姿違えど
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最近つよしが冷たい。
……気がする。
私といても無口で、ちっとも楽しそうじゃない。
ここ数週間で前よりかなり仲良くなったと思ったら、この態度。
何か嫌われるようなことしたかな……?
よし、一回話し合ってみよう。
ちゃんと出てくれるか少し心配しながらも、つよしに電話をかける。
──プルルルルッ
『……もしもし』
「もしもし、つよし?私だけど」
『希美?どうした?』
電話越しの声はやっぱりどこか素っ気ない。ちょっと怯みそうになったけど、勇気を出して言ってみる。
「あ、あのさ、明日の5時……会える?」
『……いいけど』
「分かった、ありがとう。待ち合わせはいつもの場所でいいでしょ?」
『ああ』
「それだけ言いたかったの。じゃあね、また明日」
『じゃあな』
──ツーツーツー……
電話が切れて、また不安が押し寄せる。
向き合うって決めたんだから、しっかりしなきゃ……
希美から電話がきた。
やっぱり、俺の悩みバレちまったかな?でも、こんなことアイツには言えねぇよ……
だって俺の悩みって、希美への接し方が分かんなくなっちまったことなんだぜ……
俺の中にはもう一人「俺」がいる。
それが王子だ。
希美と会う時も時々王子の姿で会ったりするけど、アイツはどっちの俺にも同じように接してくれる。しかも可愛いし優しい。
そんな希美に……俺は恋ってやつをしたのかもしれない。
でも、そう思うと何だか恥ずかしくって上手く口をきけなくなって……
ああ、自分が情けねぇ。
そして何より、希美としてはどっちの俺でいてほしいかが問題なんだ。
とはいえ、さっきの電話越しのアイツの声は少し冷たかった。
嫌われてるって勘違いされてるかもな……
……明日、アイツにちゃんと話そう。そして、俺の想いも伝えるんだ。
「上手く言えるか……?いやいや大丈夫!明日こそ言えるはず!!」
まあ念には念をってことで、星にネガイゴトして明日に臨むか!
「世界が平和でありますように……あれ?」
……気がする。
私といても無口で、ちっとも楽しそうじゃない。
ここ数週間で前よりかなり仲良くなったと思ったら、この態度。
何か嫌われるようなことしたかな……?
よし、一回話し合ってみよう。
ちゃんと出てくれるか少し心配しながらも、つよしに電話をかける。
──プルルルルッ
『……もしもし』
「もしもし、つよし?私だけど」
『希美?どうした?』
電話越しの声はやっぱりどこか素っ気ない。ちょっと怯みそうになったけど、勇気を出して言ってみる。
「あ、あのさ、明日の5時……会える?」
『……いいけど』
「分かった、ありがとう。待ち合わせはいつもの場所でいいでしょ?」
『ああ』
「それだけ言いたかったの。じゃあね、また明日」
『じゃあな』
──ツーツーツー……
電話が切れて、また不安が押し寄せる。
向き合うって決めたんだから、しっかりしなきゃ……
希美から電話がきた。
やっぱり、俺の悩みバレちまったかな?でも、こんなことアイツには言えねぇよ……
だって俺の悩みって、希美への接し方が分かんなくなっちまったことなんだぜ……
俺の中にはもう一人「俺」がいる。
それが王子だ。
希美と会う時も時々王子の姿で会ったりするけど、アイツはどっちの俺にも同じように接してくれる。しかも可愛いし優しい。
そんな希美に……俺は恋ってやつをしたのかもしれない。
でも、そう思うと何だか恥ずかしくって上手く口をきけなくなって……
ああ、自分が情けねぇ。
そして何より、希美としてはどっちの俺でいてほしいかが問題なんだ。
とはいえ、さっきの電話越しのアイツの声は少し冷たかった。
嫌われてるって勘違いされてるかもな……
……明日、アイツにちゃんと話そう。そして、俺の想いも伝えるんだ。
「上手く言えるか……?いやいや大丈夫!明日こそ言えるはず!!」
まあ念には念をってことで、星にネガイゴトして明日に臨むか!
「世界が平和でありますように……あれ?」
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