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あなたを見つめている

晴天の青空とエミーよりも背の高いひまわり畑。
レンガで出来た風車の下。
エミーは来るかどうかもわからない人を待っていた。
走ってきたソニックによって風が吹く。

「お待たせ」

「うそ!? ほんとに来た」

「なんだ? 来ちゃダメだったか?」

「そんなわけないでしょ、すっごく嬉しい」

妙な間があり、エミーはその場から動かない。

「どうした? 行かないのか?」

エミーはソニックの前で一回転した。

「ねぇ、何か言うことあるでしょ?」

「別にないけど?」

「ファッション!! 見て、この青いワンピースと麦わら帽子! すごくかわいいでしょ?」

青空のような鮮やかな色のワンピースが微かに舞う。ピンク色の頭にはシンプルなデザインの麦わら帽子を被っていた。

「あー、うん、いいんじゃないか?」

 ソニックはこめかみをポリポリと掻きながら、困ったように苦笑いする。
 
「リアクションが良くない! ここはエミーなんてかわいいんだ! これは結婚しかないな!って言うところでしょ!」

「結婚はノーセンキュー」

 ソニックは走っていってしまった。
エミーは頬を膨らませる。

「あとで覚えてなさいよー。今日はもう絶対離さないんだから!」

物陰から怪しい人影がこちらを見ていた。
それからしばらくしてひまわり畑を散策するソニックとエミー。
ただし先ほどと違うのは。

「エミー、そんなに引っ付くなって歩きにくいだろ?」

「だってアンタ、離したらすぐどっか走っていくんだもん」

エミーがソニックの腕をがっちりとホールドしていた。

「そうだっけか?」

ソニックは腕を抜こうにもまったく微動だにしないので気をそらそうととぼけてみせる。

「トゥインクルパークでアタシのこと放っていったし」

「あれは気付いたらお前が隣にいなくて」

「グランドメトロポリスの時なんてやられたふりしてまで逃げたしぃー」

「あれは……先を急いでたもんで」

「それにぃーそれにぃー」

「わかった、わかった。今日は絶対どこかへ行ったりしないから」

「ほんと?」

「Of course」

「じゃあ約束して。今日はアタシがいいって言うまで勝手にどこかへ行かないこと。面白そうなことがあったら、アタシも絶対連れていってね! 約束!!」

「OK 約束だ」
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