第53話 日記
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ひょんなことから日記を書くことになった。
しかも土井先生がチェックしてくれるって…!
何だかすごく緊張する。
夜になって自室の机に向かいながら、日記にしようと決めた白紙の冊子と向かい合う。
何を書こうかな……。
『本日より、崩し字の練習をする為に日記をつけ始めることにしました。拙い文章ですが、ご指導ご鞭撻の程どうぞよろしくお願い致します。』
…固いかなぁ。
『今日は晩御飯のお手伝いで魚をさばきました。時間がかかりましたが、前に教えていただいた方法を思い出して頑張りました。まだまだ力不足ですが、出来ることが少しずつ増えていくことがとても嬉しいです。』
何だか子どもの宿題の日記みたい…。
『以前土井先生に魚のさばき方を個別指導してもらったのを思い出してまた胸が熱くなりました。』とか、ついつい土井先生への気持ちが文章に滲み出てしまいそうになってしまう。
でも、万が一誰かに見られたときのために、恋文のような内容は書かない方がいいんだろうなぁ。
翌日、朝一番に土井先生に日記を渡した。
土井先生はにこやかに受け取ってくれて、何だか宿題を提出する生徒のような気持ちになった。
しかも土井先生がチェックしてくれるって…!
何だかすごく緊張する。
夜になって自室の机に向かいながら、日記にしようと決めた白紙の冊子と向かい合う。
何を書こうかな……。
『本日より、崩し字の練習をする為に日記をつけ始めることにしました。拙い文章ですが、ご指導ご鞭撻の程どうぞよろしくお願い致します。』
…固いかなぁ。
『今日は晩御飯のお手伝いで魚をさばきました。時間がかかりましたが、前に教えていただいた方法を思い出して頑張りました。まだまだ力不足ですが、出来ることが少しずつ増えていくことがとても嬉しいです。』
何だか子どもの宿題の日記みたい…。
『以前土井先生に魚のさばき方を個別指導してもらったのを思い出してまた胸が熱くなりました。』とか、ついつい土井先生への気持ちが文章に滲み出てしまいそうになってしまう。
でも、万が一誰かに見られたときのために、恋文のような内容は書かない方がいいんだろうなぁ。
翌日、朝一番に土井先生に日記を渡した。
土井先生はにこやかに受け取ってくれて、何だか宿題を提出する生徒のような気持ちになった。