第2章「共同戦線」
「長かったな・・・」
俺は、キュアートとトワを見て、呆れた顔で言ってやった。
すると、キュアート達は顔を見合わせる。
「何?これでも早い方よ?」
「そうだよー本当はもっとお話ししたかったけど、十二が、
怒ると思って、短くした方なんだからね!!」
「へいへいーそうですかー」
俺は、ぶっきらぼうにトワに対応した。キュアートだって、娘が6冊目に
監禁されてるかもしれないのに、呑気にしていていいのか?
俺は自分だけが、緊張して、変にピリピリしているのが、
馬鹿らしくなりそうだった。
「まぁまぁ、怒らないで。十二。トワちゃんには、トワちゃんだけに、
話さなきゃいけない話が私にはあったのよ。」
「別に俺は、怒ってはいないが・・・」
「嘘つき・・・十二の顔は怒ってるもん。」
「・・・・・」
トワにそう指摘され、俺は怒鳴りそうになったが、我慢した。
キュアートの手前、俺がトワに怒ったら、キュアートが今度は、
俺を怒るだろう。正直、俺はキュアートに怒られるのは苦手だ。
「わかった。とりあえず、俺は今、24冊目達と連絡を取ったんだ。
そしたら、あいつらは、いつでも、キュアートと会っても
いいようにしとくと言ってたぞ?」
「あら?本当?なら、今日のうちに会っちゃう?その方が、
私も都合がいいしね♪」
「え?いいのか?」
「ええ♪もちろんよ♪24冊目達がいいならね?♪」
「わかった!すぐに連絡して確かめてみる!」
俺は、二四に再度、連絡をして、すぐに俺達の居る場所に来るか確認して、
来てくれるように頼んだ。
二四達は30分もかからないで、すぐに来てくれた。
二四達は、緊張した顔で、けど、ちゃんとした身なりで、キュアートに初対面した。
「いやぁーん♥24冊目も、50冊目も♥イケメンじゃない♥」
キュアートは、若い本喰人の二四達に笑顔で飛びつき、品定めをしている。
これには、二四もゴートンも、タジタジであった。
2冊からすれば、こんな友好的な上巻クラスは初めてだろう。
俺も、最初の頃は戸惑ったくらいだ。このテンションに。
「お初にお目にかかります。9冊目。24冊目です。」
「初めまして♪9冊目♪僕は50冊目です♪」
2冊は、短い自己紹介をキュアートに済ませる。
キュアートは嬉しそうにしながら、自分の事は、
「キュアートと呼んで♥」と、キャッキャとした態度で言った。
しかし、二四達は、キュアートの事を様づけで呼ぶ。
どうやら、俺が見るに、二四達は違う意味で、キュア―トを、
怖がってるようだ。
あのゴートンですら、ちょっと不自然な笑顔だった。
うーん・・・きっと違う意味で、「喰われる」と感じとったのだろう。
俺は、そう思ったが、変に言わないことにする。今は。
「じゃあ、二四達も来てくれたから、キュアート。6冊目の件を、再度話してくれないか?」
俺は、そうキュアートに言った。キュアートも真面目な態度に戻り、
俺達は少し広めの部屋に移動し、皆で席に着いて、キュアートの話を聞くことにした。
俺は、キュアートとトワを見て、呆れた顔で言ってやった。
すると、キュアート達は顔を見合わせる。
「何?これでも早い方よ?」
「そうだよー本当はもっとお話ししたかったけど、十二が、
怒ると思って、短くした方なんだからね!!」
「へいへいーそうですかー」
俺は、ぶっきらぼうにトワに対応した。キュアートだって、娘が6冊目に
監禁されてるかもしれないのに、呑気にしていていいのか?
俺は自分だけが、緊張して、変にピリピリしているのが、
馬鹿らしくなりそうだった。
「まぁまぁ、怒らないで。十二。トワちゃんには、トワちゃんだけに、
話さなきゃいけない話が私にはあったのよ。」
「別に俺は、怒ってはいないが・・・」
「嘘つき・・・十二の顔は怒ってるもん。」
「・・・・・」
トワにそう指摘され、俺は怒鳴りそうになったが、我慢した。
キュアートの手前、俺がトワに怒ったら、キュアートが今度は、
俺を怒るだろう。正直、俺はキュアートに怒られるのは苦手だ。
「わかった。とりあえず、俺は今、24冊目達と連絡を取ったんだ。
そしたら、あいつらは、いつでも、キュアートと会っても
いいようにしとくと言ってたぞ?」
「あら?本当?なら、今日のうちに会っちゃう?その方が、
私も都合がいいしね♪」
「え?いいのか?」
「ええ♪もちろんよ♪24冊目達がいいならね?♪」
「わかった!すぐに連絡して確かめてみる!」
俺は、二四に再度、連絡をして、すぐに俺達の居る場所に来るか確認して、
来てくれるように頼んだ。
二四達は30分もかからないで、すぐに来てくれた。
二四達は、緊張した顔で、けど、ちゃんとした身なりで、キュアートに初対面した。
「いやぁーん♥24冊目も、50冊目も♥イケメンじゃない♥」
キュアートは、若い本喰人の二四達に笑顔で飛びつき、品定めをしている。
これには、二四もゴートンも、タジタジであった。
2冊からすれば、こんな友好的な上巻クラスは初めてだろう。
俺も、最初の頃は戸惑ったくらいだ。このテンションに。
「お初にお目にかかります。9冊目。24冊目です。」
「初めまして♪9冊目♪僕は50冊目です♪」
2冊は、短い自己紹介をキュアートに済ませる。
キュアートは嬉しそうにしながら、自分の事は、
「キュアートと呼んで♥」と、キャッキャとした態度で言った。
しかし、二四達は、キュアートの事を様づけで呼ぶ。
どうやら、俺が見るに、二四達は違う意味で、キュア―トを、
怖がってるようだ。
あのゴートンですら、ちょっと不自然な笑顔だった。
うーん・・・きっと違う意味で、「喰われる」と感じとったのだろう。
俺は、そう思ったが、変に言わないことにする。今は。
「じゃあ、二四達も来てくれたから、キュアート。6冊目の件を、再度話してくれないか?」
俺は、そうキュアートに言った。キュアートも真面目な態度に戻り、
俺達は少し広めの部屋に移動し、皆で席に着いて、キュアートの話を聞くことにした。