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※貴方の推しメン推したって!の続き? 17歳組がアイドル感覚で好きな女子隊員の話をしています。カップリングの意図はありませんが、嫌な方はプラウザバック。そしてほぼ会話文。
※奈良坂が壊れ気味。
若干ヤンキー臭の漂う先輩連中に、ためらいなく飛び込んでいく同輩を彼らは眺めていた。
「……あいつよく1人で絡みに行けるなー」
「しかもあのテンション」
米屋と出水が口々に言い出す。その場にいる他の同級生も黙って頷いた。
「なんの話してんだろ」
「……どうやら、好きなオペレーターは誰かという話をしているみたいだ」
早乙女の問いに奈良坂が答える。
「お前よく聞こえるな」
「好きなオペレーターって、本気で好きな人の話?」
「いや……もっと軽い。アイドルみたいなノリじゃないか?」
「アイドルかー、じゃあ俺、黒江双葉推し!」
「「ロリコンかよ!」」
米屋の発言に出水と早乙女がつっこむ。その反応を待っていたように、米屋はゲラゲラ笑った。
「金髪ツインテール可愛いじゃん! ちょっと生意気なのもいい。服従させてぇ」
「大丈夫、米屋には絶対服従しないから」
「お前そんなこと考えながら黒江に接してたのかよ。引くわ」
「なんだよ、そういう弾バカは誰推しだよ」
「俺は……三上かな。ちっちゃくて可愛い」
「お前もロリコンじゃねーか!」
「ちっせぇ子が好きなのとロリコンは別だろ!」
「お前ら、声が大きい!」
なんの話をしているんだと周囲がざわつくのを察し、三輪が場を収める。会話のトーンは、少し落とされた。
「じゃあ、秀次は?」
「……俺は別にいいだろう」
「えー私三輪のタイプとか気になるんだけど」
「俺も気になるわー教えろよ三輪」
「…………じゃあ、人見先輩か加賀美先輩」
「……年上好き?」
「お前それ月見さんと加古さんの前でも同じこと言えんの?」
「……!! ……月見さんがタイプです」
「変えた!!」
苦渋の選択をするように答えを変えた三輪に、米屋と出水は爆笑する。奈良坂は聞かれてないといいなーと他人事のように考えていた。
「じゃあ、辻は?」
「ふぁい!?」
苦手な女子に話しかけられたことで、辻は変な声をあげた。今までこの会話には参加しないようにしていたのに、なんで俺に聞くんだと言いたげだ。しかし、誰も助け舟は出さない。
「お、俺は……ひゃみさん以外のじ、女子とは話せないから……!」
「いい加減耐性つけようぜー? 顔はいいんだからさ」
「そうそう。とりあえず、早乙女で練習しろよ」
「あ、私? 辻くーん、元気ー?」
「あ、あう、えっ、えっ?」
「重症すぎる!」
頑なに早乙女と目を合わせず、言葉にならない声をあげる辻に、出水と米屋は腹を抱える。三輪と奈良坂も吹き出すのを堪えていた。
「いやあ、これは私ではどうにも出来ないですね」
「俺たちもどうにも出来ねーわ」
「な、奈良坂は」
「何? 辻ちゃん」
「奈良坂だけ、聞いてない……」
「ん? ああ、そういやそーだな」
辻が小さく呟いたことで、視線は奈良坂に集まった。奈良坂はコーヒーを飲み込むと、口を開く。
「俺は、宇佐美かな」
「おっ栞かー」
「なんで宇佐美ちゃん?」
「気が利くし、しっかりしてる。黒髪ロングに眼鏡が可愛いと思う」
「なるほどー」
「それに章平が惚れてるから、横取りしたらどんな顔するのか見たい」
「「「「「…………!?」」」」」
奈良坂の発言に、その場の空気が凍る。
「…………冗談だ」
「いやいやいやいや」
「怖ーよ!」
「闇が深いよ!」
「悩みがあるなら聞くぞ?」
その後、この集まりは奈良坂透の心の闇を癒す会へと移行した。
※奈良坂が壊れ気味。
若干ヤンキー臭の漂う先輩連中に、ためらいなく飛び込んでいく同輩を彼らは眺めていた。
「……あいつよく1人で絡みに行けるなー」
「しかもあのテンション」
米屋と出水が口々に言い出す。その場にいる他の同級生も黙って頷いた。
「なんの話してんだろ」
「……どうやら、好きなオペレーターは誰かという話をしているみたいだ」
早乙女の問いに奈良坂が答える。
「お前よく聞こえるな」
「好きなオペレーターって、本気で好きな人の話?」
「いや……もっと軽い。アイドルみたいなノリじゃないか?」
「アイドルかー、じゃあ俺、黒江双葉推し!」
「「ロリコンかよ!」」
米屋の発言に出水と早乙女がつっこむ。その反応を待っていたように、米屋はゲラゲラ笑った。
「金髪ツインテール可愛いじゃん! ちょっと生意気なのもいい。服従させてぇ」
「大丈夫、米屋には絶対服従しないから」
「お前そんなこと考えながら黒江に接してたのかよ。引くわ」
「なんだよ、そういう弾バカは誰推しだよ」
「俺は……三上かな。ちっちゃくて可愛い」
「お前もロリコンじゃねーか!」
「ちっせぇ子が好きなのとロリコンは別だろ!」
「お前ら、声が大きい!」
なんの話をしているんだと周囲がざわつくのを察し、三輪が場を収める。会話のトーンは、少し落とされた。
「じゃあ、秀次は?」
「……俺は別にいいだろう」
「えー私三輪のタイプとか気になるんだけど」
「俺も気になるわー教えろよ三輪」
「…………じゃあ、人見先輩か加賀美先輩」
「……年上好き?」
「お前それ月見さんと加古さんの前でも同じこと言えんの?」
「……!! ……月見さんがタイプです」
「変えた!!」
苦渋の選択をするように答えを変えた三輪に、米屋と出水は爆笑する。奈良坂は聞かれてないといいなーと他人事のように考えていた。
「じゃあ、辻は?」
「ふぁい!?」
苦手な女子に話しかけられたことで、辻は変な声をあげた。今までこの会話には参加しないようにしていたのに、なんで俺に聞くんだと言いたげだ。しかし、誰も助け舟は出さない。
「お、俺は……ひゃみさん以外のじ、女子とは話せないから……!」
「いい加減耐性つけようぜー? 顔はいいんだからさ」
「そうそう。とりあえず、早乙女で練習しろよ」
「あ、私? 辻くーん、元気ー?」
「あ、あう、えっ、えっ?」
「重症すぎる!」
頑なに早乙女と目を合わせず、言葉にならない声をあげる辻に、出水と米屋は腹を抱える。三輪と奈良坂も吹き出すのを堪えていた。
「いやあ、これは私ではどうにも出来ないですね」
「俺たちもどうにも出来ねーわ」
「な、奈良坂は」
「何? 辻ちゃん」
「奈良坂だけ、聞いてない……」
「ん? ああ、そういやそーだな」
辻が小さく呟いたことで、視線は奈良坂に集まった。奈良坂はコーヒーを飲み込むと、口を開く。
「俺は、宇佐美かな」
「おっ栞かー」
「なんで宇佐美ちゃん?」
「気が利くし、しっかりしてる。黒髪ロングに眼鏡が可愛いと思う」
「なるほどー」
「それに章平が惚れてるから、横取りしたらどんな顔するのか見たい」
「「「「「…………!?」」」」」
奈良坂の発言に、その場の空気が凍る。
「…………冗談だ」
「いやいやいやいや」
「怖ーよ!」
「闇が深いよ!」
「悩みがあるなら聞くぞ?」
その後、この集まりは奈良坂透の心の闇を癒す会へと移行した。