巻物ミッション①「◯◯しないと出られない部屋」(長編第1章)
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ある日の職員室。
たまみさんと宿題作りをしていると、突然目の前が暗くなり気づけば真っ白な部屋に立っていた。
「なっ…!?」
瞬時に周りを警戒し視線を走らせる。
隣にはたまみさんが困惑したように怯えた顔で立っていた。
「……!?」
当惑する彼女を庇うようにしながら周りを見渡す。
しかし、そこは何もない部屋だった。
暫くすると何かの気配がしてポンと音が鳴った。
視線を向けると、そこには1本の巻物が浮かんでいた。
「巻物…?!」
たまみさんが現れたときに見た巻物だ。
恐る恐る触れてみると、その巻物はキラキラと光ってパラリと広がった。
「…読めということか…?」
巻物を手に取り、たまみさんにも分かるよう読み上げてみた。
「◯◯しないと出られない部屋…?」
すると、空中に5枚の札がボウッと浮かび上がった。
「どれか1枚ひくようにと書いてあるな…」
「…選んだお札の指示通りにしないと出られないってことですか?」
「うーむ…」
私は苦無で壁を叩きながら一周してみた。
苦無が刃こぼれしそうなほど固い材質の壁だ。
継ぎ目も扉もなく、どこを叩いても同じ音しかしない均一の厚み。
隠し通路のようなものもなく、文字通り四方八方を囲まれている。
「天井も床も壁も出られそうにない…とりあえず指示に従うしかなさそうですね。」
私は空中に浮かぶ5枚の札を見つめた。
さて、何番をひきますか?
壱 →2ページへ。
弐 →3ページへ。
参 →4ページへ。
四 →5ページへ。
伍 →6ページへ。
たまみさんと宿題作りをしていると、突然目の前が暗くなり気づけば真っ白な部屋に立っていた。
「なっ…!?」
瞬時に周りを警戒し視線を走らせる。
隣にはたまみさんが困惑したように怯えた顔で立っていた。
「……!?」
当惑する彼女を庇うようにしながら周りを見渡す。
しかし、そこは何もない部屋だった。
暫くすると何かの気配がしてポンと音が鳴った。
視線を向けると、そこには1本の巻物が浮かんでいた。
「巻物…?!」
たまみさんが現れたときに見た巻物だ。
恐る恐る触れてみると、その巻物はキラキラと光ってパラリと広がった。
「…読めということか…?」
巻物を手に取り、たまみさんにも分かるよう読み上げてみた。
「◯◯しないと出られない部屋…?」
すると、空中に5枚の札がボウッと浮かび上がった。
「どれか1枚ひくようにと書いてあるな…」
「…選んだお札の指示通りにしないと出られないってことですか?」
「うーむ…」
私は苦無で壁を叩きながら一周してみた。
苦無が刃こぼれしそうなほど固い材質の壁だ。
継ぎ目も扉もなく、どこを叩いても同じ音しかしない均一の厚み。
隠し通路のようなものもなく、文字通り四方八方を囲まれている。
「天井も床も壁も出られそうにない…とりあえず指示に従うしかなさそうですね。」
私は空中に浮かぶ5枚の札を見つめた。
さて、何番をひきますか?
壱 →2ページへ。
弐 →3ページへ。
参 →4ページへ。
四 →5ページへ。
伍 →6ページへ。
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