第1章「友情度0%」
リヴァイアサンと友達?になれてから、1週間が経ち、グランとも
交えて会話出来るようになっていた。
グランが、リヴァイアサンにと、作ったサバのサンドウィッチが、
リヴァイアサンには、相当美味しかったようで、グランは、すぐに
リヴァイアサンに気に入られてしまった。
これなら、私よりも、グランが先に、リヴァイアサンの説得して
貰った方が良かったのかしら。
私はグランの人柄に関心させられると同時に嫉妬してしまった。
私なんか、最初はあんなに罵声を浴びせられたと言うのに。
「うむ・・・クイーンをそう動かすか・・・」
「次は、リヴァイアサン様の番ですよ?」
「そう急かすでない、グランよ。うーぬ・・・」
リヴァイアサンは、グランとはすっかり仲良くなり、今日は、チェスを楽しんでいた。
私とオセロ勝負をしてから、リヴァイアサンは人間の遊戯に興味を
持ったらしく、私やグランと、知る限りの遊びをしていた。
「少し、腹が減ったな・・・」
「あ、でしたら、今日はサーモンとクリームチーズのサンドウィッチを
作ってきましたよ?」
「何?!それはまた美味しそうではないか!貰おうぞ!」
「ははは。どうぞーどうぞ!」
リヴァイアサンのこの喜びように、グランも嬉しそうにする。
ちょっと・・・幻獣って実はこんなに簡単に食べ物に釣られる
生き物だったわけ?
しかもあの有名と言われる幻獣のリヴァイアサンなのに。
私は、グラン達のやり取りを遠巻きに見て、冷たい視線を送る。
そこへ、ルビーが私の肩に乗り、ルビーも嬉しそうな声を出す。
「やっぱり、グランの作る料理は、ボク達、幻獣には美味しく感じるのかもね!」
「そうなの?」
「うん!きっとグランの心が、それだけ、清らか?って言うのかな?
気持ちが入ってると言うか?ボクも説明が難しいんだけどさ。」
「へぇーそういうこともあるのね。」
私はルビーの話を聞いて、少し驚いた。ルビーがそう言うってことは、グランの料理は、
幻獣達にとっては良い効果を生むってことなのね。
これは、今後、役に立つことかもしれないわね。
後でグランにも教えておいてあげよう。
「お!これも、実に美味だ!グランの作るものは、どれも旨い。
なのにルエートが、作るものはイマイチものばかりだな。」
「ルエは、魔法の才能あるんですが、料理の才能はないんですよね。
ルエのお母様のルルシア様も、壊滅的だったとか・・・」
「ほう・・・難儀な娘だな・・・」
グランと、リヴァイアサンは、私に聞こえないと思って、こんな
会話までしている。
もう!グランったら!お母様の話までして!許さない!
今度、どんなに泣きつかれたって、宿題手伝ってあげないんだから!
私が遠くから睨んでいるのを察した、グランは、ごめん!と
言わんばかり顔をしているが、もう遅い。
「ふん、だ!グランったら!」
「もうールエも怒ってないで、グランのサンドウィッチ貰おうよ♪
ボクもお腹空いちゃった♪」
ルビーは私を慰めてくれるように可愛い声で言う。
そうね。私にはルビーがいるんだから嫉妬なんて大人気ないわね!
私はそう思って、グラン達と一緒に昼食を食べた。
交えて会話出来るようになっていた。
グランが、リヴァイアサンにと、作ったサバのサンドウィッチが、
リヴァイアサンには、相当美味しかったようで、グランは、すぐに
リヴァイアサンに気に入られてしまった。
これなら、私よりも、グランが先に、リヴァイアサンの説得して
貰った方が良かったのかしら。
私はグランの人柄に関心させられると同時に嫉妬してしまった。
私なんか、最初はあんなに罵声を浴びせられたと言うのに。
「うむ・・・クイーンをそう動かすか・・・」
「次は、リヴァイアサン様の番ですよ?」
「そう急かすでない、グランよ。うーぬ・・・」
リヴァイアサンは、グランとはすっかり仲良くなり、今日は、チェスを楽しんでいた。
私とオセロ勝負をしてから、リヴァイアサンは人間の遊戯に興味を
持ったらしく、私やグランと、知る限りの遊びをしていた。
「少し、腹が減ったな・・・」
「あ、でしたら、今日はサーモンとクリームチーズのサンドウィッチを
作ってきましたよ?」
「何?!それはまた美味しそうではないか!貰おうぞ!」
「ははは。どうぞーどうぞ!」
リヴァイアサンのこの喜びように、グランも嬉しそうにする。
ちょっと・・・幻獣って実はこんなに簡単に食べ物に釣られる
生き物だったわけ?
しかもあの有名と言われる幻獣のリヴァイアサンなのに。
私は、グラン達のやり取りを遠巻きに見て、冷たい視線を送る。
そこへ、ルビーが私の肩に乗り、ルビーも嬉しそうな声を出す。
「やっぱり、グランの作る料理は、ボク達、幻獣には美味しく感じるのかもね!」
「そうなの?」
「うん!きっとグランの心が、それだけ、清らか?って言うのかな?
気持ちが入ってると言うか?ボクも説明が難しいんだけどさ。」
「へぇーそういうこともあるのね。」
私はルビーの話を聞いて、少し驚いた。ルビーがそう言うってことは、グランの料理は、
幻獣達にとっては良い効果を生むってことなのね。
これは、今後、役に立つことかもしれないわね。
後でグランにも教えておいてあげよう。
「お!これも、実に美味だ!グランの作るものは、どれも旨い。
なのにルエートが、作るものはイマイチものばかりだな。」
「ルエは、魔法の才能あるんですが、料理の才能はないんですよね。
ルエのお母様のルルシア様も、壊滅的だったとか・・・」
「ほう・・・難儀な娘だな・・・」
グランと、リヴァイアサンは、私に聞こえないと思って、こんな
会話までしている。
もう!グランったら!お母様の話までして!許さない!
今度、どんなに泣きつかれたって、宿題手伝ってあげないんだから!
私が遠くから睨んでいるのを察した、グランは、ごめん!と
言わんばかり顔をしているが、もう遅い。
「ふん、だ!グランったら!」
「もうールエも怒ってないで、グランのサンドウィッチ貰おうよ♪
ボクもお腹空いちゃった♪」
ルビーは私を慰めてくれるように可愛い声で言う。
そうね。私にはルビーがいるんだから嫉妬なんて大人気ないわね!
私はそう思って、グラン達と一緒に昼食を食べた。