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諏訪さんのお家にお邪魔して数十分。諏訪さんは私を放ったらかして、推理小説に夢中だ。そりゃ、私が諏訪さんがお休みだって聞いて押し掛けたんだけどさ。もうちょっと、構って欲しい。
「諏訪さーん」
「んー?」
「構ってー」
「今いいところなんだよ」
素直に甘えてみても、諏訪さんの目線は小説から離れない。そんなに面白いのだろうか。本にまで嫉妬するなんて、私はかなり諏訪さんに毒されている。
「諏訪さん」
「…………」
「すーわーさーん」
「…………」
「諏訪さん諏訪さん諏訪さん」
「だあーうるっせえあき!」
ぱたん! と諏訪さんは本を閉じた。そうしてタバコの火を消し、私を抱きかかえる。
「ったく、とんだ構ってちゃんだぜ」
「遊びにきたんだから構ってよー」
「へいへい」
言葉に反して、満更でもなさそうに微笑む。あ、その表情好き。
「嫌だって言ってもやめてやんねーからな」
そう言って、塞がれる唇。ついばむようなキスを繰り返したあと、より深いものに変わっていく。酸素を奪われる感覚に酔わされる。諏訪さんの口は、大人の味がする。
「ん、んう。に、苦い……」
「はは、まだまだお子ちゃまだな」
言葉では子供扱いするけれど、行動には容赦なんてない。接吻で力の抜けた私を担いで、スタスタとベットルームに連れていかれる。どさっとベットに落とされ、あっという間に逃げられなくなる。こうやって諏訪さんに追い詰められる感覚が好きだ。額と額がくっつき、至近距離で見つめ合う。
「今日はもう帰さねぇぞ」
最初からそのつもりだよ。笑顔で応えれば、また熱い口づけが待っていた。そのまま、私は諏訪さんに身を委ねた。
「諏訪さーん」
「んー?」
「構ってー」
「今いいところなんだよ」
素直に甘えてみても、諏訪さんの目線は小説から離れない。そんなに面白いのだろうか。本にまで嫉妬するなんて、私はかなり諏訪さんに毒されている。
「諏訪さん」
「…………」
「すーわーさーん」
「…………」
「諏訪さん諏訪さん諏訪さん」
「だあーうるっせえあき!」
ぱたん! と諏訪さんは本を閉じた。そうしてタバコの火を消し、私を抱きかかえる。
「ったく、とんだ構ってちゃんだぜ」
「遊びにきたんだから構ってよー」
「へいへい」
言葉に反して、満更でもなさそうに微笑む。あ、その表情好き。
「嫌だって言ってもやめてやんねーからな」
そう言って、塞がれる唇。ついばむようなキスを繰り返したあと、より深いものに変わっていく。酸素を奪われる感覚に酔わされる。諏訪さんの口は、大人の味がする。
「ん、んう。に、苦い……」
「はは、まだまだお子ちゃまだな」
言葉では子供扱いするけれど、行動には容赦なんてない。接吻で力の抜けた私を担いで、スタスタとベットルームに連れていかれる。どさっとベットに落とされ、あっという間に逃げられなくなる。こうやって諏訪さんに追い詰められる感覚が好きだ。額と額がくっつき、至近距離で見つめ合う。
「今日はもう帰さねぇぞ」
最初からそのつもりだよ。笑顔で応えれば、また熱い口づけが待っていた。そのまま、私は諏訪さんに身を委ねた。