内容に深く関わるため、主人公の名前変更の際は犬関係の名前をおすすめします。
吾輩は犬である
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急速に意識が上昇する。素早くロボットモードに切り替え、状況を察知しようと努めるが背後の壁にぶつかったことで失敗した。ひっくり返った__はふと、隅の方に見た事の無い生命体がこちらを凝視していることに気がついた。自身の何倍も小さい体だが侮ってはいけない。そう考えた__は目を逸らさない。それが数分経った頃、目の前の生命体は何かを話しながら近付いてきた。__は後退りを出来るだけしつつもインターネットで生命体が話している言語を検索した。
「大丈夫、大丈夫だから。何もしないよ。安心して。」
『使用言語は日本語、黒色の頭髪と眼球とパーツから予測するに日本人?身体的特徴から人間のメス、齢約16~18だと推測。ここはガレージ?軽トラックがある。』
「えっ!あ、うん。そうだけど……」
__の先程までの殺意のような、警戒心の塊のような視線は無くなり、代わりにキュルキュルと音を立てている。
一方、目の前の少女は自身の見た目から得られる情報をツラツラと並べられ少しばかり困惑した。
「えーと、君は車……だよね?だって、あたしが貰った時は車だったし……でも今はアニメとか漫画とかにしか出てこないロボットになってる。えーと……どこから来たかわかる?名前は?」
『水の中から上がったら気を失った。名前はわからない。』
困ったように唸りながら少女は__の瞳を見つめている。しかし、__の瞳は動かない。実際に__には心象世界と海中の記憶しかないのだ。互いにどうすることも出来ない。それに申し訳ないと感じた__は視線を背けた。
「あたしは夏川碧 。君に名前がないならあたしが付けてもいい?もちろん、君次第だけど。」
断る理由がない__は確かに首を縦に振ると、少女――碧は嬉しそうに笑った。
「じゃあ……そことそこが犬っぽいし、あたしの好きな犬から取って"ボーダーコリー"はどう?」
碧の細い指は__の頭部と腰部を示していたが__からは見え辛く苦労していると碧が手鏡で金属の体を映した。
頭部には垂れた犬の耳とそっくりな装飾が、腰部には尻尾のような装飾が付いており、どちらも動いている。
『確かに犬のようだ。』と呟いた__の表情には笑みが浮かんでいた。
『ボーダーコリー……いい名。ありがとう、夏川碧さん。』
「あはは!碧でいいよ。これからよろしくね、ボーダーコリー!」
『こちらこそよろしく、碧。』
シャッターが閉じられたガレージには赤い夕焼けが、一人の少女と一体の機械生命体が微笑みながら手を取り合っている姿を映すように細く照らしていた。
「大丈夫、大丈夫だから。何もしないよ。安心して。」
『使用言語は日本語、黒色の頭髪と眼球とパーツから予測するに日本人?身体的特徴から人間のメス、齢約16~18だと推測。ここはガレージ?軽トラックがある。』
「えっ!あ、うん。そうだけど……」
__の先程までの殺意のような、警戒心の塊のような視線は無くなり、代わりにキュルキュルと音を立てている。
一方、目の前の少女は自身の見た目から得られる情報をツラツラと並べられ少しばかり困惑した。
「えーと、君は車……だよね?だって、あたしが貰った時は車だったし……でも今はアニメとか漫画とかにしか出てこないロボットになってる。えーと……どこから来たかわかる?名前は?」
『水の中から上がったら気を失った。名前はわからない。』
困ったように唸りながら少女は__の瞳を見つめている。しかし、__の瞳は動かない。実際に__には心象世界と海中の記憶しかないのだ。互いにどうすることも出来ない。それに申し訳ないと感じた__は視線を背けた。
「あたしは
断る理由がない__は確かに首を縦に振ると、少女――碧は嬉しそうに笑った。
「じゃあ……そことそこが犬っぽいし、あたしの好きな犬から取って"ボーダーコリー"はどう?」
碧の細い指は__の頭部と腰部を示していたが__からは見え辛く苦労していると碧が手鏡で金属の体を映した。
頭部には垂れた犬の耳とそっくりな装飾が、腰部には尻尾のような装飾が付いており、どちらも動いている。
『確かに犬のようだ。』と呟いた__の表情には笑みが浮かんでいた。
『ボーダーコリー……いい名。ありがとう、夏川碧さん。』
「あはは!碧でいいよ。これからよろしくね、ボーダーコリー!」
『こちらこそよろしく、碧。』
シャッターが閉じられたガレージには赤い夕焼けが、一人の少女と一体の機械生命体が微笑みながら手を取り合っている姿を映すように細く照らしていた。
