第52話 団子とやきもち
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私はたまみさんとアルバイトに来たことを後悔した。
店は繁盛していて、きり丸の言うとおりたまみさんを目当てに来ている男性客がちらほらと現れた。
店に来るなりたまみさんを目で追って話しかけようとする。
私は彼女が気づく前にそいつらの接客に入り、話す機会を与えなかった。
しかし店頭は忙しく、間に合わなかった男性客がたまみさんに話しかける。
たまみさんは可愛らしい笑顔で対応し、男達も気をよくしてヘラヘラと笑っていた。
気に入らない。
彼女の肩や腕に触れ、ニヤニヤとした目つきで彼女を眺める男共。
その視線に腹が立った。
「あの、すみません。」
遠くから他の客に呼ばれて対応に行く。
私が注文を聞いている間に、若い男がたまみさんにお代を払い何やら話しかけていた。
彼女が困ったように笑うと、その男は彼女に手紙を渡した。
返そうとする彼女を強引に押しきってその男は彼女に抱きついた。
驚く彼女に何かを囁き、男はその場を後にしようとする。
「ちょっと失礼します。」
私は目の前の女性客に断りをいれた。
その男が店を出る寸前。
「お客様。」
その左胸、心臓あたりをお盆でトンと突いて動きを止める。
そいつの肩に手を置き、耳元で低い声で囁いた。
「彼女に手を出したらお代は命じゃ足りませんよ。」
肩に置いた手をパッと離すと、男は怯えた目でこちらを一瞥して一目散に走って帰った。
ふん、たわいもない。
ふっと視線を店内に戻すときり丸と目があった。
きり丸はふいっと目をそらして仕事に戻る。
…見られたか。
私は頭をかいて、早くアルバイトが終わらないかなとため息をついた。
店は繁盛していて、きり丸の言うとおりたまみさんを目当てに来ている男性客がちらほらと現れた。
店に来るなりたまみさんを目で追って話しかけようとする。
私は彼女が気づく前にそいつらの接客に入り、話す機会を与えなかった。
しかし店頭は忙しく、間に合わなかった男性客がたまみさんに話しかける。
たまみさんは可愛らしい笑顔で対応し、男達も気をよくしてヘラヘラと笑っていた。
気に入らない。
彼女の肩や腕に触れ、ニヤニヤとした目つきで彼女を眺める男共。
その視線に腹が立った。
「あの、すみません。」
遠くから他の客に呼ばれて対応に行く。
私が注文を聞いている間に、若い男がたまみさんにお代を払い何やら話しかけていた。
彼女が困ったように笑うと、その男は彼女に手紙を渡した。
返そうとする彼女を強引に押しきってその男は彼女に抱きついた。
驚く彼女に何かを囁き、男はその場を後にしようとする。
「ちょっと失礼します。」
私は目の前の女性客に断りをいれた。
その男が店を出る寸前。
「お客様。」
その左胸、心臓あたりをお盆でトンと突いて動きを止める。
そいつの肩に手を置き、耳元で低い声で囁いた。
「彼女に手を出したらお代は命じゃ足りませんよ。」
肩に置いた手をパッと離すと、男は怯えた目でこちらを一瞥して一目散に走って帰った。
ふん、たわいもない。
ふっと視線を店内に戻すときり丸と目があった。
きり丸はふいっと目をそらして仕事に戻る。
…見られたか。
私は頭をかいて、早くアルバイトが終わらないかなとため息をついた。