第1章「下巻の奴等」
俺と18は数百年ぶりの再会は果たした。互いに姿は過去の時と
そんなに変わってはいない。服は時代が違うので変化はあるが。
それから、若干、18が若返ったかもしれない。
前は見た目の年齢が30代前半だったが、今は20代後半な感じだ。
相変わらずの脳筋プレイが大好きそうな筋肉ムキムキの大男だった。
白に近い金髪で、茶色の瞳で、身長は190cmはあるだろう。
あの頃と同じなら、あの手に捕まれば、容赦なく、身体を
物理的にねじ切られる恐れがある。
とにかく、相手を痛めつけるのが好きで、その為に能力を特化するような奴だ。
相手を陥れるような策略も使うのが得意だから、更に質が悪い。
俺からすれば、どうしてあんな奴が、同じ本喰人なのかわからない。
ま、だから、2冊目なんかと気が合うのだろうが。あの史上最悪の本と。
「久しぶりだなぁーおい?相変わらず、昔みたいに、雑魚本と
仲良くしてんのか?駄本は、いつまで経っても駄本だなぁー?
がはははは!!!」
「そういう馬鹿本は、いつから長い物には巻かれるような、プライドまでも
無くすような、どクズな本になったんだ?結局、頭も悪いままだから、
どうにもならなかったか?あはははは!!!」
俺達は互いに嫌味を言いながら、笑い合い、火花を散らす。
全く、この18には、本当にイライラさせられる。
でも、俺はもう、あの頃の無力な俺ではない。
今度こそ、トワや、50冊目や24冊目も守ってやるんだ。
「はぁー本当にてめぇは、何百年経っても、胸糞が悪い、ムカつく本野郎だぜ。」
「それは、こっちの台詞だ。脳筋本。」
互いに俺達は、今度は真剣な顔になる。どっちが先に攻撃を仕掛けるか、見極め合う。
緊迫した状況の中で、50冊目は静かに戻って来た。
そして、俺の邪魔をしないように、俺の背後に回る。
「24冊目は大丈夫なのか?」
「うん。今は安静にさせてる。僕の持ってる能力で、少しは回復出来たから、
命に別状はないと思う。」
「そうか・・・良かったな。」
俺は、顔は18の奴に向けたままで、50冊目と会話した。
それを18の奴もちゃっかり聞きやがる。
「ん?なんだぁ?あの雑魚本の24は死ななかったのか。
もっと、丹念に殴ってやれば良かったなぁーああー残念だ♪」
「何を?!!」
「やめろ、50冊目!これは俺の戦いだ。手を出すな!」
「でも・・・」
「いいから!それに、そこの腐れ外道本!俺達の会話に口を挟むな!
お前がぼっちで寂しいのはわかるけどな。」
俺は、憎らし気な笑顔で18に嫌味付きで、馬鹿にしてやった。
18の顔が真っ赤になり、激怒する。
見ているこっちとしては、上々な反応だ。
「てめぇのそういう所は、ガキの頃から、大嫌いだったぜ!
てめぇだけは、そうやって、誰構わずに好かれて人気者で、
俺様は悪者でいつも嫌われ者だった!」
「それは、お前が、その性格を直さないからだろうが!」
「うるせー何もかも、あの頃からてめぇがいるから、悪いんだ!!!」
18の昔からの屁理屈に俺はうんざりする。
一体、こいつは、何年、俺とこんなやり取りがしたいんだ?
いい加減に成長しろよな・・・本当に。
そんなに変わってはいない。服は時代が違うので変化はあるが。
それから、若干、18が若返ったかもしれない。
前は見た目の年齢が30代前半だったが、今は20代後半な感じだ。
相変わらずの脳筋プレイが大好きそうな筋肉ムキムキの大男だった。
白に近い金髪で、茶色の瞳で、身長は190cmはあるだろう。
あの頃と同じなら、あの手に捕まれば、容赦なく、身体を
物理的にねじ切られる恐れがある。
とにかく、相手を痛めつけるのが好きで、その為に能力を特化するような奴だ。
相手を陥れるような策略も使うのが得意だから、更に質が悪い。
俺からすれば、どうしてあんな奴が、同じ本喰人なのかわからない。
ま、だから、2冊目なんかと気が合うのだろうが。あの史上最悪の本と。
「久しぶりだなぁーおい?相変わらず、昔みたいに、雑魚本と
仲良くしてんのか?駄本は、いつまで経っても駄本だなぁー?
がはははは!!!」
「そういう馬鹿本は、いつから長い物には巻かれるような、プライドまでも
無くすような、どクズな本になったんだ?結局、頭も悪いままだから、
どうにもならなかったか?あはははは!!!」
俺達は互いに嫌味を言いながら、笑い合い、火花を散らす。
全く、この18には、本当にイライラさせられる。
でも、俺はもう、あの頃の無力な俺ではない。
今度こそ、トワや、50冊目や24冊目も守ってやるんだ。
「はぁー本当にてめぇは、何百年経っても、胸糞が悪い、ムカつく本野郎だぜ。」
「それは、こっちの台詞だ。脳筋本。」
互いに俺達は、今度は真剣な顔になる。どっちが先に攻撃を仕掛けるか、見極め合う。
緊迫した状況の中で、50冊目は静かに戻って来た。
そして、俺の邪魔をしないように、俺の背後に回る。
「24冊目は大丈夫なのか?」
「うん。今は安静にさせてる。僕の持ってる能力で、少しは回復出来たから、
命に別状はないと思う。」
「そうか・・・良かったな。」
俺は、顔は18の奴に向けたままで、50冊目と会話した。
それを18の奴もちゃっかり聞きやがる。
「ん?なんだぁ?あの雑魚本の24は死ななかったのか。
もっと、丹念に殴ってやれば良かったなぁーああー残念だ♪」
「何を?!!」
「やめろ、50冊目!これは俺の戦いだ。手を出すな!」
「でも・・・」
「いいから!それに、そこの腐れ外道本!俺達の会話に口を挟むな!
お前がぼっちで寂しいのはわかるけどな。」
俺は、憎らし気な笑顔で18に嫌味付きで、馬鹿にしてやった。
18の顔が真っ赤になり、激怒する。
見ているこっちとしては、上々な反応だ。
「てめぇのそういう所は、ガキの頃から、大嫌いだったぜ!
てめぇだけは、そうやって、誰構わずに好かれて人気者で、
俺様は悪者でいつも嫌われ者だった!」
「それは、お前が、その性格を直さないからだろうが!」
「うるせー何もかも、あの頃からてめぇがいるから、悪いんだ!!!」
18の昔からの屁理屈に俺はうんざりする。
一体、こいつは、何年、俺とこんなやり取りがしたいんだ?
いい加減に成長しろよな・・・本当に。