あなたを見つめている
「大方、GUNの依頼でシャドウが壊滅させた組織の残当ってところだろ?」
「話が早いわね。それともお得意の勘かしら?」
「鼻が利くんでね」
「こいつら、オツム弱い癖に胆力だけはあるのよねー。だいたいこんな雑魚、いちいちあいつが覚えてるわけないでしょ。それにこいつら、この前はシルバーに突っかかってたみたいだし」
ソニックはため息をつく。
「人違いも大概にしろよな、まったく」
「さてと、GUNに連絡も終わったし邪魔者は退散させてもらうわ」
「ここ、今はオレの貸切なんだ、お前も食っていくか?」
「うーん、やめとくわ。こう見えてもアタシ忙しいの」
ルージュはウインクした。
「ドクターの目撃情報がこの辺りであったからアタシのお仕事の邪魔しないで」
「お前に借りを作る方が高くつきそうだぜ」
ソニックは店内に戻った。
「ただいま」
「それでね、なんとその助けてくれた狼さんは実は姿を変えられてたソニックだったのよ!」
「エミー、お前、何の話をして」
「ソニックのかっこいい話を聞きたいっていうから。待ってまだまだいっぱいあるわよ。この前の誕生日パーティーの時は」
「その話はダメだ」
「あ、そうね。アタシったらうっかりしてたわ」
「ところでそこのおねえさん、オレに何か言いたいことでもありそうだな」
「ソニックさん、その良かったら写真を撮ってもいいですか?」
「そんなことかお安い御用さ」
「待って」
ソニックを撮ろうとした女性店員にエミーは声をかける。
「せっかくだし、ソニックと一緒に写ったら? アタシが撮ってあげる」
「えっ、そんな悪いですよ」
「別にオレは構わないぜ」
「ほら、決まり!」
ほかの店員がそれを聞いて驚く。
「「いいなーズルい」」
「もちろん全員、順番にだ」
「ソニックさん、悪いですよ」
「別にこれぐらいどうってことないさ。店長もどうだ?」
「私もいいんですか!? 是非お願いします。お店には飾りません。家宝にします」