メガネっ子さんの5つの苦悩
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おやつの時間も過ぎた頃、家事を済ましてのんびりぼんやりと外を眺めていたら、見慣れた姿が目に飛び込んできた。
その見慣れた学校帰りの新八くんに大きく手を振りながら、おーいと声をかけてみる。
一瞬驚いた表情をした新八くんだったが、声で分かってくれたのかすぐにこちらを見上げて小さく手を振り返してくれた。
あーなんて素直な子なんだろう。
「今帰りなんだねー」
「そうですー!一旦帰ってからスーパーに買い出しなんですー!特売ですよー!」
「えっ、まじか!私も一緒に行く!」
「分かりましたー!着替えてから出てきますねー!」
すっかり顔見知りになった新八くんは、こうやって特売なんかも教えてくれるから重宝している。
癒し系なのにしっかり者なんて、誰得かっていったら確実に俺得だ。いや私は男ではないけれどね。
新八くんの返事に頷き、しっかり戸締りをして家を出ると、少し経ってから新八くんは私の前に現れた。
Tシャツにちょっと緩いパンツで出てきた新八くん、いかにも学生らしくていい。
「ぽん子さんはお休みだったんですね」
「そうだよ~、ぼんやり過ごしちゃった」
「あぁ…想像つきます」
だよねぇ~家事は済ましてるけどね~なんて軽口を叩きながら歩けば、もうスーパーはすぐそこ。
テキパキとカートを押しながら動き回る新八くんについて回り、買い物を済ました私と新八くんは再び歩いて自宅へと帰る。
「いやぁ、新八くんと一緒だと無駄な買い物もしないし時間かからないから良いわぁ。お母さんみたいで頼もしいよ。今度ご飯作りに来てよお母さん。持ってきてもいいよ」
「いや僕、お母さんじゃないですから。ぽん子さんの方が4つか5つか上なんですからね…」
妙ちゃんと二人分の食材を買って、両手にそれぞれ袋を提げて歩く新八くんから冷たい目をされたが、私は気にせず上機嫌に歩く。
新八くんのおかげで無駄なく買い物が出来て良かったと横を向けば、大きな瞳とパチンと目が合った。
「どうかしましたか?」
「いやぁ、何でもないよ」
そしてちょっとした悪戯を思いついてしまった私は、早速行動に移すことにした。
素早く新八くんの前にまわると、新八くんはキョトンとした顔で私に「何です?」 と問いかけたが、私はニヤリと笑って新八くんから大事な眼鏡を奪い取った。
「うわっ、ちょ、ちょっとォ!ぽん子さん!」
両手が塞がって取り返すことも出来ずにいる新八くんにケラケラ笑いながらちょっと離れると、彼は困った顔でゆっくりこちらへ近づいてくるがその足取りは不安そうだ。
やっぱり見えないのって怖いんだろうなと思っていると、後ろからこちんと頭に軽く衝撃が走った。
振り向くと、苦笑した妙ちゃんがチョップのポーズで私の後ろに立っていた。どうやら妙ちゃんも学校帰りのようで、まだ制服姿のままだ。
「ちょっと、ぽん子さん?うちの弟で遊ばないで下さいね?」
「あっはい、ごめんなさい」
新八くんはともかく妙ちゃんは怒らせると非常に怖いので、大人しく手の中の眼鏡の弦をそっと新八くんの耳に掛ける。
人から掛けられることなんてきっと滅多に無いのだろう。少し目を細めてじっとしているのがちょっと可愛くて、ついでに丸っこい頭を撫でておいた。
「もうしないから許してカーチャン」
「いや、誰が母ちゃんですか」
「そうよ~ぽん子さん、母ちゃんじゃなくてお手伝いさんよ」
「ちょっと姉上!弟のこと何だと思ってんのォォ!?」
三人並びながら歩いていると、あっという間に家に着いてしまった。
楽しかった時間もこれでおしまい。明日からまた仕事に励まなくてはならない。
「あっ、ぽん子さん!」
荷物を玄関に置いた新八くんから声を掛けられて振り向くと、妙ちゃんと二人で笑顔で並んでいる。
「今度、ご飯でも食べに来てくださいね!」
「ご飯は賑やかな方がいいですからね」
二人のきらきらな眩しい笑顔に、なんだか嬉しい気持ちになって私は手を振って「ありがとう!」と返事をして自宅に帰った。
近所に住む志村姉弟は、今日も可愛くて私を癒してくれました。
急にメガネを奪われた時の恐怖
その見慣れた学校帰りの新八くんに大きく手を振りながら、おーいと声をかけてみる。
一瞬驚いた表情をした新八くんだったが、声で分かってくれたのかすぐにこちらを見上げて小さく手を振り返してくれた。
あーなんて素直な子なんだろう。
「今帰りなんだねー」
「そうですー!一旦帰ってからスーパーに買い出しなんですー!特売ですよー!」
「えっ、まじか!私も一緒に行く!」
「分かりましたー!着替えてから出てきますねー!」
すっかり顔見知りになった新八くんは、こうやって特売なんかも教えてくれるから重宝している。
癒し系なのにしっかり者なんて、誰得かっていったら確実に俺得だ。いや私は男ではないけれどね。
新八くんの返事に頷き、しっかり戸締りをして家を出ると、少し経ってから新八くんは私の前に現れた。
Tシャツにちょっと緩いパンツで出てきた新八くん、いかにも学生らしくていい。
「ぽん子さんはお休みだったんですね」
「そうだよ~、ぼんやり過ごしちゃった」
「あぁ…想像つきます」
だよねぇ~家事は済ましてるけどね~なんて軽口を叩きながら歩けば、もうスーパーはすぐそこ。
テキパキとカートを押しながら動き回る新八くんについて回り、買い物を済ました私と新八くんは再び歩いて自宅へと帰る。
「いやぁ、新八くんと一緒だと無駄な買い物もしないし時間かからないから良いわぁ。お母さんみたいで頼もしいよ。今度ご飯作りに来てよお母さん。持ってきてもいいよ」
「いや僕、お母さんじゃないですから。ぽん子さんの方が4つか5つか上なんですからね…」
妙ちゃんと二人分の食材を買って、両手にそれぞれ袋を提げて歩く新八くんから冷たい目をされたが、私は気にせず上機嫌に歩く。
新八くんのおかげで無駄なく買い物が出来て良かったと横を向けば、大きな瞳とパチンと目が合った。
「どうかしましたか?」
「いやぁ、何でもないよ」
そしてちょっとした悪戯を思いついてしまった私は、早速行動に移すことにした。
素早く新八くんの前にまわると、新八くんはキョトンとした顔で私に「何です?」 と問いかけたが、私はニヤリと笑って新八くんから大事な眼鏡を奪い取った。
「うわっ、ちょ、ちょっとォ!ぽん子さん!」
両手が塞がって取り返すことも出来ずにいる新八くんにケラケラ笑いながらちょっと離れると、彼は困った顔でゆっくりこちらへ近づいてくるがその足取りは不安そうだ。
やっぱり見えないのって怖いんだろうなと思っていると、後ろからこちんと頭に軽く衝撃が走った。
振り向くと、苦笑した妙ちゃんがチョップのポーズで私の後ろに立っていた。どうやら妙ちゃんも学校帰りのようで、まだ制服姿のままだ。
「ちょっと、ぽん子さん?うちの弟で遊ばないで下さいね?」
「あっはい、ごめんなさい」
新八くんはともかく妙ちゃんは怒らせると非常に怖いので、大人しく手の中の眼鏡の弦をそっと新八くんの耳に掛ける。
人から掛けられることなんてきっと滅多に無いのだろう。少し目を細めてじっとしているのがちょっと可愛くて、ついでに丸っこい頭を撫でておいた。
「もうしないから許してカーチャン」
「いや、誰が母ちゃんですか」
「そうよ~ぽん子さん、母ちゃんじゃなくてお手伝いさんよ」
「ちょっと姉上!弟のこと何だと思ってんのォォ!?」
三人並びながら歩いていると、あっという間に家に着いてしまった。
楽しかった時間もこれでおしまい。明日からまた仕事に励まなくてはならない。
「あっ、ぽん子さん!」
荷物を玄関に置いた新八くんから声を掛けられて振り向くと、妙ちゃんと二人で笑顔で並んでいる。
「今度、ご飯でも食べに来てくださいね!」
「ご飯は賑やかな方がいいですからね」
二人のきらきらな眩しい笑顔に、なんだか嬉しい気持ちになって私は手を振って「ありがとう!」と返事をして自宅に帰った。
近所に住む志村姉弟は、今日も可愛くて私を癒してくれました。
急にメガネを奪われた時の恐怖
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