short-1-
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
ボーダー本部内の廊下。大好きな後輩の赤い隊服を発見。特攻します!
「さっとりー!!」
「うわあ!」
後ろから飛びつき抱きついて、すべすべもちもちの佐鳥の頬っぺたをすりすりする。あーかわいい佐鳥かわいい。
「先輩、ちょ、離して!」
「えー断る」
佐鳥の頬は赤く染まって熱を持っている。その反応が初々しくて、さらにすりすりしちゃう。佐鳥はジタバタと暴れて、私を振り落とした。あーん、もっともっと! 逃げようとする佐鳥の袖口を掴む。
「ほんと、勘弁してってば!」
「だって、佐鳥可愛いんだもん」
「可愛くないから、離して!」
腕をぶんぶん振り回す佐鳥はやっぱり可愛い。食べちゃいたいくらい。あまりに私が掴むので、佐鳥は私の両手首を押さえつけた。
「きゃ、佐鳥ったら大胆」
「早乙女先輩! やめて、嫌いになりますよ?」
「佐鳥、私のこと嫌いなの?」
「……嫌い、じゃないですけど」
「じゃあ、好き?」
「…………」
沈黙は肯定と捉えます。佐鳥も私のことが好き! 決定!
「ねー、佐鳥、ちゅーして?」
「……なんでそうなるんですか」
「ちゅーしてくれたら今日は退散する」
「…………!!」
「ほら、お姉さんとちゅーしよ?」
んーと唇を突き出すと、これ以上ないくらい佐鳥は真っ赤になる。ついには、わなわなと震え出した。
「佐鳥をからかうのも大概にしてください!」
あらん限りの大声を出して、佐鳥は私を振り払う。そのまま猛ダッシュで逃げ出してしまった。別に、からかってるわけじゃなくて本気なんだけどな。
「大好きだよ、佐鳥」
見えなくなった背中に呟く。嫌われたくないから、今日はもう追いかけるのはやめておこう。佐鳥の唇を奪う日を夢に見て、私は今日も後輩に全力で恋している。
「さっとりー!!」
「うわあ!」
後ろから飛びつき抱きついて、すべすべもちもちの佐鳥の頬っぺたをすりすりする。あーかわいい佐鳥かわいい。
「先輩、ちょ、離して!」
「えー断る」
佐鳥の頬は赤く染まって熱を持っている。その反応が初々しくて、さらにすりすりしちゃう。佐鳥はジタバタと暴れて、私を振り落とした。あーん、もっともっと! 逃げようとする佐鳥の袖口を掴む。
「ほんと、勘弁してってば!」
「だって、佐鳥可愛いんだもん」
「可愛くないから、離して!」
腕をぶんぶん振り回す佐鳥はやっぱり可愛い。食べちゃいたいくらい。あまりに私が掴むので、佐鳥は私の両手首を押さえつけた。
「きゃ、佐鳥ったら大胆」
「早乙女先輩! やめて、嫌いになりますよ?」
「佐鳥、私のこと嫌いなの?」
「……嫌い、じゃないですけど」
「じゃあ、好き?」
「…………」
沈黙は肯定と捉えます。佐鳥も私のことが好き! 決定!
「ねー、佐鳥、ちゅーして?」
「……なんでそうなるんですか」
「ちゅーしてくれたら今日は退散する」
「…………!!」
「ほら、お姉さんとちゅーしよ?」
んーと唇を突き出すと、これ以上ないくらい佐鳥は真っ赤になる。ついには、わなわなと震え出した。
「佐鳥をからかうのも大概にしてください!」
あらん限りの大声を出して、佐鳥は私を振り払う。そのまま猛ダッシュで逃げ出してしまった。別に、からかってるわけじゃなくて本気なんだけどな。
「大好きだよ、佐鳥」
見えなくなった背中に呟く。嫌われたくないから、今日はもう追いかけるのはやめておこう。佐鳥の唇を奪う日を夢に見て、私は今日も後輩に全力で恋している。