とある日の前夜
「うちはもう寝るで。まーちゃんも、スマホ見るんはほどほどにしとき?」
「えっ、もうそんな時間ですか?コメント返信終わってないのに……。寝坊したら零士に怒られるだろうし、しょうがない、寝るかー」
そう言いながらも、まひるの手は完全には止まっていない。妥協を許さないアゲハはそれを見過ごさず、厳しさと優しさを織り交ぜて諭す。
「まーちゃん。うちや零士ちゃんが言うから、やない。なんで夜更かししたらあかんか、本当は分かってるやろ?」
「うう、夜更かしは、美容の大敵……。それに、明日は大事な日だから……」
「せや、ちゃんと言えてえらいで。……まあ、SNSでええ顔見せたいのは分かるで。うちも、常に美しいうちを見せるようにしとるからな。でも、だからこそ、うまく立ち回るんや」
アゲハの言葉を聞いたまひるは手を止め、しばらく考え込むとまた素早く動き出す。
「よし……『まだ全員にレスできてないけど、明日早いんだ、ごめんね……その代わり、明日もとびっきり可愛い俺を見せるから、みんなよろしくね♪』っと……。アゲハ様!俺、しっかり寝て、明日も美しく可愛く踊ります!」
「その意気や。ほな、一緒に寝る前のお肌のケアしよか」
「えっ、もうそんな時間ですか?コメント返信終わってないのに……。寝坊したら零士に怒られるだろうし、しょうがない、寝るかー」
そう言いながらも、まひるの手は完全には止まっていない。妥協を許さないアゲハはそれを見過ごさず、厳しさと優しさを織り交ぜて諭す。
「まーちゃん。うちや零士ちゃんが言うから、やない。なんで夜更かししたらあかんか、本当は分かってるやろ?」
「うう、夜更かしは、美容の大敵……。それに、明日は大事な日だから……」
「せや、ちゃんと言えてえらいで。……まあ、SNSでええ顔見せたいのは分かるで。うちも、常に美しいうちを見せるようにしとるからな。でも、だからこそ、うまく立ち回るんや」
アゲハの言葉を聞いたまひるは手を止め、しばらく考え込むとまた素早く動き出す。
「よし……『まだ全員にレスできてないけど、明日早いんだ、ごめんね……その代わり、明日もとびっきり可愛い俺を見せるから、みんなよろしくね♪』っと……。アゲハ様!俺、しっかり寝て、明日も美しく可愛く踊ります!」
「その意気や。ほな、一緒に寝る前のお肌のケアしよか」