長編番外編 おそろしい巻物
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タソガレドキ忍軍が戦に赴き城内が手薄になった頃、私は一度侵入を試みてみた。
たまみさんがタソガレドキに狙われる原因となっているもの…巻物を奪うために。
たまみさんが異世界から来たと聞いたときは驚いた。
しかし学園長先生や父上、土井先生が目の前で見たというのだからそれは真実なのだろう。
日頃忍術学園での仕事が忙しい父や土井先生に代わって、フリーで動きの取りやすい私が調査するのが最適だと思った。
しかし、なかなか有効な情報が得られず苛立ち始めていたところ、タソガレドキ軍が戦を始めることになった。
これはチャンスだ。
単独で深入りはしないよう言われていたが、私は一人タソガレドキ城へ向かった。
しかし、いくら手薄とはいえ流石はタソガレドキ城。
潜入はなかなかうまく進まず、日毎に気持ちばかりが焦ってきた。
そんなとき、偶然にも城内での女中の募集があり私は怪しまれることなく城の中に入ることができた。
巻物の情報は中々得られなかったが、いくつかの部屋の掃除を任されたとき、幸運にもそれらしきものを見つけた。
あまりにも普通に置かれていたので罠ではないかと疑った。
しかし手にしてみないことには本物かどうか分からない。
外から見た特徴はたまみさんの言っていたものと同じだが…。
私は周りに人の気配がないことを確認し、その巻物へと手を伸ばした。
そして、そのざらりとする紙に触れた瞬間。
「っ!?」
辺りが白い光に包まれた。
咄嗟に手を離して身構えたが、光は消えることなく視界が真っ白になる。
音も消え、何故か思考もまわらなくなってきて…。
やがて、私はそのまま意識を手離した…。
たまみさんがタソガレドキに狙われる原因となっているもの…巻物を奪うために。
たまみさんが異世界から来たと聞いたときは驚いた。
しかし学園長先生や父上、土井先生が目の前で見たというのだからそれは真実なのだろう。
日頃忍術学園での仕事が忙しい父や土井先生に代わって、フリーで動きの取りやすい私が調査するのが最適だと思った。
しかし、なかなか有効な情報が得られず苛立ち始めていたところ、タソガレドキ軍が戦を始めることになった。
これはチャンスだ。
単独で深入りはしないよう言われていたが、私は一人タソガレドキ城へ向かった。
しかし、いくら手薄とはいえ流石はタソガレドキ城。
潜入はなかなかうまく進まず、日毎に気持ちばかりが焦ってきた。
そんなとき、偶然にも城内での女中の募集があり私は怪しまれることなく城の中に入ることができた。
巻物の情報は中々得られなかったが、いくつかの部屋の掃除を任されたとき、幸運にもそれらしきものを見つけた。
あまりにも普通に置かれていたので罠ではないかと疑った。
しかし手にしてみないことには本物かどうか分からない。
外から見た特徴はたまみさんの言っていたものと同じだが…。
私は周りに人の気配がないことを確認し、その巻物へと手を伸ばした。
そして、そのざらりとする紙に触れた瞬間。
「っ!?」
辺りが白い光に包まれた。
咄嗟に手を離して身構えたが、光は消えることなく視界が真っ白になる。
音も消え、何故か思考もまわらなくなってきて…。
やがて、私はそのまま意識を手離した…。