第4章「未来の賛同者」
翌朝、私達は、この小神殿で快適に過ごさせて貰った。
キリル神官は、ネレースから何やら言われたようで、私達の世話を丁寧にしてくれた。
リヴァイアサンの水の精霊も、私が借りた部屋では姿を現し、
ネレースから受けた印象を話してくれた。
「ネレースと言う青年の事は信用して大丈夫です!私と同族の精霊と話をしてみましたが、
彼はかなりの水魔法の使い手ですね。
その気になれば、私と同じくらいのウンディーネを呼び出すことも可能だと思います。」
「それは凄いわね!リヴァイアサンの水の精霊並みなんて!」
「はい!あ、でも、水属性だけに特化している方のようですが。」
「なるほどね。1つの属性だけをとことん極めるタイプなわけね。
やっぱり、それは水の大神官様の孫だからなのかしら?」
「そうなんですかね?私には人間界の決まりが、よくわかりませんが。
とりあえず、彼は敵ではないと思っていいです!」
リヴァイアサンの水の精霊は、私にそう話してくれた。
ここまで、リヴァイアサンの水の精霊が、言ってくれるなら、
私達はネレースを信じて大丈夫なようね♪
私はこの事を、グランにも、こっそりと話しておいた。
「良かったね。リヴァ様の精霊がそこまで言うなら間違いないよ。」
「そうね。リヴァさんには、その点でも感謝だわ。」
次の日の朝、私達は、キリル神官から、美味しい朝食を出して貰って、食べていた。
ふわふわのパンに、野菜がたっぷりのスープとチキンサラダとオムレツと新鮮な牛乳で、
最高の朝ごはんだったわ♪
昨日はゆっくり睡眠もとれて、お風呂も入れたから、気分も最高ね!
「ルエ、嬉しそうだね?」
「そりゃーそうよ♪だって、ここに来るまで生きた心地しなかったもの。」
「だよねぇ・・・」
私とグランが、そんな会話をしていると、ネレースが私達に気付き、近づいてきた。
「お!朝ごはんかい?おはよう、お2人さん!」
「あ!おはようございます!ネレース様!」
私は元気よく、ネレースに朝の挨拶をした。グランもすぐに挨拶をし、
ネレースは私達のテーブルに一緒に座ってきた。
「今日はどこまで進む予定だい?」
「えっと、そうですね・・・ミーマー辺りまで進もうかと思います。」
「ミーマーか・・・なら、あそこの小神殿には近寄らない方がいいよ。」
「え?どうしてですか?」
私はつい、ネレースに聞いちゃったわ。まさか、そこの神官達が、
私達に何かしてくるって言うのかしら?
「ミーマーにある、小神殿は思いっきり、今はメルード側になってしまってね。
もしかしたら、ルエート達に声を掛けて来るかもしれない。
表面では、ルエート達に泊まりませんか?とか穏やかに言ってくると思うけど、
確実に断った方がいいよ。食事に痺れ薬とか盛られたくなかったらね?」
「ひえ!わ、わかりました!」
私は思わず、短い悲鳴を上げてしまった。本当にそこまでやる気なわけ?!
もしも、ネレースに出会っていなかったら・・・私達って、
一部の小神殿に泊まった時点でもアウトだったわけね・・・
けど、何で、一部の神官達はメルードなんかの言う事を聞くのかしら?
水の神官達って、結束力がないってことなの?
キリル神官は、ネレースから何やら言われたようで、私達の世話を丁寧にしてくれた。
リヴァイアサンの水の精霊も、私が借りた部屋では姿を現し、
ネレースから受けた印象を話してくれた。
「ネレースと言う青年の事は信用して大丈夫です!私と同族の精霊と話をしてみましたが、
彼はかなりの水魔法の使い手ですね。
その気になれば、私と同じくらいのウンディーネを呼び出すことも可能だと思います。」
「それは凄いわね!リヴァイアサンの水の精霊並みなんて!」
「はい!あ、でも、水属性だけに特化している方のようですが。」
「なるほどね。1つの属性だけをとことん極めるタイプなわけね。
やっぱり、それは水の大神官様の孫だからなのかしら?」
「そうなんですかね?私には人間界の決まりが、よくわかりませんが。
とりあえず、彼は敵ではないと思っていいです!」
リヴァイアサンの水の精霊は、私にそう話してくれた。
ここまで、リヴァイアサンの水の精霊が、言ってくれるなら、
私達はネレースを信じて大丈夫なようね♪
私はこの事を、グランにも、こっそりと話しておいた。
「良かったね。リヴァ様の精霊がそこまで言うなら間違いないよ。」
「そうね。リヴァさんには、その点でも感謝だわ。」
次の日の朝、私達は、キリル神官から、美味しい朝食を出して貰って、食べていた。
ふわふわのパンに、野菜がたっぷりのスープとチキンサラダとオムレツと新鮮な牛乳で、
最高の朝ごはんだったわ♪
昨日はゆっくり睡眠もとれて、お風呂も入れたから、気分も最高ね!
「ルエ、嬉しそうだね?」
「そりゃーそうよ♪だって、ここに来るまで生きた心地しなかったもの。」
「だよねぇ・・・」
私とグランが、そんな会話をしていると、ネレースが私達に気付き、近づいてきた。
「お!朝ごはんかい?おはよう、お2人さん!」
「あ!おはようございます!ネレース様!」
私は元気よく、ネレースに朝の挨拶をした。グランもすぐに挨拶をし、
ネレースは私達のテーブルに一緒に座ってきた。
「今日はどこまで進む予定だい?」
「えっと、そうですね・・・ミーマー辺りまで進もうかと思います。」
「ミーマーか・・・なら、あそこの小神殿には近寄らない方がいいよ。」
「え?どうしてですか?」
私はつい、ネレースに聞いちゃったわ。まさか、そこの神官達が、
私達に何かしてくるって言うのかしら?
「ミーマーにある、小神殿は思いっきり、今はメルード側になってしまってね。
もしかしたら、ルエート達に声を掛けて来るかもしれない。
表面では、ルエート達に泊まりませんか?とか穏やかに言ってくると思うけど、
確実に断った方がいいよ。食事に痺れ薬とか盛られたくなかったらね?」
「ひえ!わ、わかりました!」
私は思わず、短い悲鳴を上げてしまった。本当にそこまでやる気なわけ?!
もしも、ネレースに出会っていなかったら・・・私達って、
一部の小神殿に泊まった時点でもアウトだったわけね・・・
けど、何で、一部の神官達はメルードなんかの言う事を聞くのかしら?
水の神官達って、結束力がないってことなの?