オレ達はこいつに助けられたんだ」
ラディッツが言った。
ようやく全て分かったナッパは、ラディッツに抱きついた。
「ラディッツ!お前生きてたんだ!!ったく、心配させやがって!」
ナッパは嬉しくて涙がこぼれた。
「や、やめろナッパ!イテテ!古傷に響くだろ!!」
ラディッツはそう言いつつも、涙を流して抱きしめた。
「よかったな、ラディッツ」
ターレスは鼻をすすって呟いた。
そして、ナッパはみんなに言った。
「オレは今まで、命を軽く見すぎていた。だがベジータの攻撃を受けて、オレ達が手にかけた異星人達の苦しみや恐怖をようやく理解できた…。だが、この罪をどう償えばいいんだ…」
落ち込むナッパに、クリスは優しく言った。
「…実はあの時、ぼく達はベジータさんとナッパさんの戦いを見てたんだ。そしてベジータさんの、ナメック星のドラゴンボールの事を聞いたんだ。それに今…」
「今って?」
「もしかしたら、フリーザがナメック星に向かっているかもしれないんだ!ベジータさんがスカウターをつけてたから…!」
「なんだって?!もしそれが本当だったら、間違いなくフリーザがナメック星を襲うかもしれねぇぞ!」
「こうしちゃいられねぇ!クリス、今すぐ出発しないと間に合わねぇぞ!」
「分かった!今なら宇宙船を動かす事ができるよ!」
「待った!クリス!」
ラディッツが外を見て言った。
「どうしたの?ラディー?」