第60話 お仕置き
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どうしてもたまみが気になって、仕事もほったらかして出てきてしまった。
田んぼが続く平坦な道を走って追いかけてみると、乱太郎、きり丸、しんべヱがバラバラにしゃがんでいる向こうの方で、たまみが男二人についていき小屋に押し込められたのが遠くから見えた。
全速力で走って、外に立つ男を手刀で一瞬のうちに転がして戸の鍵を蹴り壊し、たまみの上に乗っている男を蹴り飛ばした。
間に合ってよかった…!
しかし、安心したとたん怒りが込み上げてきた。
こんなところについてきて…!
どうして、たまみには警戒心がないんだ…!
「…お、怒って、ますか…?」
彼女がおそるおそる聞いてくる。
「当たり前だ。」
いらだちを抑えて短く答える。
すぐに縄を切ってやろうと苦無を取り出した。
…が、目線を動かした瞬間。
「…!」
横たわったまま立てないでいるたまみの姿を見て手が止まった。
手首を柱に縛り付けられ、
襟元は大きくはだけて、
裾も乱れて内太ももが見えている。
こんな状況だというのに…彼女の乱れた姿に動きが止まってしまった。
じっと見下ろしていると、彼女が泣きそうな声で言った。
「ご…ごめんなさい…」
たまみは戸惑うように震える声で言った。
「…き…嫌いに、ならないで…」
私は自分で思うより冷たい表情をしていたのだろうか。
彼女は目に涙を溜めながら私に懇願した。
私は無意識にぐっと苦無を握った。
「嫌いになんか…なるわけない。」
彼女の横にしゃがみこむ。
「きみはもっと…男は危ないのだと…警戒心を持たないといけないのだと知るべきだ。」
私は彼女の捲れた裾に横から左手を滑り込ませ、白く華奢な片足を持ち上げた。
裾が脚を滑り落ち白い太ももが露になる。
「…!?」
「こんな姿を他の男に晒して…」
その柔らかく滑らかな太ももの内側に、ゆっくりと口づけて、強く吸い付いた。
「痛っ…!」
赤い跡を残して、私のものだと印をつける。
唇を離すと、その跡を舌でなぞった。
「やっ…!」
「…きみがもう不用意なことをしないように…お仕置きだ。」
無防備な彼女に対するいらだち…。
独占欲。
支配欲。
そして、彼女の姿に魅せられて火がついてしまった欲望。
彼女はいやいやと首を振った。
「もう、分かりましたっ…!気をつけますから…!!」
また泣きそうな顔でこちらを見る。
しかし彼女は手が縛られていてろくに抵抗もできない。
…正直、その姿に更に煽られた。
「本当に分かってる…?」
首筋に優しく口づけを落とす。
そして思いきり強く吸い付いた。
「痛っ…!」
赤く残った跡をゆっくり舐めあげると、彼女の身体がびくりと反応した。
「ゃぁっ…!」
「きみは可愛いんだから…もっと危機意識をもって…他の男なんかについていくんじゃない。」
はだけた襟元から覗く鎖骨。
ぐいっと更に襟を開いてその鎖骨にも口づけ、赤い跡を残した。
「っ!」
そのまま下がり、白い胸元にも赤い跡を幾つか残す。
たまみが耐えかねて抵抗する。
「ゃっ…もう、分かりましたから…!」
「………。」
彼女の息が荒くなって涙がこぼれそうになったとき、私は急に手を止めて苦無で縄を切ってほどいた。
赤く縄の跡のついた細い手首をそっと撫でて口づける。
「…土井先生…。」
「もうすぐあいつらが来るよ。」
「えっ?」
ぽかんとする彼女の襟元を直してやり、私は小屋の外に出た。
すぐそこまで乱太郎、きり丸、しんべヱの三人が走ってきていた。
「あれっ、土井先生!?」
「土井先生、たまみさんの姿が見当たらなくて…!」
「わっ、誰か倒れてる~!?」
三人が一斉に話しかけてきて、私はため息をついて地面に転がる男共を見下ろした。
「この田んぼの持ち主だろうが、たまみさんを誘拐しようとしていたから縛り上げた。」
「「「えっ!?」」」
三人が驚いて固まった。
「たまみさんは!?」
「無事だ。だが、今後この辺りの田んぼには近づくんじゃないぞ。」
そう言うと、小屋からたまみがよろよろと出てきた。
「たまみさん、大丈夫ですかっ!?」
「う、うん…大丈夫。」
まだ泣きそうな顔であまり大丈夫そうでない様子に、三人の表情が曇った。
…まぁ、大半は私がそうさせたのだが。
「さあ、お前たち帰るぞ。カエル探しももう終わりだ。」
田んぼが続く平坦な道を走って追いかけてみると、乱太郎、きり丸、しんべヱがバラバラにしゃがんでいる向こうの方で、たまみが男二人についていき小屋に押し込められたのが遠くから見えた。
全速力で走って、外に立つ男を手刀で一瞬のうちに転がして戸の鍵を蹴り壊し、たまみの上に乗っている男を蹴り飛ばした。
間に合ってよかった…!
しかし、安心したとたん怒りが込み上げてきた。
こんなところについてきて…!
どうして、たまみには警戒心がないんだ…!
「…お、怒って、ますか…?」
彼女がおそるおそる聞いてくる。
「当たり前だ。」
いらだちを抑えて短く答える。
すぐに縄を切ってやろうと苦無を取り出した。
…が、目線を動かした瞬間。
「…!」
横たわったまま立てないでいるたまみの姿を見て手が止まった。
手首を柱に縛り付けられ、
襟元は大きくはだけて、
裾も乱れて内太ももが見えている。
こんな状況だというのに…彼女の乱れた姿に動きが止まってしまった。
じっと見下ろしていると、彼女が泣きそうな声で言った。
「ご…ごめんなさい…」
たまみは戸惑うように震える声で言った。
「…き…嫌いに、ならないで…」
私は自分で思うより冷たい表情をしていたのだろうか。
彼女は目に涙を溜めながら私に懇願した。
私は無意識にぐっと苦無を握った。
「嫌いになんか…なるわけない。」
彼女の横にしゃがみこむ。
「きみはもっと…男は危ないのだと…警戒心を持たないといけないのだと知るべきだ。」
私は彼女の捲れた裾に横から左手を滑り込ませ、白く華奢な片足を持ち上げた。
裾が脚を滑り落ち白い太ももが露になる。
「…!?」
「こんな姿を他の男に晒して…」
その柔らかく滑らかな太ももの内側に、ゆっくりと口づけて、強く吸い付いた。
「痛っ…!」
赤い跡を残して、私のものだと印をつける。
唇を離すと、その跡を舌でなぞった。
「やっ…!」
「…きみがもう不用意なことをしないように…お仕置きだ。」
無防備な彼女に対するいらだち…。
独占欲。
支配欲。
そして、彼女の姿に魅せられて火がついてしまった欲望。
彼女はいやいやと首を振った。
「もう、分かりましたっ…!気をつけますから…!!」
また泣きそうな顔でこちらを見る。
しかし彼女は手が縛られていてろくに抵抗もできない。
…正直、その姿に更に煽られた。
「本当に分かってる…?」
首筋に優しく口づけを落とす。
そして思いきり強く吸い付いた。
「痛っ…!」
赤く残った跡をゆっくり舐めあげると、彼女の身体がびくりと反応した。
「ゃぁっ…!」
「きみは可愛いんだから…もっと危機意識をもって…他の男なんかについていくんじゃない。」
はだけた襟元から覗く鎖骨。
ぐいっと更に襟を開いてその鎖骨にも口づけ、赤い跡を残した。
「っ!」
そのまま下がり、白い胸元にも赤い跡を幾つか残す。
たまみが耐えかねて抵抗する。
「ゃっ…もう、分かりましたから…!」
「………。」
彼女の息が荒くなって涙がこぼれそうになったとき、私は急に手を止めて苦無で縄を切ってほどいた。
赤く縄の跡のついた細い手首をそっと撫でて口づける。
「…土井先生…。」
「もうすぐあいつらが来るよ。」
「えっ?」
ぽかんとする彼女の襟元を直してやり、私は小屋の外に出た。
すぐそこまで乱太郎、きり丸、しんべヱの三人が走ってきていた。
「あれっ、土井先生!?」
「土井先生、たまみさんの姿が見当たらなくて…!」
「わっ、誰か倒れてる~!?」
三人が一斉に話しかけてきて、私はため息をついて地面に転がる男共を見下ろした。
「この田んぼの持ち主だろうが、たまみさんを誘拐しようとしていたから縛り上げた。」
「「「えっ!?」」」
三人が驚いて固まった。
「たまみさんは!?」
「無事だ。だが、今後この辺りの田んぼには近づくんじゃないぞ。」
そう言うと、小屋からたまみがよろよろと出てきた。
「たまみさん、大丈夫ですかっ!?」
「う、うん…大丈夫。」
まだ泣きそうな顔であまり大丈夫そうでない様子に、三人の表情が曇った。
…まぁ、大半は私がそうさせたのだが。
「さあ、お前たち帰るぞ。カエル探しももう終わりだ。」