第3章「捻じ曲げる悪い大人」
「では!早速、行ってきますね!カーバンクル様!ルエート様をお願いします!」
「うん♪ルエの事はボクに任せて♪」
「リヴァイアサンの水の精霊さん!お願いするわね♪
でも、無理だけは絶対にしないでね!!」
「はい♪大丈夫ですよ!心配してくれて有難うございます♪
じゃー行ってきます!」
「うん!私の水の精霊さんもお願いね!」
私はリヴァイアサンの水の精霊と自分の姿になった、自分の水の精霊を見送り、
目立たないように、夜になってしまった、山中を移動した。
うぅう・・・やっぱり覚悟したとは言え、少し怖いわ。
「ルエ?大丈夫?怖い?」
ルビーは心配しながら、私に声を掛けてくれる。
本当に、私1人っきりなら、恐怖で足が竦んで、ここから動き出すのは
無理だったかもしれない。
でも、今はこんなにも心強い友がいる。私は自分の肩にいるルビーの頭を撫でて、
優しい声で答えた。
「ううん!大丈夫よ♪今はルビーがこうしてすぐ側に居てくれてるし、敵の目は、
リヴァイアサンの水の精霊さんが引き付けてくれてるしね!
後、心配なのは、夜行性のモンスターとかに襲われないかだけね。」
「それなら、問題ないよ♪ボク達の姿は、ボクの風の精霊が、
見えずらい状態にしてるから♪」
「ルビー、そんな状態にしてくれてたの?」
「うん♪言ったでしょ!ボクは絶対にルエを守るって!
ボクは男だからね!女の子のルエを守るのは当然だよ♪」
「うふふ♪私には、なんて頼もしくて、可愛いナイトがいるんだろう♪」
「あールエは、またボクの事を可愛いって言うー!!」
「ごめん、ごめん♪ルビーはカッコいいナイト様でした♪」
「そうそうーそれそれ♪」
「あはは♪」
私はルビーのおかげで不安な気持ちが一気に無くなった。
こうなれば、夜だけど、次の目的にしている場所まで、
行けるだけ行くしかないわね!
それにしても、私は今後、しっかりと学べば、自分の水の精霊を、
自分の姿に変えることも出来るのね。
これは、かなり良い事を学べたわ。水の神殿の使いが無事に
終わったら、私はリヴァイアサンに素直に感謝しよう。
「ねぇ?ルビー?」
「うん?何?ルエ?」
「この旅が終わったらね、リヴァイアサンにお礼しようと思うんだけどさ。」
「うんうん。」
「お礼は何が良いと思う?」
「そうだねぇー今のリヴァイアサンなら、人間の事について知れることなら、
何でも喜びそうだけど・・・」
「そういえば、リヴァイアサンの本当の好物ってルビー知ってる?」
「あ・・・それは知ってはいるけど、今のルエじゃ、用意するは無理じゃないかな?」
「え?なんで?そんなに高級なものなの?」
「リヴァイアサンの本当の好物は、ドラゴンだよ。」
「えええ?!ドラゴンって・・・同族じゃないの?」
私はルビーの意外な答えに呆気に取られた。
リヴァイアサンは、共食いするのね・・・意外な気がする。
「リヴァイアサンは、その巨大な力故に、普通の食事だけでは、
完全に回復出来る存在じゃないんだよね。」
「うん。」
「だから、時として、同族の血肉が必要な事もあるんだって。
他の有名なドラゴンとかも、そうらしいよ?」
「へぇ・・・それは初耳だわ・・・」
私はルビーから意外な情報を聞いて、また感心してしまった。
こんな話をこんな歳で知ってるのって、きっと私くらいね。
「うん♪ルエの事はボクに任せて♪」
「リヴァイアサンの水の精霊さん!お願いするわね♪
でも、無理だけは絶対にしないでね!!」
「はい♪大丈夫ですよ!心配してくれて有難うございます♪
じゃー行ってきます!」
「うん!私の水の精霊さんもお願いね!」
私はリヴァイアサンの水の精霊と自分の姿になった、自分の水の精霊を見送り、
目立たないように、夜になってしまった、山中を移動した。
うぅう・・・やっぱり覚悟したとは言え、少し怖いわ。
「ルエ?大丈夫?怖い?」
ルビーは心配しながら、私に声を掛けてくれる。
本当に、私1人っきりなら、恐怖で足が竦んで、ここから動き出すのは
無理だったかもしれない。
でも、今はこんなにも心強い友がいる。私は自分の肩にいるルビーの頭を撫でて、
優しい声で答えた。
「ううん!大丈夫よ♪今はルビーがこうしてすぐ側に居てくれてるし、敵の目は、
リヴァイアサンの水の精霊さんが引き付けてくれてるしね!
後、心配なのは、夜行性のモンスターとかに襲われないかだけね。」
「それなら、問題ないよ♪ボク達の姿は、ボクの風の精霊が、
見えずらい状態にしてるから♪」
「ルビー、そんな状態にしてくれてたの?」
「うん♪言ったでしょ!ボクは絶対にルエを守るって!
ボクは男だからね!女の子のルエを守るのは当然だよ♪」
「うふふ♪私には、なんて頼もしくて、可愛いナイトがいるんだろう♪」
「あールエは、またボクの事を可愛いって言うー!!」
「ごめん、ごめん♪ルビーはカッコいいナイト様でした♪」
「そうそうーそれそれ♪」
「あはは♪」
私はルビーのおかげで不安な気持ちが一気に無くなった。
こうなれば、夜だけど、次の目的にしている場所まで、
行けるだけ行くしかないわね!
それにしても、私は今後、しっかりと学べば、自分の水の精霊を、
自分の姿に変えることも出来るのね。
これは、かなり良い事を学べたわ。水の神殿の使いが無事に
終わったら、私はリヴァイアサンに素直に感謝しよう。
「ねぇ?ルビー?」
「うん?何?ルエ?」
「この旅が終わったらね、リヴァイアサンにお礼しようと思うんだけどさ。」
「うんうん。」
「お礼は何が良いと思う?」
「そうだねぇー今のリヴァイアサンなら、人間の事について知れることなら、
何でも喜びそうだけど・・・」
「そういえば、リヴァイアサンの本当の好物ってルビー知ってる?」
「あ・・・それは知ってはいるけど、今のルエじゃ、用意するは無理じゃないかな?」
「え?なんで?そんなに高級なものなの?」
「リヴァイアサンの本当の好物は、ドラゴンだよ。」
「えええ?!ドラゴンって・・・同族じゃないの?」
私はルビーの意外な答えに呆気に取られた。
リヴァイアサンは、共食いするのね・・・意外な気がする。
「リヴァイアサンは、その巨大な力故に、普通の食事だけでは、
完全に回復出来る存在じゃないんだよね。」
「うん。」
「だから、時として、同族の血肉が必要な事もあるんだって。
他の有名なドラゴンとかも、そうらしいよ?」
「へぇ・・・それは初耳だわ・・・」
私はルビーから意外な情報を聞いて、また感心してしまった。
こんな話をこんな歳で知ってるのって、きっと私くらいね。