このサイトは1ヶ月 (30日) 以上ログインされていません。 サイト管理者の方はこちらからログインすると、この広告を消すことができます。

第?章「誰かによる、本喰人(ブック・イーター)の解説?」

12冊目を助ける為にざっとトワに説明してw
トワ的には12冊目の過去が知れて満足気なご様子w
逆に12冊目はまたうんざりしてるw

「もういい加減に解放して欲しいんだが・・・
まだお前の茶番に付き合わなきゃいけないのか?俺達は・・・」
「これで終わりにしますので、後少しだけ!ね?」
「別に急いでる仕事もないんだから、十二は急かすことないのに。」
「(トワめ。こいつから俺の過去の話が聞けたのが嬉しかったから、
こいつの味方してやがるな・・・)ジロリ」
「な、何?その顔!」
「何でもない。」
「さーさ!最後の話ですが!
最後は本喰人の本質について話しましょうか?」
「本喰人の本質だと?それは・・・」
「なになに?それはどんなお話なの?」
「おい、お前。それをトワにも聞かせるつもりなのか?」
「簡単な説明程度にですが・・・駄目ですかね?」
「あんまり聞かせたくないけどな・・まだトワには・・・」
「何で?トワなら大丈夫だよ!!十二はすぐにトワを子供扱いするんだから!」
「あのな!俺はそんなつもりで言ってるんじゃ・・・」
「12冊目君はトワちゃんをかなり大事にしてるんですねぇー♪」
「う、うるさいぞ!お前!!!」
「はいはい!貴方!十二なんか気にしなくていいから!お話して!」
「お、おい!トワ!」
「ではーさっくりとお話しちゃいますか♪」
「ちぃ。もう好きにしろ。」

不貞腐れる12冊目に申し訳ないと思いつつw
嬉しそうなトワと会話を開始する。

「本喰人の本質って言うのは人間で言うとこの本質とはちょっと違います。」
「どう違うの?」
「本喰人の本質とは!ずばり!
その本喰人の核に当たる本に書かれたテーマのことを言います!」
「テーマ?それってどういうこと?」
「本喰人の核は本ですよね?」
「うん。」
「本である以上は、本喰人の核たる本にも、
それぞれに何かが書かれているものがあるわけです!」
「あ、そっか。じゃあトワにも?」
「もちろん!トワちゃんもですね♪」
「でもトワは自分の核に、何が書かれているかって知らないわ。
もしかして十二は知ってるの?」
「トワは俺の眷属だからな・・・知ってはいる。」
「じゃあ教えてって言ったら、教えてくれる?」
「時が来たら・・・だな。
今のトワには教えられない。危険だからな。
それを知ることは、自分の最大の弱点を教えるようなものだからな。」
「え?そうなの?」
「そうだ。だからしなくていいなら、気軽に話す話題ではないんだ。
こいつは何を思って話し出したのかわからないけどな。」
「いやー12冊目は教えるタイミングを計っていたとは思うんですが(汗)
大事な部分でもあるので、軽く話させて貰いました!
それにここはアレなんでw
トワちゃんも12冊目君もここで話したことは現実に戻ったら忘れますんでねwww」
「お前!なんかメタいこと言っただろう?!」
「ではではー今回は12冊目君とトワちゃんの回はお開きってことで!
ありがとうございました♪」
「待て!謝礼はどうした!謝礼は!!」
「そうだ!お礼は?」
「それはまたの機会に♪」
「おい!こら!!!」

12冊目が怒って、とある作者に掴みかかろうとしたところで、
二人はパッと消えましたとさ♪w

8/8ページ
スキ