第3章「捻じ曲げる悪い大人」
ガルラは自分の水の攻撃魔法が、綺麗に消えた事にびっくりし、
更に私が、スコールを使った事に驚く。
「ど、どうなってるだ!俺の攻撃魔法が突然、消えただと?!
まさか・・・吸収されたのか?!あいつは、そこまでの?!
しかも、あいつの攻撃魔法はスコールを使う気か!」
ガルラは、驚きながらも、自分の状況を冷静に分析し、
私が自分より更に上の攻撃魔法を使った事で、
自分が私を甘く見すぎていたことをすぐに理解したようだった。
まぁ・・・今更、気が付いても遅いけどね・・・
「アシッドレイン!」
リヴァイアサンの水の精霊は、私の声に重ねて、攻撃魔法を使った。
え?待って?!アシッドレインって今言った?!
それって、下手したら死んじゃうんじゃないの?!
ガルラはただのスコールとしか思ってないのに!
私は、一気に血の気が引く思いだった。リヴァイアサンの
水の精霊が使うアシッドレインなら、
人間の身体を余裕で溶かせるほどの酸性の雨に違いない。
私が、ガルラを助けなきゃ!と思った時にはすでに遅かった。
「な、なんだ?!こんなスコール見たことがない?!」
リヴァイアサンの水の精霊が使った、アシッドレインは、
ガルラの頭上にだけ黒い雲を呼び出し、そして、一気に大量の雨を降らした。
ザザーと凄い雨の音がしたかと思うと、ガルラの姿は・・・
「ぶっ?!!!」
私は吹き出さずにはいられなかった。ガルラは死にはしていなかった。
いなかったのだけど・・・
まさかの素っ裸な状態で、頭は丸禿になっていた。
無駄に高価そうな、あの杖も無残な有様だ。
「ど・・・どうなったんだ・・・俺は・・・」
私は、ガルラを直視することが出来ずに、顔を横に背け、
次第にあんまりにも可笑しい光景に大爆笑してしまった。
「あはははははは!!!」
「な、何を笑う!!!ルエート!お前!何をしたんだ?!」
大爆笑する私に、ガルラが激怒する。ちょっと、早く自分の状況に気付きなさいよ。
私の口から教えるは無理よ、本当に。
「ママーあのお兄ちゃん、裸でしかも禿げてるよ?何で?」
「こら!あんなの見るものじゃ、ありません!こっちに来なさい!」
グッドタイミングで、ある男の子と母親の親子がガルラに気付き、
ガルラに聞こえるように会話して、そそくさと消えた。
ガルラの方は、まさか?!と言う顔で、自分の身体を確認し、
顔を真っ赤にして、急いで、男性の大事なとこを両手で隠す。
だが、髪の毛がなくなり、丸禿になったのも気になるのか、
変な言動で、もじもじとしている。
私は、それをチラっと見て更に大爆笑してしまった。
「な、な、なんて女なんだ!お前は!!!恥じらいと言うものがないのか!!!」
ガルラはここぞとばかりに、大激怒するが、そんなのは私の知ったことではない。
「だから、言ったでしょう?私はイライラしてるから、手加減なんて出来ないって?」
私は込み上げてくる、笑いを、何とか耐えて、ガルラに言ってやった。
リヴァイアサンの水の精霊は、どうだ!と言わんばかりの顔で、
ガルラを見て、べーっと舌を出していた。
一時はどうなるかと思ったけど、流石リヴァイアサンの水の精霊ね!
洋服類と髪の毛だけを、アシッドレインで溶かしちゃうなんて。
こんな高度な魔法は、私も見たことがないわ。
更に私が、スコールを使った事に驚く。
「ど、どうなってるだ!俺の攻撃魔法が突然、消えただと?!
まさか・・・吸収されたのか?!あいつは、そこまでの?!
しかも、あいつの攻撃魔法はスコールを使う気か!」
ガルラは、驚きながらも、自分の状況を冷静に分析し、
私が自分より更に上の攻撃魔法を使った事で、
自分が私を甘く見すぎていたことをすぐに理解したようだった。
まぁ・・・今更、気が付いても遅いけどね・・・
「アシッドレイン!」
リヴァイアサンの水の精霊は、私の声に重ねて、攻撃魔法を使った。
え?待って?!アシッドレインって今言った?!
それって、下手したら死んじゃうんじゃないの?!
ガルラはただのスコールとしか思ってないのに!
私は、一気に血の気が引く思いだった。リヴァイアサンの
水の精霊が使うアシッドレインなら、
人間の身体を余裕で溶かせるほどの酸性の雨に違いない。
私が、ガルラを助けなきゃ!と思った時にはすでに遅かった。
「な、なんだ?!こんなスコール見たことがない?!」
リヴァイアサンの水の精霊が使った、アシッドレインは、
ガルラの頭上にだけ黒い雲を呼び出し、そして、一気に大量の雨を降らした。
ザザーと凄い雨の音がしたかと思うと、ガルラの姿は・・・
「ぶっ?!!!」
私は吹き出さずにはいられなかった。ガルラは死にはしていなかった。
いなかったのだけど・・・
まさかの素っ裸な状態で、頭は丸禿になっていた。
無駄に高価そうな、あの杖も無残な有様だ。
「ど・・・どうなったんだ・・・俺は・・・」
私は、ガルラを直視することが出来ずに、顔を横に背け、
次第にあんまりにも可笑しい光景に大爆笑してしまった。
「あはははははは!!!」
「な、何を笑う!!!ルエート!お前!何をしたんだ?!」
大爆笑する私に、ガルラが激怒する。ちょっと、早く自分の状況に気付きなさいよ。
私の口から教えるは無理よ、本当に。
「ママーあのお兄ちゃん、裸でしかも禿げてるよ?何で?」
「こら!あんなの見るものじゃ、ありません!こっちに来なさい!」
グッドタイミングで、ある男の子と母親の親子がガルラに気付き、
ガルラに聞こえるように会話して、そそくさと消えた。
ガルラの方は、まさか?!と言う顔で、自分の身体を確認し、
顔を真っ赤にして、急いで、男性の大事なとこを両手で隠す。
だが、髪の毛がなくなり、丸禿になったのも気になるのか、
変な言動で、もじもじとしている。
私は、それをチラっと見て更に大爆笑してしまった。
「な、な、なんて女なんだ!お前は!!!恥じらいと言うものがないのか!!!」
ガルラはここぞとばかりに、大激怒するが、そんなのは私の知ったことではない。
「だから、言ったでしょう?私はイライラしてるから、手加減なんて出来ないって?」
私は込み上げてくる、笑いを、何とか耐えて、ガルラに言ってやった。
リヴァイアサンの水の精霊は、どうだ!と言わんばかりの顔で、
ガルラを見て、べーっと舌を出していた。
一時はどうなるかと思ったけど、流石リヴァイアサンの水の精霊ね!
洋服類と髪の毛だけを、アシッドレインで溶かしちゃうなんて。
こんな高度な魔法は、私も見たことがないわ。