おかずクレープの話
クリームの家のキッチンを借りて、エミーとクリームは生地を混ぜていた。テイルスはぶどうを房から取っている。
ナックルズが扉から入ってきた。
「表の準備は終わったぞ。ったく、なんで俺が」
「レディに力仕事させる気? それに働かざる者食うべからずよ」
「買い出しも表にベンチをセットするもの手伝ってやったじゃねぇか。俺が言いたいのは今、現在サボってるあいつはどうなんだって話だ」
「ソニックが気分屋なのはいつものことじゃない」
エミーがチリソースが入った瓶を用意しているのを見て、ナックルズは瓶を指差した。
「働かざる者食うべからずじゃなかったのか?」
「ソニックは別に決まってるでしょー。それに今日はチリドック風のクレープを作るのよ。きっと美味しいって言わせてみせるんだから!」
そしてその後のことを妄想するエミーに若干呆れつつ、ナックルズはため息をついた。
「まあいいか」
「ソニックさん、来てくれますかね?」
「来るんじゃないかな。ソニックもチリドック風のクレープは興味持ってたから」
「はい、試作品。みんな食べて食べて」
エミーはそれぞれお皿に切り分けたクレープをのせる。
「「「「いただきます!」」」」
クリームはちょっぴり怖さを感じながらも好奇心からフォークを刺してクレープを口に入れた。しかしすぐに涙目になった。
「アイタタ、すっごく辛いです。お水くださーい」
「ごめん、クリーム! 辛かった? 大丈夫?」
エミーは水を渡すと、クリームは水を飲む。
「えっ、えええ。匂いからしてすっごく辛そうなんだけど、えっといただきます」
テイルスはクリームの様子を見て、躊躇していたが、エミーの視線を感じ口に入れた。
「かっからい! エミー、僕も水ちょうだい!!」
「えーうそ、テイルスも?」
ナックルズは普通に食べている。
「あいつだったらこれぐらい楽勝だろ」
「ナックルズが大丈夫ならもう少し辛くしても大丈夫ね」
ナックルズもエミーも自分の皿にのせた分は食べきった。
クリームは残ったクレープを見て、決意を固める。
「残すのはお行儀が悪いのでワタシ! ガンバリマス!」
「無理しないで! クリーム」
「しょうがねぇな。俺が食っといてやるから、あとでエミーに甘いやつ作ってもらえ」
「ナックルズさん、ありがとうございます!」
「ナックルズーボクも...…」
「お前は男だろ、根性で食いやがれ」
「え、えっーーー。そんなーー」
エミー達が作業をしている間、ナックルズは外に用意したベンチに座り、パラソルの下でソニックが通るの待っていた。エミーに頼まれたからだ。
エミーがでてきて、ナックルズの前に行く。
「ナックルズ、味見して」
エミーは明らかに1口かじったクレープをナックルズに差し出す。
「嫌だ。なんで俺が食いさし食わなきゃならねぇんだよ」
「さっき食べてたじゃない」
「あのままだとクリームが腹壊すだろ。あいつは意外と根性あるからな」
「へぇー優しいじゃん」
「うるせぇ」
「味見してくれないと、アンタのクレープ作れないんだけど」
「お前が作ったんだから大丈夫だろうが何心配してんだ? それに手伝いもしねぇやつが文句言うんなら俺がぶっ飛ばしてやるよ」
「ソニックが文句言うわけないでしょ」
「わかってんじゃねぇか」
「これ預かって。ブドウクレープ作ってくるから」
「そうしてくれ、待ちくたびれたぜ」
エミーが戻ってしばらくして風が吹いた。
「Hey! ナッコーズ、うまそうなもの持ってるじゃん」
「あー、これか。チリドック風クレープだ。エミーに新しいの作ってもらえよ。まあ、俺のクレープが先だからな」
ソニックは少し考えた後、ニヤリと笑った。
ナックルズからクレープを奪いとった。
「もらーい!」
「あ、お前!」
ソニックはクレープを1口かじった。
「Oh! Delicious. 悪いが待ってられないんでね。そもそも1口かじって後は食べないなんてどうなんだ?」
話ながらもソニックは食べ進めていく。
「預かってたんだ」
「それ、先に言えよ。悪いことしたな」
「俺だったらいいのかよ」
クリームは外に気付いて、駆け寄ってきた。
「ソニックさん! クレープ食べたんですね。美味しかったですか? 辛くはなかったですか?」
「すっごく美味しかったぜ、辛さもちょうどいい感じで」
ソニックはクレープを食べ終わった。
「ソニックさん、すごいですね。ワタシは辛くてナックルズさんに食べてもらいました。あ、でもお行儀が悪いですよ」
「新しくできるのを待てなくてね」
「それでも‘エミーさん’のもの、勝手に食べちゃダメですよ」
ソニックの表情が固まった。
「あ、お顔真っ赤じゃないですか、やっぱり辛かったですね。お水持ってきますね!」
クリームは家に戻っていく。
「さすがのお前も辛すぎたか? ん? おい、どうしたソニック?」
ソニックはナックルズに顔を見られないように背けた。
「きゅ、急用を思い出してね。今日は帰る、エミーには上手く言っといてくれ」
そういうと、風のように去っていった。
「お、おう」
「ソニック!! えー! ちょっと、もう帰ったの!?」
「なんか急用を思い出したとかなんとか言って」
「すっごく美味しかったって言ってましたよ、エミーさん」
「ならいいんだけどー、どうせなら直接言ってほしかったなー」
エミーは嬉しそうだが、少し不満そうな顔をしていた。
それから数日間の間ソニックがエミーの姿を発見する度に全力で逃げるので、よいよぶちギレたエミーがハンマーを振り回す姿が目撃された。
ナックルズが扉から入ってきた。
「表の準備は終わったぞ。ったく、なんで俺が」
「レディに力仕事させる気? それに働かざる者食うべからずよ」
「買い出しも表にベンチをセットするもの手伝ってやったじゃねぇか。俺が言いたいのは今、現在サボってるあいつはどうなんだって話だ」
「ソニックが気分屋なのはいつものことじゃない」
エミーがチリソースが入った瓶を用意しているのを見て、ナックルズは瓶を指差した。
「働かざる者食うべからずじゃなかったのか?」
「ソニックは別に決まってるでしょー。それに今日はチリドック風のクレープを作るのよ。きっと美味しいって言わせてみせるんだから!」
そしてその後のことを妄想するエミーに若干呆れつつ、ナックルズはため息をついた。
「まあいいか」
「ソニックさん、来てくれますかね?」
「来るんじゃないかな。ソニックもチリドック風のクレープは興味持ってたから」
「はい、試作品。みんな食べて食べて」
エミーはそれぞれお皿に切り分けたクレープをのせる。
「「「「いただきます!」」」」
クリームはちょっぴり怖さを感じながらも好奇心からフォークを刺してクレープを口に入れた。しかしすぐに涙目になった。
「アイタタ、すっごく辛いです。お水くださーい」
「ごめん、クリーム! 辛かった? 大丈夫?」
エミーは水を渡すと、クリームは水を飲む。
「えっ、えええ。匂いからしてすっごく辛そうなんだけど、えっといただきます」
テイルスはクリームの様子を見て、躊躇していたが、エミーの視線を感じ口に入れた。
「かっからい! エミー、僕も水ちょうだい!!」
「えーうそ、テイルスも?」
ナックルズは普通に食べている。
「あいつだったらこれぐらい楽勝だろ」
「ナックルズが大丈夫ならもう少し辛くしても大丈夫ね」
ナックルズもエミーも自分の皿にのせた分は食べきった。
クリームは残ったクレープを見て、決意を固める。
「残すのはお行儀が悪いのでワタシ! ガンバリマス!」
「無理しないで! クリーム」
「しょうがねぇな。俺が食っといてやるから、あとでエミーに甘いやつ作ってもらえ」
「ナックルズさん、ありがとうございます!」
「ナックルズーボクも...…」
「お前は男だろ、根性で食いやがれ」
「え、えっーーー。そんなーー」
エミー達が作業をしている間、ナックルズは外に用意したベンチに座り、パラソルの下でソニックが通るの待っていた。エミーに頼まれたからだ。
エミーがでてきて、ナックルズの前に行く。
「ナックルズ、味見して」
エミーは明らかに1口かじったクレープをナックルズに差し出す。
「嫌だ。なんで俺が食いさし食わなきゃならねぇんだよ」
「さっき食べてたじゃない」
「あのままだとクリームが腹壊すだろ。あいつは意外と根性あるからな」
「へぇー優しいじゃん」
「うるせぇ」
「味見してくれないと、アンタのクレープ作れないんだけど」
「お前が作ったんだから大丈夫だろうが何心配してんだ? それに手伝いもしねぇやつが文句言うんなら俺がぶっ飛ばしてやるよ」
「ソニックが文句言うわけないでしょ」
「わかってんじゃねぇか」
「これ預かって。ブドウクレープ作ってくるから」
「そうしてくれ、待ちくたびれたぜ」
エミーが戻ってしばらくして風が吹いた。
「Hey! ナッコーズ、うまそうなもの持ってるじゃん」
「あー、これか。チリドック風クレープだ。エミーに新しいの作ってもらえよ。まあ、俺のクレープが先だからな」
ソニックは少し考えた後、ニヤリと笑った。
ナックルズからクレープを奪いとった。
「もらーい!」
「あ、お前!」
ソニックはクレープを1口かじった。
「Oh! Delicious. 悪いが待ってられないんでね。そもそも1口かじって後は食べないなんてどうなんだ?」
話ながらもソニックは食べ進めていく。
「預かってたんだ」
「それ、先に言えよ。悪いことしたな」
「俺だったらいいのかよ」
クリームは外に気付いて、駆け寄ってきた。
「ソニックさん! クレープ食べたんですね。美味しかったですか? 辛くはなかったですか?」
「すっごく美味しかったぜ、辛さもちょうどいい感じで」
ソニックはクレープを食べ終わった。
「ソニックさん、すごいですね。ワタシは辛くてナックルズさんに食べてもらいました。あ、でもお行儀が悪いですよ」
「新しくできるのを待てなくてね」
「それでも‘エミーさん’のもの、勝手に食べちゃダメですよ」
ソニックの表情が固まった。
「あ、お顔真っ赤じゃないですか、やっぱり辛かったですね。お水持ってきますね!」
クリームは家に戻っていく。
「さすがのお前も辛すぎたか? ん? おい、どうしたソニック?」
ソニックはナックルズに顔を見られないように背けた。
「きゅ、急用を思い出してね。今日は帰る、エミーには上手く言っといてくれ」
そういうと、風のように去っていった。
「お、おう」
「ソニック!! えー! ちょっと、もう帰ったの!?」
「なんか急用を思い出したとかなんとか言って」
「すっごく美味しかったって言ってましたよ、エミーさん」
「ならいいんだけどー、どうせなら直接言ってほしかったなー」
エミーは嬉しそうだが、少し不満そうな顔をしていた。
それから数日間の間ソニックがエミーの姿を発見する度に全力で逃げるので、よいよぶちギレたエミーがハンマーを振り回す姿が目撃された。
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