いざ!ハロウィンパーティーへ☆彡
「その辺で許してあげて下さい。私はもう十分だから・・・」
エルナは黒猫?の背中にそう優しく言葉を掛けた。
だが黒猫?は少し不満そうな声でエルナに返事を返す。
『本当に良いのか?人間とは愚かな生き物だ。
これに懲りずに、またお前を再びいじめるかもしれんぞ?
それでも良いと言うのか?』
「はい。それでもいいです。私も今後は強くなっていきますから!
ただいじめられるだけじゃなくて、自分の身も守れるように。」
エルナの明るい声に、黒猫?は苦笑いしながらも、エルナの答えに承諾した。
『ちぃ。せっかくの飯にありつけるかもしれなかったのに、非常に残念だ。
さ!お前達も自分達のお菓子を全部置いて消えろ!!!
今後も同じようなことをすれば、次こそは命は無いものと思え!!!』
黒猫?がゲント達にそう吠えるように言うと、ゲント達は泣きじゃくりながらも
沢山のお菓子を足元置いて、一目散に逃げだした。
野生の小動物よりも、その逃げ足は速かったように見えた程だった。
「えっと・・・黒猫さん、守ってくれてありがとう。」
「エルナちゃんを守ってくれてありがとうなのです☆彡」
数分後、事態が落ち着いたカボッチャ君達は、公園のもっと奥の場所で身を隠す様にして、
黒猫?にお礼を言い合っていた。
この黒猫?の説明では、カボッチャ君の先ほど言った通りで、
カボッチャ君のご主人様の命令で動いていたらしい。
「じゃあ、私がカボッチャ君から貴方を受け取った時点で、仮契約が成立していたの?」
『そうだ。あいつの細工でな。』
「あう。もう!ご主人様は!ちゃんとボクにその事を教えてくれればいいのに!!」
『無理だろ。お前は使い魔の癖に心が優しすぎる。
どうせ、教えたところで俺をこいつに渡さなかっただろう?
危険かもしれないとか言ってな。』
「それは・・・そうかもしれないけど・・・でもぉ・・・」
「カボッチャ君!私は大丈夫だよ!何も怒ってないし、むしろ今日の事は感謝してるよ!」
「本当?」
「うん♪だから、カボッチャ君のご主人様に私が凄く感謝していたって、
言ってあげて!ね?♪」
エルナはカボッチャ君に気を使い、とびきりの笑顔でカボッチャ君に言う。
カボッチャ君はそのエルナの笑顔で元気を取り戻した。
エルナが無事で、本人も感謝していると言うのだから、カボッチャ君ももう悩むのを止めた。
最後の最後ぐらいは、楽しいハロウィンで終わりにしたかったのもある。
『まぁ、しばらくは安心すればいい。俺がこいつについててやるからな。』
「え?どういうことですか?」
『どういう事も何もない。言葉のままだ。俺は普段は黒猫のポーチのフリをしてるが、
いざと言う時はこの少女を守ってやる。気まぐれではあるけどな。』
元の姿に?戻った黒猫?は、カボッチャ君の言葉に答えて後で、エルナの側に行き、
エルナの膝に飛び乗り、普通の猫の様に欠伸していた。
「私を守ってくれるんですか?」
エルナは黒猫?の行動に驚きながらも、優しい手つきで、その黒猫をそっと撫でた。
グルルと低い声で、でも気持ちよさそうにしながら、黒猫?はエルナの膝の上を堪能する。
その態度は「そうだ、何度も言わせるな。」と言った風だ。
エルナとカボッチャ君はお互いに顔を合わせて笑顔になった。
カボッチャ君も、今後はこの存在がエルナを一緒に守ってくれるなら、悪くないなと思った。
今日で大量にゲットしたキャンディに嬉しそうに持ち、
透明な姿になったカボッチャ君はエルナをちゃんと自宅に送り届けて、
黒猫?とも別れを告げて、自分のご主人様の元に帰宅した。
エルナは黒猫?の背中にそう優しく言葉を掛けた。
だが黒猫?は少し不満そうな声でエルナに返事を返す。
『本当に良いのか?人間とは愚かな生き物だ。
これに懲りずに、またお前を再びいじめるかもしれんぞ?
それでも良いと言うのか?』
「はい。それでもいいです。私も今後は強くなっていきますから!
ただいじめられるだけじゃなくて、自分の身も守れるように。」
エルナの明るい声に、黒猫?は苦笑いしながらも、エルナの答えに承諾した。
『ちぃ。せっかくの飯にありつけるかもしれなかったのに、非常に残念だ。
さ!お前達も自分達のお菓子を全部置いて消えろ!!!
今後も同じようなことをすれば、次こそは命は無いものと思え!!!』
黒猫?がゲント達にそう吠えるように言うと、ゲント達は泣きじゃくりながらも
沢山のお菓子を足元置いて、一目散に逃げだした。
野生の小動物よりも、その逃げ足は速かったように見えた程だった。
「えっと・・・黒猫さん、守ってくれてありがとう。」
「エルナちゃんを守ってくれてありがとうなのです☆彡」
数分後、事態が落ち着いたカボッチャ君達は、公園のもっと奥の場所で身を隠す様にして、
黒猫?にお礼を言い合っていた。
この黒猫?の説明では、カボッチャ君の先ほど言った通りで、
カボッチャ君のご主人様の命令で動いていたらしい。
「じゃあ、私がカボッチャ君から貴方を受け取った時点で、仮契約が成立していたの?」
『そうだ。あいつの細工でな。』
「あう。もう!ご主人様は!ちゃんとボクにその事を教えてくれればいいのに!!」
『無理だろ。お前は使い魔の癖に心が優しすぎる。
どうせ、教えたところで俺をこいつに渡さなかっただろう?
危険かもしれないとか言ってな。』
「それは・・・そうかもしれないけど・・・でもぉ・・・」
「カボッチャ君!私は大丈夫だよ!何も怒ってないし、むしろ今日の事は感謝してるよ!」
「本当?」
「うん♪だから、カボッチャ君のご主人様に私が凄く感謝していたって、
言ってあげて!ね?♪」
エルナはカボッチャ君に気を使い、とびきりの笑顔でカボッチャ君に言う。
カボッチャ君はそのエルナの笑顔で元気を取り戻した。
エルナが無事で、本人も感謝していると言うのだから、カボッチャ君ももう悩むのを止めた。
最後の最後ぐらいは、楽しいハロウィンで終わりにしたかったのもある。
『まぁ、しばらくは安心すればいい。俺がこいつについててやるからな。』
「え?どういうことですか?」
『どういう事も何もない。言葉のままだ。俺は普段は黒猫のポーチのフリをしてるが、
いざと言う時はこの少女を守ってやる。気まぐれではあるけどな。』
元の姿に?戻った黒猫?は、カボッチャ君の言葉に答えて後で、エルナの側に行き、
エルナの膝に飛び乗り、普通の猫の様に欠伸していた。
「私を守ってくれるんですか?」
エルナは黒猫?の行動に驚きながらも、優しい手つきで、その黒猫をそっと撫でた。
グルルと低い声で、でも気持ちよさそうにしながら、黒猫?はエルナの膝の上を堪能する。
その態度は「そうだ、何度も言わせるな。」と言った風だ。
エルナとカボッチャ君はお互いに顔を合わせて笑顔になった。
カボッチャ君も、今後はこの存在がエルナを一緒に守ってくれるなら、悪くないなと思った。
今日で大量にゲットしたキャンディに嬉しそうに持ち、
透明な姿になったカボッチャ君はエルナをちゃんと自宅に送り届けて、
黒猫?とも別れを告げて、自分のご主人様の元に帰宅した。