第1章「友情度0%」
「いよいよ、最後か。ルエートよ。
貴様、自分が使えそうな最後の属性に心当たりはあるか?」
「それが・・・全然ないのよね。」
私はリヴァイアサンにそう聞かれても、答えに困った。
この歳にして、3元素を使えるかもなんて、考えたことないんだもん。
わかりっこないわよ。
この歳で、本当に3元素を使えるようになったら、大騒ぎどころじゃないわ。
(ちなみに私とグランは今年で14歳よ♪)
ロヴァール国にいる大魔導士と言われる有名な方々でさえ、
3元素使える人は5人くらいなのよ?
その5人に母も入ってはいるけどさ・・・
(ちなみに大魔導士様達の平均年齢は60歳前後ってとこかしら?
あ、母は抜いてね!)
ちなみに父は3元素を扱うまでの能力はなかったみたい。
それもあってか、父は母に頭が上がらない部分があるのよね。
悩んでいる私に、リヴァイアサンは、仕方がないと言う顔で言う。
「その様子では、本当にわからないようだな。全く、手間のかかる人間の小娘よ。
では、致し方あるまい。余の精霊を使って、貴様の最後の精霊を
探し出してやろう。感謝するがよい。」
「はいはい。お優しいリヴァイアサン様に感謝致します。」
私はつい、いつもの癖でリヴァイアサンに悪態をついてしまった。
グランとかだったら、絶対にそんな言い方しない癖に。
「ふん。全く、可愛げのない娘よ。ま、良い。では、行くぞ!
貴様も、自分の意識を集中し高めよ。少々、手荒な方法だからな。
気を抜くでないぞ?」
「え?嘘でしょ?!」
リヴァイアサンは、少し意地悪そうな笑顔と声で言うと、
私が入っている、金色の魔法陣が一層輝いた。
私は驚きつつも、意識を集中し、高めてようとすると、鼻先を、
火の球がかすめた。
嘘?!私、今、火属性の攻撃を受けそうになった?!
「これはまた・・・道理で少し手がかかったものよ。水の精霊と
これだけ相性がいい貴様だから、てっきり、土の精霊かと思えば、
火の精霊だったとはな。」
リヴァイアサンは、自分だけ納得したような声で言っている。
いやいや!勝手に自分だけで納得しないでよ!
「ほら、どうした?ルエート。余が呼び出してやったのだ。
はよ、自分で自分の火の精霊を対処せい。」
リヴァイアサンは楽しそうな声で私にそう言う。
この海蛇幻獣!私を困らせる為にやったのね!!
いいわ!私だって、将来は大魔導士になるんだから!
あんたの嫌がらせくらい、乗り越えてやるわよ!
私は、冷静になって自分の火の精霊をしっかりと見た。
火の精霊は、突然呼び出されて、怯えて、怒っている感じな気が私はした。
無理もないわよね。だって、私の目の前にいる、リヴァイアサンの周りには、
ここぞとばかりに水の精霊がたくさんいるし、他の火の精霊は、
かなり遠くにしかいない。
1匹で、こんな時に突然連れて来られたら、怒る気持ちも、わかるわ。
私は、まず怯えて、怒っている、火の精霊をどうにかしなければと思った。
貴様、自分が使えそうな最後の属性に心当たりはあるか?」
「それが・・・全然ないのよね。」
私はリヴァイアサンにそう聞かれても、答えに困った。
この歳にして、3元素を使えるかもなんて、考えたことないんだもん。
わかりっこないわよ。
この歳で、本当に3元素を使えるようになったら、大騒ぎどころじゃないわ。
(ちなみに私とグランは今年で14歳よ♪)
ロヴァール国にいる大魔導士と言われる有名な方々でさえ、
3元素使える人は5人くらいなのよ?
その5人に母も入ってはいるけどさ・・・
(ちなみに大魔導士様達の平均年齢は60歳前後ってとこかしら?
あ、母は抜いてね!)
ちなみに父は3元素を扱うまでの能力はなかったみたい。
それもあってか、父は母に頭が上がらない部分があるのよね。
悩んでいる私に、リヴァイアサンは、仕方がないと言う顔で言う。
「その様子では、本当にわからないようだな。全く、手間のかかる人間の小娘よ。
では、致し方あるまい。余の精霊を使って、貴様の最後の精霊を
探し出してやろう。感謝するがよい。」
「はいはい。お優しいリヴァイアサン様に感謝致します。」
私はつい、いつもの癖でリヴァイアサンに悪態をついてしまった。
グランとかだったら、絶対にそんな言い方しない癖に。
「ふん。全く、可愛げのない娘よ。ま、良い。では、行くぞ!
貴様も、自分の意識を集中し高めよ。少々、手荒な方法だからな。
気を抜くでないぞ?」
「え?嘘でしょ?!」
リヴァイアサンは、少し意地悪そうな笑顔と声で言うと、
私が入っている、金色の魔法陣が一層輝いた。
私は驚きつつも、意識を集中し、高めてようとすると、鼻先を、
火の球がかすめた。
嘘?!私、今、火属性の攻撃を受けそうになった?!
「これはまた・・・道理で少し手がかかったものよ。水の精霊と
これだけ相性がいい貴様だから、てっきり、土の精霊かと思えば、
火の精霊だったとはな。」
リヴァイアサンは、自分だけ納得したような声で言っている。
いやいや!勝手に自分だけで納得しないでよ!
「ほら、どうした?ルエート。余が呼び出してやったのだ。
はよ、自分で自分の火の精霊を対処せい。」
リヴァイアサンは楽しそうな声で私にそう言う。
この海蛇幻獣!私を困らせる為にやったのね!!
いいわ!私だって、将来は大魔導士になるんだから!
あんたの嫌がらせくらい、乗り越えてやるわよ!
私は、冷静になって自分の火の精霊をしっかりと見た。
火の精霊は、突然呼び出されて、怯えて、怒っている感じな気が私はした。
無理もないわよね。だって、私の目の前にいる、リヴァイアサンの周りには、
ここぞとばかりに水の精霊がたくさんいるし、他の火の精霊は、
かなり遠くにしかいない。
1匹で、こんな時に突然連れて来られたら、怒る気持ちも、わかるわ。
私は、まず怯えて、怒っている、火の精霊をどうにかしなければと思った。