02-1.目まぐるしい一日(前編)
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DJのつよしさんが言った通りになったなあ、なんてぼんやり思っていると「食いながらでいいから、よく聞けよ〜?」なんて声が聞こえて、手が止まっていたことに気づく。置いてけぼりにならないよう、食べることに意識を向ける。
「美伽の生活は、俺が保証する。昨日言った通り、そこに住んでいいし、必要なものは揃えてやる。その代わり……お前にはポップンパーティーの手伝いをしてもらう」
パーティーはともかく、ポップン?そういえば、昨日はポップンワールドとか聞いたような。気になる単語がどんどん増えていく。
……って、よく考えたら、生活の条件がパーティーの手伝いってどういうこと?「ポップン」に気を取られてスルーしそうになってしまった。昨日と同じく私だけがついていけてない中、話はすらすらと進んでいく。
「ポップンパーティーってのは、俺主催のパーティーだ。今、まさに支度に取りかかってるとこなんだが……今回はかつてない規模になるからな。もうちょい人手が欲しいと思ってたところなんだ」
「それって、かなりの重労働なんじゃねーか?」
「美伽さんのお体に障らないでございますか?」
「大丈夫だって、仕事量はちゃんと調整するさ」
何やらつよしさん達に心配されている。そんなに大変なことなのかな。何も分からないから、有難いとも嫌だとも思えない。
私、どうしたらいいんだろう。私、どうしたいんだろう……
「お前さ、迷ってるみたいだけど、目の前のことを一つ一つこなしながらゆっくり考えてもいいんだぜ?」
「でも……」
「ここは、イカした音楽とそれを愛するヤツらが集まる世界だ。そんな世界にお前がやってきたのは、きっと意味がある。……そう考えた方が、楽しいだろ?自分なりのやり方とペースで、その意味を見つけてみな」
そんなこと言われたって困る。そう口にするのは簡単なはずなのに、何も言えなくなっていた。私の迷いを消し去らんとするような妙な説得力が、その言葉にはあった。
今までの窮屈な毎日よりは、ずっといい。神様が、それを許すどころかそうしろとまで言っている。少なくとも今は、それでいいのかな、なんて。
そんな思いを抱いた私さえもお見通しなのか、MZDさんが満足そうに頷く。
「よし、今日はポップンワールド生活の第一歩だ!これから買い出しに行ってこい」
そして高らかに、決定事項として告げるその姿に、つい思ってしまった。
目の前のこと一つ一つ、を増やしてるのってこの人だよね、と。
「美伽、MZDはこういうヤツなんだ。だりぃけど、イヤでも慣れちまうと思うぜ……」
「まーまー、これも神のお導き、的な?あ、ちなみにつよし達にはありがたーい話があるから残れよー」
「えぇー、またしょうもないお使いとかか?」
「そうなると、美伽さんがお一人になってしまうのではございませんか?」
「いんや、今回はガチで良い話だし、ちゃーんとこんな時にピッタリなヤツを呼んである。そろそろ着くと思うぜ」
本当に話が早いというか、隙がないというか。感心すら覚えながら、朝食を食べ終わる。話を聞いてる間、何度も手が止まったりそれを叱咤したりだったけど、なんとか置いていかれずに済みそう。
この状況を受け入れてるのか、どうにでもなれっていう自暴自棄なのかは自分でもよく分からないけど、なんだかんだで順応してるな……。次は何が起こるのか、前向きに身構えているとインターホンの音が聞こえた。
後書き
「美伽の生活は、俺が保証する。昨日言った通り、そこに住んでいいし、必要なものは揃えてやる。その代わり……お前にはポップンパーティーの手伝いをしてもらう」
パーティーはともかく、ポップン?そういえば、昨日はポップンワールドとか聞いたような。気になる単語がどんどん増えていく。
……って、よく考えたら、生活の条件がパーティーの手伝いってどういうこと?「ポップン」に気を取られてスルーしそうになってしまった。昨日と同じく私だけがついていけてない中、話はすらすらと進んでいく。
「ポップンパーティーってのは、俺主催のパーティーだ。今、まさに支度に取りかかってるとこなんだが……今回はかつてない規模になるからな。もうちょい人手が欲しいと思ってたところなんだ」
「それって、かなりの重労働なんじゃねーか?」
「美伽さんのお体に障らないでございますか?」
「大丈夫だって、仕事量はちゃんと調整するさ」
何やらつよしさん達に心配されている。そんなに大変なことなのかな。何も分からないから、有難いとも嫌だとも思えない。
私、どうしたらいいんだろう。私、どうしたいんだろう……
「お前さ、迷ってるみたいだけど、目の前のことを一つ一つこなしながらゆっくり考えてもいいんだぜ?」
「でも……」
「ここは、イカした音楽とそれを愛するヤツらが集まる世界だ。そんな世界にお前がやってきたのは、きっと意味がある。……そう考えた方が、楽しいだろ?自分なりのやり方とペースで、その意味を見つけてみな」
そんなこと言われたって困る。そう口にするのは簡単なはずなのに、何も言えなくなっていた。私の迷いを消し去らんとするような妙な説得力が、その言葉にはあった。
今までの窮屈な毎日よりは、ずっといい。神様が、それを許すどころかそうしろとまで言っている。少なくとも今は、それでいいのかな、なんて。
そんな思いを抱いた私さえもお見通しなのか、MZDさんが満足そうに頷く。
「よし、今日はポップンワールド生活の第一歩だ!これから買い出しに行ってこい」
そして高らかに、決定事項として告げるその姿に、つい思ってしまった。
目の前のこと一つ一つ、を増やしてるのってこの人だよね、と。
「美伽、MZDはこういうヤツなんだ。だりぃけど、イヤでも慣れちまうと思うぜ……」
「まーまー、これも神のお導き、的な?あ、ちなみにつよし達にはありがたーい話があるから残れよー」
「えぇー、またしょうもないお使いとかか?」
「そうなると、美伽さんがお一人になってしまうのではございませんか?」
「いんや、今回はガチで良い話だし、ちゃーんとこんな時にピッタリなヤツを呼んである。そろそろ着くと思うぜ」
本当に話が早いというか、隙がないというか。感心すら覚えながら、朝食を食べ終わる。話を聞いてる間、何度も手が止まったりそれを叱咤したりだったけど、なんとか置いていかれずに済みそう。
この状況を受け入れてるのか、どうにでもなれっていう自暴自棄なのかは自分でもよく分からないけど、なんだかんだで順応してるな……。次は何が起こるのか、前向きに身構えているとインターホンの音が聞こえた。
後書き
色んな事が起こる第2話でした。色んな事が起こり過ぎて長くなりそうなので、前後編に分けさせて頂きました。
因みに朝食が具体的に何なのかは、考えるのがめんど…ご想像にお任せしようと判断し描写しませんでした。今後も敢えてふわっとさせとくところが多々あると思うので、皆様にとって一番ご都合の良い妄想で補完してみて下さいませ。
因みに朝食が具体的に何なのかは、考えるのがめんど…ご想像にお任せしようと判断し描写しませんでした。今後も敢えてふわっとさせとくところが多々あると思うので、皆様にとって一番ご都合の良い妄想で補完してみて下さいませ。
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