第2章「共同戦線」
昨日の夜の夕食から、次の日。
トワは、ずっとパソコンの前で何やらと忙しそうにしていた。
俺は、別に気にすることもなく、今日はのんびりするつもりだった。
ゴートン達の方も、今日はやりたい事があるので、仕事は休むと、
言う事だったので、俺も休むことにしたのだ。
そんな、のんびりしている俺に、トワは声を掛けてきた。
「ねぇーねぇー十二?」
「うん?何だ?」
「うちのお店のホームページ作ってもいい?」
「ホームページか・・・」
俺はトワにそう言われて、少し考えた。前にも、言われたことがあるが、
その時は、俺がネットのことをよくわかっていなかったので、
トワには駄目だと言ったが、今は二四やゴートンのおかげで、
ネットの事も大分わかってきたので、良いかもなと思った。
「そうだな。有ってもいいかもしれないな。トワは前から欲しがってたもんな。」
「うん。だってさーやっぱりあると便利だと思うんだもん。
昨日の、ゴートンのだって、アレもネットのおかげだよ?使い方さえ、
間違わなければ、あれだけの本もいざとなれば、集められるかもしれないなら、
十二も、いいと思わない?」
「確かに、最近は、ネットでの売買も当たり前だしな。
よし、トワ。じゃあ、その辺はお前に任せてもいいか?」
「うん!任せて!情報の管理とはちゃんと気を付けるから!」
トワは一気に嬉しそうな顔になって、ますますパソコンの前で、
忙しそうにしている。
トワからすれば、自分なりに仕事らしい仕事が見つかって、嬉しいのだろう。
こうした経験は、トワの今後にも関わるだろうから、俺もさせてやるべきだと思った。
もちろん、俺にだって、今後は必要なことだろう。
後で、トワが落ち着いた時に、俺も確認がてら教えて貰わねばと思った。
「そう言えば・・・二四やゴートンにも、まだ教えて
やらなきゃいけないことがあったな・・・」
俺は、のんびりする予定ではあったが、考え事をしていくうちに、
まだ、あの2冊達に教えてやらなきゃいけない事に、あれこれと
気づいてしまった。
古本屋をやっていく上での知識はもう大丈夫だろう。
後は建物を買う際の注意点やら、書類関係の事を教えれば、
あいつらは、今後、日本ならどこでも住んで暮らせていけるはずだ。
そして、今後で一番大事な事。
それは、敵と遭遇した時の対処と、本拠地の守り方、後は、
戦う事になった時などだ。
本当は、二四の方が、この辺を詳しく知りたがっていたはずだ。
ゴートンには、まだ復讐したい相手はいないから、身を守る術だけで、
まだ満足するかもしれないが。
二四には、俺と同じように復讐したい相手がいる。
最悪な事にそれが2冊目と言うのが、厳しいとこであるが。
俺は、最近ではあの2冊達を認めている。
だから、教えてやろうと言う気持ちになっていた。
俺が知ってる限りの戦い方などを。
だが一番いいのは、あの2冊達にも会って欲しい本がいた。
俺の戦いの師匠でもある、6冊目に。
6冊目から、戦いを学べれば、俺から教わるよりも、遥かに
2冊達を強くしてくれるだろうと思った。
ただ、6冊目の居所は、最近の俺でも掴めないでいた。
トワは、ずっとパソコンの前で何やらと忙しそうにしていた。
俺は、別に気にすることもなく、今日はのんびりするつもりだった。
ゴートン達の方も、今日はやりたい事があるので、仕事は休むと、
言う事だったので、俺も休むことにしたのだ。
そんな、のんびりしている俺に、トワは声を掛けてきた。
「ねぇーねぇー十二?」
「うん?何だ?」
「うちのお店のホームページ作ってもいい?」
「ホームページか・・・」
俺はトワにそう言われて、少し考えた。前にも、言われたことがあるが、
その時は、俺がネットのことをよくわかっていなかったので、
トワには駄目だと言ったが、今は二四やゴートンのおかげで、
ネットの事も大分わかってきたので、良いかもなと思った。
「そうだな。有ってもいいかもしれないな。トワは前から欲しがってたもんな。」
「うん。だってさーやっぱりあると便利だと思うんだもん。
昨日の、ゴートンのだって、アレもネットのおかげだよ?使い方さえ、
間違わなければ、あれだけの本もいざとなれば、集められるかもしれないなら、
十二も、いいと思わない?」
「確かに、最近は、ネットでの売買も当たり前だしな。
よし、トワ。じゃあ、その辺はお前に任せてもいいか?」
「うん!任せて!情報の管理とはちゃんと気を付けるから!」
トワは一気に嬉しそうな顔になって、ますますパソコンの前で、
忙しそうにしている。
トワからすれば、自分なりに仕事らしい仕事が見つかって、嬉しいのだろう。
こうした経験は、トワの今後にも関わるだろうから、俺もさせてやるべきだと思った。
もちろん、俺にだって、今後は必要なことだろう。
後で、トワが落ち着いた時に、俺も確認がてら教えて貰わねばと思った。
「そう言えば・・・二四やゴートンにも、まだ教えて
やらなきゃいけないことがあったな・・・」
俺は、のんびりする予定ではあったが、考え事をしていくうちに、
まだ、あの2冊達に教えてやらなきゃいけない事に、あれこれと
気づいてしまった。
古本屋をやっていく上での知識はもう大丈夫だろう。
後は建物を買う際の注意点やら、書類関係の事を教えれば、
あいつらは、今後、日本ならどこでも住んで暮らせていけるはずだ。
そして、今後で一番大事な事。
それは、敵と遭遇した時の対処と、本拠地の守り方、後は、
戦う事になった時などだ。
本当は、二四の方が、この辺を詳しく知りたがっていたはずだ。
ゴートンには、まだ復讐したい相手はいないから、身を守る術だけで、
まだ満足するかもしれないが。
二四には、俺と同じように復讐したい相手がいる。
最悪な事にそれが2冊目と言うのが、厳しいとこであるが。
俺は、最近ではあの2冊達を認めている。
だから、教えてやろうと言う気持ちになっていた。
俺が知ってる限りの戦い方などを。
だが一番いいのは、あの2冊達にも会って欲しい本がいた。
俺の戦いの師匠でもある、6冊目に。
6冊目から、戦いを学べれば、俺から教わるよりも、遥かに
2冊達を強くしてくれるだろうと思った。
ただ、6冊目の居所は、最近の俺でも掴めないでいた。