巻物ミッション③「後ろからおもいっきり」(長編第1章)
お名前設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
職員室でテストを作っていると、突然嫌な気配がした。
出席簿を構えて後ろに飛び退き頭上を見上げると、
ぽんっ
巻物が現れた。
「またこれか…!」
嫌な予感しかしない…。
たまみさんがこの場にいないのに現れるとは…今度は私宛てということか?
この忙しいのに…と嫌々手に取ってみると。
「『今から見た三人に、後ろからおもいっきり抱きつくこと。できなければ晩御飯はおでん。』」
な、なにぃぃぃ!?
おでんとは卑怯なっ…!!
「…やるしかないな。」
パッと手の甲に『3』という文字が浮かび上がった。
これは人数を数えているのか…?
私は覚悟を決めた。
今から見る三人というのが重要だ。
誰かが職員室に来てしまう前に、こちらから一年は組の生徒を見つけて捕まえてしまうのが安全かもしれない。
万が一にも山本シナ先生やくノ一教室の誰かがこの職員室に来たりしたら、私の教師生命すら危うくなるかもしれん…。
だが一年は組の生徒をどうやって見つける?
「会う」とは、私が視認しただけでそうみなされるのだろうか。
もしそうなら隠れて様子を伺い標的を絞ることはできないな。
いっそ目隠しでもして音と気配で捕まえようか…。
うーん、一年は組の忍たま長屋の天井裏に忍び込み、音で誰が居るのか把握して部屋に降り立つか…。
そして天井裏に向かおうと目線を上にうつしたとき。
がらっ
「土井先生いらっしゃいますかぁ?」
小松田くんが障子をあけた。
私は素早く天井裏に隠れ小松田くんに見つかることはなかったが、反射的に彼を見てしまった。
「あれ、いないのかなぁ?」
小松田くんが障子を閉め出ていこうとした。
くそっ、出られるとやりにくくなる!
私は咄嗟に飛び降り、後ろから小松田くんを一瞬だけぐっと抱きしめて、また天井裏に身を潜めた。
「んんっ?」
小松田くんは後ろを振り返りきょろきょろとした。
「いま、誰かにぎゅってされたような気がしたけど…気のせいかなぁ。」
小松田くんは首をかしげながら部屋を出ていった。
手の甲を確認すると数字が2に減っている。
よし、この手は使える!
これでいこう!
そして私が天井裏からは組の生徒の部屋に行こうとしたとき、
がらっ
またもや職員室の障子が開けられて、私はまたしても反射的にその人物を見てしまった。
出席簿を構えて後ろに飛び退き頭上を見上げると、
ぽんっ
巻物が現れた。
「またこれか…!」
嫌な予感しかしない…。
たまみさんがこの場にいないのに現れるとは…今度は私宛てということか?
この忙しいのに…と嫌々手に取ってみると。
「『今から見た三人に、後ろからおもいっきり抱きつくこと。できなければ晩御飯はおでん。』」
な、なにぃぃぃ!?
おでんとは卑怯なっ…!!
「…やるしかないな。」
パッと手の甲に『3』という文字が浮かび上がった。
これは人数を数えているのか…?
私は覚悟を決めた。
今から見る三人というのが重要だ。
誰かが職員室に来てしまう前に、こちらから一年は組の生徒を見つけて捕まえてしまうのが安全かもしれない。
万が一にも山本シナ先生やくノ一教室の誰かがこの職員室に来たりしたら、私の教師生命すら危うくなるかもしれん…。
だが一年は組の生徒をどうやって見つける?
「会う」とは、私が視認しただけでそうみなされるのだろうか。
もしそうなら隠れて様子を伺い標的を絞ることはできないな。
いっそ目隠しでもして音と気配で捕まえようか…。
うーん、一年は組の忍たま長屋の天井裏に忍び込み、音で誰が居るのか把握して部屋に降り立つか…。
そして天井裏に向かおうと目線を上にうつしたとき。
がらっ
「土井先生いらっしゃいますかぁ?」
小松田くんが障子をあけた。
私は素早く天井裏に隠れ小松田くんに見つかることはなかったが、反射的に彼を見てしまった。
「あれ、いないのかなぁ?」
小松田くんが障子を閉め出ていこうとした。
くそっ、出られるとやりにくくなる!
私は咄嗟に飛び降り、後ろから小松田くんを一瞬だけぐっと抱きしめて、また天井裏に身を潜めた。
「んんっ?」
小松田くんは後ろを振り返りきょろきょろとした。
「いま、誰かにぎゅってされたような気がしたけど…気のせいかなぁ。」
小松田くんは首をかしげながら部屋を出ていった。
手の甲を確認すると数字が2に減っている。
よし、この手は使える!
これでいこう!
そして私が天井裏からは組の生徒の部屋に行こうとしたとき、
がらっ
またもや職員室の障子が開けられて、私はまたしても反射的にその人物を見てしまった。