転生したら天国でした.3
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
──────── 夢を見た。
透きとおった川の中を、泳いでいる。小さな手とやわらかい腕で水をかき、細い足を動かして進む。こぽ、と息を吐き出すと、あぶくがきらきら
「ぷはっ」
ぱしゃんと水から顔を出すと、幼稚園児くらいのハルとマコも顔を出していた。ハルは息を吸い込んでから、また潜る。小さなイルカみたいにすいすい泳ぐハルを、マコと一緒に眺めた。
「ハルちゃんも千花ちゃんも、およぐのじょうずだねぇ」
マコの目の中に、太陽のかけらを見つける。とても楽しそうにキラキラ光っていて、私も何だか楽しくなってくる。マコが笑顔だと、私も嬉しい。
「マコ、およぐのたのしい?」
そう聞くと、マコは開いたばかりの朝顔みたいに笑って答えた。
「うん! ぼく、ハルちゃんと千花ちゃんとおよぐの、すっごくたのしい!」