第50話 きみに酔わされて
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少しずつ体をずらして土井先生の下から脱出した。
普段疲れているのもあってか、深く眠っているようだった。
…もう少し寝かせておいてあげようかな。
私は横に布団を敷いて、土井先生をその上に転がした。
仰向けに大の字になって気持ちよさそうに眠る土井先生。
私が敵の忍者だったらやられてるんじゃないかなと思ってしまう。
思わずその頬に触れてみる。
ぷにぷにと気持ちいい。
土井先生のほっぺって可愛いよね…。
そのまま前髪を撫でる。
相変わらずぼさぼさの愛しい髪。
長く伸ばされた髪に指を絡める。
毎日櫛でといてあげられたらいいのに。
太い首。
親指でそっと喉仏に触れてみる。
人指し指が首の横にあたり、感じる早い脈。
そのまま手が下がって鎖骨をなぞり、肩に触れてみる。
筋肉質で硬い肩、広い肩幅…。
規則正しい呼吸とともに上下する胸。
その逞しい胸板に手を触れる。
抱きついてしまいたい衝動にかられた。
ぐっと我慢して、そのままお腹に手を触れてみる。
夜着越しにも分かるほど、やっぱり腹筋も鍛えられていて硬い。
…すごいなぁ、いつこんなに鍛えてるんだろう。
そっと撫でてみる。
がしっ
いきなり手首をつかまれた。
驚いて土井先生の顔を見ると、赤い顔でこちらを見ていた。
「ど、土井先生!起きましたか…!」
「そりゃこれだけ触られたら…。」
困ったように笑う土井先生。
しまった。
寝ているのをいいことに触りまくってしまった…!
私は笑ってごまかすことにした。
「あはは、すみません。土井先生寝ちゃったからつい…。」
「うーん、寝てしまってすみません。ちょっと記憶が曖昧で…何の話してましたっけ?」
土井先生は起き上がると、本当に覚えてないのか顔を手でこすった。
「…言えません。」
「えっ?」
私が赤くなって黙って俯くと、土井先生は自分が何を口走ったのかと青ざめた。
「えっ、あの、…そんな、言えないようなことを…?」
説明するのも気恥ずかしくて何と言おうか迷っていると、土井先生が焦って謝った。
「す、すまない、その、全く覚えてなくて…!」
わたわたと慌てる土井先生。
「ほんとに覚えてないんですか?」
「申し訳ない…。」
「……子どもが」
「ん?」
「何人欲しいか…って。」
「……え…」
「…男の子なら私に似るかなとか、女の子なら土井先生に似るかなとか…言ってましたよ。」
「なっ…!!」
土井先生は真っ赤になって唖然としていた。
「そ、その…すまない、あの、酔っていたとはいえ、その…!」
「いえ…。土井先生なら…その、嫌ではないので…。」
「!」
あれ。
私の言葉に土井先生が固まった。
私は「土井先生にならそういうことを言われても別に嫌ではない」というつもりで言ったのだけど、彼の反応に改めて考えてみたら、「土井先生となら子どもをつくってもいい」みたいに聞こえてしまったのだろうか…!
な、なんてことを…!
自分の発言に焦り前言撤回しようとしたとき、土井先生に抱きしめられた。
「そんなことを言われたら……我慢できなくなるじゃないか…。」
熱をもって熱くなった土井先生の体。
微かに香るお酒の匂いに、私までくらくらしてくる。
土井先生の手が頬に添えられ、唇が重ねられた。
大きな手が後頭部に回されて、お酒でいつもより熱い舌がねじこまれた。
「んぅ…!」
お酒の味がする。
これだけでも酔ってしまいそう…。
再びゆっくりと畳に押し倒された。
そのとき。
ハックション!
隣の部屋から山田先生の大きなくしゃみが聞こえて、私達はびくっと肩を震わせた。
「………」
「………。」
二人で目を見合わせて苦笑した。
土井先生が私の腕を引いて起こし、耳元で囁く。
「…今度は、家で飲みましょう。」
「…!」
私はまた真っ赤になって、ただ頷くしかできなかった。
普段疲れているのもあってか、深く眠っているようだった。
…もう少し寝かせておいてあげようかな。
私は横に布団を敷いて、土井先生をその上に転がした。
仰向けに大の字になって気持ちよさそうに眠る土井先生。
私が敵の忍者だったらやられてるんじゃないかなと思ってしまう。
思わずその頬に触れてみる。
ぷにぷにと気持ちいい。
土井先生のほっぺって可愛いよね…。
そのまま前髪を撫でる。
相変わらずぼさぼさの愛しい髪。
長く伸ばされた髪に指を絡める。
毎日櫛でといてあげられたらいいのに。
太い首。
親指でそっと喉仏に触れてみる。
人指し指が首の横にあたり、感じる早い脈。
そのまま手が下がって鎖骨をなぞり、肩に触れてみる。
筋肉質で硬い肩、広い肩幅…。
規則正しい呼吸とともに上下する胸。
その逞しい胸板に手を触れる。
抱きついてしまいたい衝動にかられた。
ぐっと我慢して、そのままお腹に手を触れてみる。
夜着越しにも分かるほど、やっぱり腹筋も鍛えられていて硬い。
…すごいなぁ、いつこんなに鍛えてるんだろう。
そっと撫でてみる。
がしっ
いきなり手首をつかまれた。
驚いて土井先生の顔を見ると、赤い顔でこちらを見ていた。
「ど、土井先生!起きましたか…!」
「そりゃこれだけ触られたら…。」
困ったように笑う土井先生。
しまった。
寝ているのをいいことに触りまくってしまった…!
私は笑ってごまかすことにした。
「あはは、すみません。土井先生寝ちゃったからつい…。」
「うーん、寝てしまってすみません。ちょっと記憶が曖昧で…何の話してましたっけ?」
土井先生は起き上がると、本当に覚えてないのか顔を手でこすった。
「…言えません。」
「えっ?」
私が赤くなって黙って俯くと、土井先生は自分が何を口走ったのかと青ざめた。
「えっ、あの、…そんな、言えないようなことを…?」
説明するのも気恥ずかしくて何と言おうか迷っていると、土井先生が焦って謝った。
「す、すまない、その、全く覚えてなくて…!」
わたわたと慌てる土井先生。
「ほんとに覚えてないんですか?」
「申し訳ない…。」
「……子どもが」
「ん?」
「何人欲しいか…って。」
「……え…」
「…男の子なら私に似るかなとか、女の子なら土井先生に似るかなとか…言ってましたよ。」
「なっ…!!」
土井先生は真っ赤になって唖然としていた。
「そ、その…すまない、あの、酔っていたとはいえ、その…!」
「いえ…。土井先生なら…その、嫌ではないので…。」
「!」
あれ。
私の言葉に土井先生が固まった。
私は「土井先生にならそういうことを言われても別に嫌ではない」というつもりで言ったのだけど、彼の反応に改めて考えてみたら、「土井先生となら子どもをつくってもいい」みたいに聞こえてしまったのだろうか…!
な、なんてことを…!
自分の発言に焦り前言撤回しようとしたとき、土井先生に抱きしめられた。
「そんなことを言われたら……我慢できなくなるじゃないか…。」
熱をもって熱くなった土井先生の体。
微かに香るお酒の匂いに、私までくらくらしてくる。
土井先生の手が頬に添えられ、唇が重ねられた。
大きな手が後頭部に回されて、お酒でいつもより熱い舌がねじこまれた。
「んぅ…!」
お酒の味がする。
これだけでも酔ってしまいそう…。
再びゆっくりと畳に押し倒された。
そのとき。
ハックション!
隣の部屋から山田先生の大きなくしゃみが聞こえて、私達はびくっと肩を震わせた。
「………」
「………。」
二人で目を見合わせて苦笑した。
土井先生が私の腕を引いて起こし、耳元で囁く。
「…今度は、家で飲みましょう。」
「…!」
私はまた真っ赤になって、ただ頷くしかできなかった。