プロローグ
「うん!美味しい!美味しい!どれも美味しく出来てるよ!
カボッチャ君♪」
「やったー☆彡良かったですぅ!ボク頑張って作ったから☆彡」
「今日は朝から随分と頑張るねぇー。さては私に何かおねだりしたいことでもあるのかな?」
「あのぅ・・・実はぁ・・・」
ご主人様と楽しく朝食を取る中で、カボッチャ君は今日はご主人様にお願いしたい事があった。
それはいつも行く街で、今夜はハロウィンパーティーが開催されると聞いて、
ぜひ参加したかったのだ。
今までは参加出来ずにいたので、今年は絶対に参加するぞ!
とカボッチャ君は心に決めていたのだ。
最近は魔法使いの見習いとしても、いくつかの魔法の力は身につけたし、
何より街に友達が出来たのも大きい。
その友達が「今夜は一緒に参加しようね!」と誘ってくれていたのもあったからこそ、
カボッチャ君はどうしても参加したかったのだ。
「うーん。カボッチャ君も自分の身を守れるくらいにはなったとは思うけど、
街の人間と一緒に参加するのは、私は心配だなぁ・・・」
「大丈夫ですぅ!ボクとお友達になってくれたエルナちゃんは、
とっても良い子ですぅ♪
それにボクがかぼちゃの使い魔でも、いつもとっても優しくしてくれるんですぅ♪」
「カボッチャ君は可愛いからねぇーその手の人間には人気あると思うけども・・・」
大魔導士の男は自分の呼び出した使い魔である、カボッチャ君の言葉を聞いて、
自分の使い魔を褒める。
カボッチャ君はこの男からすれば使い魔であるはずだが、
男はカボッチャ君を物凄く可愛がり、大事にしていた。
扱いとしては一家族みたいなものだった。
「どうしても参加したい?」
「うん!参加したいですぅ!エルナちゃんと一緒に!エルナちゃんは、
ボクが困らないようにしてくれるとも約束してくれたんですぅ!」
「ほう?それはまたどんな風に?」
「ボクをかぼちゃのぬいぐるみとして抱っこして、それで会場を巡るって言ってくれました!」
「なるほど・・・それなら・・・」
カボッチャ君はエルナちゃんと言う、いつも行く街にいる12歳の女の子の話をした。
その子の事は、この大魔導士の男も薄っすらとは知っていたが、
カボッチャ君とここまで仲良くなっていたのは知らなかった。
エルナは街にある雑貨屋の娘で、過去にカボッチャ君が買い物で、
困っている時に助けてくれた女の子である。
それをきっかけにして、エルナから後のカボッチャ君の好物になるキャンディを知る事になったり、
逆にエルナが困ったことがあれば助けたりもして、あっという間に仲良くなっていた。
大魔導士の男も、普段は他人が大嫌いなので、カボッチャ君が不要に街の人間と、
仲良くなるのは嫌がっていたが、エルナだけは許しているところがあった。
カボッチャ君の可愛い笑顔に、負けて許している感じである。
それに一概に悪いと決めつけられない状況になったこともあって、
街に何かあった時の情報集めにもなるので、今ではすっかり許しはしていた。
「しょうがない。朝からこんなに美味しい朝ご飯を作ってくれたもんな。
最近のカボッチャ君の頑張りを認めて、今日は街のハロウィンパーティーへの参加を許可しよう。」
「わーい♪やったー☆彡」
「けど、危ないと思ったらすぐに帰ってくるんだよ?」
「わかってますぅ!大丈夫ですぅ☆彡」
「ふふ。こんなに喜ぶなんて、カボッチャ君は本当に可愛いね♪
あ、そうだ。じゃあ、お世話になるついでだ。その女の子に私もお菓子をあげよう。」
「本当ですか!ご主人様!」
「ああ。夜に街に行く時に渡してあげるからね。ちゃんと持っていくんだよ?」
「はーーーい☆彡」
カボッチャ君は最大級の笑顔で、ご主人様に返事をする。
大魔導士の男も、そんなカボッチャ君に癒されて満足だった。
普段している仕事のストレスも吹っ飛ぶと言うものだ。
と男は素直に心から思う。
カボッチャ君♪」
「やったー☆彡良かったですぅ!ボク頑張って作ったから☆彡」
「今日は朝から随分と頑張るねぇー。さては私に何かおねだりしたいことでもあるのかな?」
「あのぅ・・・実はぁ・・・」
ご主人様と楽しく朝食を取る中で、カボッチャ君は今日はご主人様にお願いしたい事があった。
それはいつも行く街で、今夜はハロウィンパーティーが開催されると聞いて、
ぜひ参加したかったのだ。
今までは参加出来ずにいたので、今年は絶対に参加するぞ!
とカボッチャ君は心に決めていたのだ。
最近は魔法使いの見習いとしても、いくつかの魔法の力は身につけたし、
何より街に友達が出来たのも大きい。
その友達が「今夜は一緒に参加しようね!」と誘ってくれていたのもあったからこそ、
カボッチャ君はどうしても参加したかったのだ。
「うーん。カボッチャ君も自分の身を守れるくらいにはなったとは思うけど、
街の人間と一緒に参加するのは、私は心配だなぁ・・・」
「大丈夫ですぅ!ボクとお友達になってくれたエルナちゃんは、
とっても良い子ですぅ♪
それにボクがかぼちゃの使い魔でも、いつもとっても優しくしてくれるんですぅ♪」
「カボッチャ君は可愛いからねぇーその手の人間には人気あると思うけども・・・」
大魔導士の男は自分の呼び出した使い魔である、カボッチャ君の言葉を聞いて、
自分の使い魔を褒める。
カボッチャ君はこの男からすれば使い魔であるはずだが、
男はカボッチャ君を物凄く可愛がり、大事にしていた。
扱いとしては一家族みたいなものだった。
「どうしても参加したい?」
「うん!参加したいですぅ!エルナちゃんと一緒に!エルナちゃんは、
ボクが困らないようにしてくれるとも約束してくれたんですぅ!」
「ほう?それはまたどんな風に?」
「ボクをかぼちゃのぬいぐるみとして抱っこして、それで会場を巡るって言ってくれました!」
「なるほど・・・それなら・・・」
カボッチャ君はエルナちゃんと言う、いつも行く街にいる12歳の女の子の話をした。
その子の事は、この大魔導士の男も薄っすらとは知っていたが、
カボッチャ君とここまで仲良くなっていたのは知らなかった。
エルナは街にある雑貨屋の娘で、過去にカボッチャ君が買い物で、
困っている時に助けてくれた女の子である。
それをきっかけにして、エルナから後のカボッチャ君の好物になるキャンディを知る事になったり、
逆にエルナが困ったことがあれば助けたりもして、あっという間に仲良くなっていた。
大魔導士の男も、普段は他人が大嫌いなので、カボッチャ君が不要に街の人間と、
仲良くなるのは嫌がっていたが、エルナだけは許しているところがあった。
カボッチャ君の可愛い笑顔に、負けて許している感じである。
それに一概に悪いと決めつけられない状況になったこともあって、
街に何かあった時の情報集めにもなるので、今ではすっかり許しはしていた。
「しょうがない。朝からこんなに美味しい朝ご飯を作ってくれたもんな。
最近のカボッチャ君の頑張りを認めて、今日は街のハロウィンパーティーへの参加を許可しよう。」
「わーい♪やったー☆彡」
「けど、危ないと思ったらすぐに帰ってくるんだよ?」
「わかってますぅ!大丈夫ですぅ☆彡」
「ふふ。こんなに喜ぶなんて、カボッチャ君は本当に可愛いね♪
あ、そうだ。じゃあ、お世話になるついでだ。その女の子に私もお菓子をあげよう。」
「本当ですか!ご主人様!」
「ああ。夜に街に行く時に渡してあげるからね。ちゃんと持っていくんだよ?」
「はーーーい☆彡」
カボッチャ君は最大級の笑顔で、ご主人様に返事をする。
大魔導士の男も、そんなカボッチャ君に癒されて満足だった。
普段している仕事のストレスも吹っ飛ぶと言うものだ。
と男は素直に心から思う。