第2章「それって大使命?!」
私は久しぶりに学院に来ていた。
と言うのも、まずは私の同性の大親友であるエルメリアとミナートに、
精霊の話をしたかったからだ。
「本当なの?ルエ?」
「本当よ♪信じて、エルメリア♪」
私はまず先に、エルメリアと繋がりのある精霊を確認する。
エルメリアの側には、水の精霊が側に居た。私の時と同じ、
エルメリアの水の精霊は私に自分の姿が確認されていると分かると逃げ惑う。
でも、エルメリアにはそれは見えていない。
「エルメリアは、やっぱり、水の精霊と相性がいいみたいね!」
「そうなの?」
「うん♪今の私には、エルメリアと繋がりの深い精霊が見えているのだ!わっはっは!」
私は、ちょっとふざけた感じで言った。そうじゃないと、真顔で、
貴方の精霊が見えていますなんて、言われても相手も怖いと思ったのだ。
それに、大親友とは言っても、私の話を信じて貰えるかは、半々と言った感じ。
大真面目に話して、信じて貰えなかった場合、私は最悪、痛い子認定にされかねない。
なので、まずは様子見で話すことにしたのだ。
「今のエルメリアには、自分の水の精霊さんは見えてないと思うんだけどね。」
「うん、見えてないわ。」
「でも、私の家にあった、古い魔導書には、信頼が深くなった、
自分の精霊は見えるようになるらしいのよ!」
「へぇーそうなんだ!」
私はリヴァイアサンから聞いた話を魔導書から読んで知ったと言う事にした。
今は、これくらいの誤魔化しで大丈夫でしょう。
エルメリアも、今のとこは信じてくれてる感じだし。
「それで、自分の精霊と絆を強くする方法が書いてあったのね?」
「うんうん。」
「こうして、手の平に魔力だけを集中して集めて・・・」
私は昨日のやり方をエルメリアにも教えて試させた。
すると、エルメリアには見ていないが、エルメリアの水の精霊は、
嬉しそうにエルメリアの呼びかけで魔力を貰っていた。
エルメリアの方も、魔力が消えていくのに驚いていた。
「嘘?!魔力が消えたんだけど?!」
「うふふ、それが、エルメリアの水の精霊さんが、魔力を貰ったいったって言う証拠よ♪」
「なんか、不思議な体験だわ。でも、これを続けたら、私も、水の魔法が格段に上手くなるの?」
「うん!そうよ!これで自分の水の精霊さんと絆が深くなっていけば、
魔法も上手くなって、そのうち姿も見れるようになるってわけ!」
「まさか、ルエートはこの方法で、自分の精霊さんが見えるようになったわけ?」
「うん♪そうよ♪」
「うーん・・・ちょっと信じがたいけど・・・
でも、確かに魔力が無くなったしなぁ・・・」
「騙されたと思って、続けてみて?ね?後、これはしばらく誰にも内緒ね?」
「どうしてよ?」
「私が、この魔導書を見つけたって、お父様の耳に入るとマズいのは、わかるでしょ?」
「あー確かに、ルエート、絶対に怒られるわね。」
「でしょ?それに、色々と危険なのは承知で、エルメリアは
大親友だから教えたんだからね!」
「あはは。はいはい!わかったわ!誰にも言わないで、続けてみるから、安心して!」
エルメリアは、どうにか信じてくれたようだ。この後、ミナートにも同じように教えた。
ミナートは性格的には大人しい子だから、エルメリアよりはすんなりと信じてくれた。
「自分の精霊さんの姿が見れるようになれたら、きっと素敵ね♪」
ミナートはメルヘンチックな子だから、そう言って、私の教えた方法を、むしろ喜んでいた。
まずは、私の大親友の2人が精霊と良い関係になってくれれば、
これほど心強い味方もいないでしょう♪
と言うのも、まずは私の同性の大親友であるエルメリアとミナートに、
精霊の話をしたかったからだ。
「本当なの?ルエ?」
「本当よ♪信じて、エルメリア♪」
私はまず先に、エルメリアと繋がりのある精霊を確認する。
エルメリアの側には、水の精霊が側に居た。私の時と同じ、
エルメリアの水の精霊は私に自分の姿が確認されていると分かると逃げ惑う。
でも、エルメリアにはそれは見えていない。
「エルメリアは、やっぱり、水の精霊と相性がいいみたいね!」
「そうなの?」
「うん♪今の私には、エルメリアと繋がりの深い精霊が見えているのだ!わっはっは!」
私は、ちょっとふざけた感じで言った。そうじゃないと、真顔で、
貴方の精霊が見えていますなんて、言われても相手も怖いと思ったのだ。
それに、大親友とは言っても、私の話を信じて貰えるかは、半々と言った感じ。
大真面目に話して、信じて貰えなかった場合、私は最悪、痛い子認定にされかねない。
なので、まずは様子見で話すことにしたのだ。
「今のエルメリアには、自分の水の精霊さんは見えてないと思うんだけどね。」
「うん、見えてないわ。」
「でも、私の家にあった、古い魔導書には、信頼が深くなった、
自分の精霊は見えるようになるらしいのよ!」
「へぇーそうなんだ!」
私はリヴァイアサンから聞いた話を魔導書から読んで知ったと言う事にした。
今は、これくらいの誤魔化しで大丈夫でしょう。
エルメリアも、今のとこは信じてくれてる感じだし。
「それで、自分の精霊と絆を強くする方法が書いてあったのね?」
「うんうん。」
「こうして、手の平に魔力だけを集中して集めて・・・」
私は昨日のやり方をエルメリアにも教えて試させた。
すると、エルメリアには見ていないが、エルメリアの水の精霊は、
嬉しそうにエルメリアの呼びかけで魔力を貰っていた。
エルメリアの方も、魔力が消えていくのに驚いていた。
「嘘?!魔力が消えたんだけど?!」
「うふふ、それが、エルメリアの水の精霊さんが、魔力を貰ったいったって言う証拠よ♪」
「なんか、不思議な体験だわ。でも、これを続けたら、私も、水の魔法が格段に上手くなるの?」
「うん!そうよ!これで自分の水の精霊さんと絆が深くなっていけば、
魔法も上手くなって、そのうち姿も見れるようになるってわけ!」
「まさか、ルエートはこの方法で、自分の精霊さんが見えるようになったわけ?」
「うん♪そうよ♪」
「うーん・・・ちょっと信じがたいけど・・・
でも、確かに魔力が無くなったしなぁ・・・」
「騙されたと思って、続けてみて?ね?後、これはしばらく誰にも内緒ね?」
「どうしてよ?」
「私が、この魔導書を見つけたって、お父様の耳に入るとマズいのは、わかるでしょ?」
「あー確かに、ルエート、絶対に怒られるわね。」
「でしょ?それに、色々と危険なのは承知で、エルメリアは
大親友だから教えたんだからね!」
「あはは。はいはい!わかったわ!誰にも言わないで、続けてみるから、安心して!」
エルメリアは、どうにか信じてくれたようだ。この後、ミナートにも同じように教えた。
ミナートは性格的には大人しい子だから、エルメリアよりはすんなりと信じてくれた。
「自分の精霊さんの姿が見れるようになれたら、きっと素敵ね♪」
ミナートはメルヘンチックな子だから、そう言って、私の教えた方法を、むしろ喜んでいた。
まずは、私の大親友の2人が精霊と良い関係になってくれれば、
これほど心強い味方もいないでしょう♪