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あなたを見つめている

店長の本気の目にソニックは苦笑する。
  
「ずいぶん大げさだな」 

 撮影会が終わり、かき氷のお店をあとにするソニックとエミー。
 
「やっぱりソニックはみんなの人気者ね」

「まあ悪い気はしないね」

和やかな空気をぶち壊すかの如く。 
上空に突然、空を飛ぶ巨大艦隊が現れた。そこにはお馴染みの髭のマークの描かれている。
ソニックはエッグマンの艦隊を睨みつける。
 
「ソニック……」

「わかってるって、今日は1日デートだろ。そんな顔するなよ。約束は守るさ」

「あのね」
 
「大丈夫だ、シャドウやほかの奴等だっているんだ、たまに俺が行かないぐらいでどうにかなったりしないさ」

「もういい。デートはおしまい!」

「どうしたんだ?」

「だってここでエッグマンを追いかけないソニックなんてソニックじゃないでしょ。デートはまた今度いっぱーいいっぱーいしてもらうんだから!」

「Thanks! エミー」

ソニックが走り出そうとした瞬間、トルネード号のエンジン音が聞こえてきた。ソニックは上を見る。

「ソニックー! エミー!」

テイルスがトルネード号から手を振っていた。

「Nice!」

「テイルスちょうど良いところに!」

「ルージュからソニックが近くにいるって聞いたから急いで来たんだ。間に合ったみたいだね」

念入りにおしゃれをしているエミーを見てテイルスは困った顔をする。

「ボク、お邪魔だったかな」

「いやそんなことないさ。デートは終わったし、早くエッグマンのところへ行こうぜ。もたもたしてたら先を越されそうだ」
 
「さあ、行くわよ!」

エミーはすでにトルネード号にちゃっかり乗っている。

「あのヒゲ親父! アタシとソニックのデートを邪魔したお返しにアタシのハンマーでボッコボコにしてやるんだから!」
 
「今日のために買った服じゃなかったのか? 汚れるぞ」

「そんなことよりもソニックとの冒険のほうが大事に決まってるでしょ。さあ、テイルス! 早く早く!」

「えっ、ほんとに行くの?」
トルネード号にテイルスは乗り込む。
 
「とーぜん!」

「やっぱりエミーはこうでないとね」

ソニックはニッと1人で笑った。

「ソニック、今何か言った?」

エミーが尋ねる。どうやらエンジン音で聞こえていなかったようだ。

「別に何も」

ソニックはトルネード号に飛び乗る。
  
「もたもたしてるとパーティーに遅れちまう。Here we go!」
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