第2章「それって大使命?!」
「あの、僕のような者が、こんなに貴重なモノを頂いて、宜しいのでしょうか?」
グランは、内心ではかなり動揺した感じで、リヴァイアサンに聞いていた。
リヴァイアサンは、優しい笑顔で、グランに答える。
「構わん。グランには、街の案内に飯の世話にもなったからな。
今日の事は、余も大いに満足している。それらを含めても、そんな礼は安いものよ。」
「ですが、僕達も普段はリヴァイアサン様にはお世話になってますし!」
「はは。グラン。お前は本当に謙虚だな。心地よく感じるほどに。
だが、時として素直に貰えるものは、貰うべきぞ?それが、
また相手を喜ばせることもあるのだからな?」
「リヴァイアサン様・・・有難うございます。これは大事にさせて頂きます。」
グランは嬉しそうな顔をしながら、リヴァイアサンに深々と頭を下げて、感謝した。
となると、グランって、リヴァイアサンから初めて鱗を貰った人間になるのかしら?
これって、歴史的に見ても、凄い事なんじゃない?
いや、私だって、リヴァイアサンと友達になった、初めての人間か?
「ルエート。貴様にも感謝せねばだな。」
私が頭の中であれこれ考えていると、リヴァイアサンは、突然、私にも声を掛けてくる。
やだ!いきなり、何を言い出すのよ?デレって奴?
「余は最初は人間など取るに足らぬ存在だと思っていた。醜い生き物でしかないとな。
もちろん、そんな人間は今だってごまんと居よう。
だが、それでも、お前達のような存在もいると、余は知ることが出来た。
おかげで、今日はこんなに楽しい思いも出来た。その事は、素直に感謝しようぞ。」
リヴァイアサンは、私にも初めて優しい笑顔を見せてくれた。
何よ・・・ちょっと、イケメンなんだから・・・
そういう笑顔ってずるくない?
私は流石に顔を赤くせずにはいられなかった。
それを見たルビーは、楽しそうに私をからかう。
「えへへ♪ルエったら、照れてるの?可愛い♪」
「もう!ルビーったら!私の事からかって!」
私はルビーにちょっとだけ怒る。でも、ルビーは気にせずに、
私の頬にスリスリと甘える。
「だって、ボクは嬉しいんだもん♪ルエは言ってくれたでしょ?
ボク達、幻獣と仲良く暮らせる世界を目指してるって!
それが、今日は近づいた気がしてさ♪」
「ルビー・・・そうね♪私も、今日はそんな気がするわ♪」
私はルビーを頭を撫でて、今日は私達も楽しかったことを実感する。
リヴァイアサンとグランも笑顔で互いを見ていた。
そうして、リヴァイアサンもグランも、それぞれの家に帰って行った。
「それにしても、ルエのお母さんは、リヴァイアサンと何の話をしたのかな?ね?」
「そうねぇ・・・気になるけど。お母様もリヴァイアサンも
何も言わないしね・・・」
「今度、ボクが聞いてみようか?リヴァイアサンに?」
「そうね。どうしてもの時にはお願いするわ♪」
「うん♪任せて♪」
お風呂も済ませた私はルビーといつものように就寝する。
私が家で1人ぼっちでも平気なのは、ルビーがこうして居てくれるからだ。
ルビーも今日は疲れたのか、すぐに寝てしまった。
私も、そんなルビーをクスっと笑って、自分もすぐに眠りに落ちた。
グランは、内心ではかなり動揺した感じで、リヴァイアサンに聞いていた。
リヴァイアサンは、優しい笑顔で、グランに答える。
「構わん。グランには、街の案内に飯の世話にもなったからな。
今日の事は、余も大いに満足している。それらを含めても、そんな礼は安いものよ。」
「ですが、僕達も普段はリヴァイアサン様にはお世話になってますし!」
「はは。グラン。お前は本当に謙虚だな。心地よく感じるほどに。
だが、時として素直に貰えるものは、貰うべきぞ?それが、
また相手を喜ばせることもあるのだからな?」
「リヴァイアサン様・・・有難うございます。これは大事にさせて頂きます。」
グランは嬉しそうな顔をしながら、リヴァイアサンに深々と頭を下げて、感謝した。
となると、グランって、リヴァイアサンから初めて鱗を貰った人間になるのかしら?
これって、歴史的に見ても、凄い事なんじゃない?
いや、私だって、リヴァイアサンと友達になった、初めての人間か?
「ルエート。貴様にも感謝せねばだな。」
私が頭の中であれこれ考えていると、リヴァイアサンは、突然、私にも声を掛けてくる。
やだ!いきなり、何を言い出すのよ?デレって奴?
「余は最初は人間など取るに足らぬ存在だと思っていた。醜い生き物でしかないとな。
もちろん、そんな人間は今だってごまんと居よう。
だが、それでも、お前達のような存在もいると、余は知ることが出来た。
おかげで、今日はこんなに楽しい思いも出来た。その事は、素直に感謝しようぞ。」
リヴァイアサンは、私にも初めて優しい笑顔を見せてくれた。
何よ・・・ちょっと、イケメンなんだから・・・
そういう笑顔ってずるくない?
私は流石に顔を赤くせずにはいられなかった。
それを見たルビーは、楽しそうに私をからかう。
「えへへ♪ルエったら、照れてるの?可愛い♪」
「もう!ルビーったら!私の事からかって!」
私はルビーにちょっとだけ怒る。でも、ルビーは気にせずに、
私の頬にスリスリと甘える。
「だって、ボクは嬉しいんだもん♪ルエは言ってくれたでしょ?
ボク達、幻獣と仲良く暮らせる世界を目指してるって!
それが、今日は近づいた気がしてさ♪」
「ルビー・・・そうね♪私も、今日はそんな気がするわ♪」
私はルビーを頭を撫でて、今日は私達も楽しかったことを実感する。
リヴァイアサンとグランも笑顔で互いを見ていた。
そうして、リヴァイアサンもグランも、それぞれの家に帰って行った。
「それにしても、ルエのお母さんは、リヴァイアサンと何の話をしたのかな?ね?」
「そうねぇ・・・気になるけど。お母様もリヴァイアサンも
何も言わないしね・・・」
「今度、ボクが聞いてみようか?リヴァイアサンに?」
「そうね。どうしてもの時にはお願いするわ♪」
「うん♪任せて♪」
お風呂も済ませた私はルビーといつものように就寝する。
私が家で1人ぼっちでも平気なのは、ルビーがこうして居てくれるからだ。
ルビーも今日は疲れたのか、すぐに寝てしまった。
私も、そんなルビーをクスっと笑って、自分もすぐに眠りに落ちた。