第49話 仮面
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「ど、土井先生!」
火薬の壺を持った土井先生が鉢屋くんを睨みつけて立っていた。
「土井先生…!いま、脳天を撃ち抜かれたと思いました…!チョークとは思えない威力ですね…!」
鉢屋くんがチョークの当たったらしきおでこを押さえながら立ち上がった。
「私に変装してたまみさんに近づくとはいい度胸だな…!二度とそんな考えが起きないように…」
土井先生が再びチョークを構えると、鉢屋くんがバッと飛び上がり、土井先生の前に立った。
今度は、私の姿になって。
「土井先生、怒らないで…!」
「!」
一瞬土井先生の動きが止まる。
しかし、すぐにお怒りの表情になった。
「は~ち~や~…!」
鉢屋くんは「やべっ」と言って飛び退き、不破くんの姿に戻ると「すみませんでしたぁっ!」と走り去っていった。
土井先生が大きなため息をつく。
「たまみさん、何もされませんでしたか?」
心配そうに見つめてくる瞳。
いつもの土井先生だ。
不意に、さっきの『土井先生』の台詞が甦り、私は赤面した。
「は、はい……大丈夫です…。」
目をそらしながらそう答えると、土井先生は眉をぴくりと動かした。
そのまま何も言わず、焔硝蔵の鍵をあける。
そして周りに人がいないか見渡してこちらを見た。
その目が、ついてくるようにと言っている。
「…?」
私は土井先生に続いて焔硝蔵の中に入った。
火薬の壺を持った土井先生が鉢屋くんを睨みつけて立っていた。
「土井先生…!いま、脳天を撃ち抜かれたと思いました…!チョークとは思えない威力ですね…!」
鉢屋くんがチョークの当たったらしきおでこを押さえながら立ち上がった。
「私に変装してたまみさんに近づくとはいい度胸だな…!二度とそんな考えが起きないように…」
土井先生が再びチョークを構えると、鉢屋くんがバッと飛び上がり、土井先生の前に立った。
今度は、私の姿になって。
「土井先生、怒らないで…!」
「!」
一瞬土井先生の動きが止まる。
しかし、すぐにお怒りの表情になった。
「は~ち~や~…!」
鉢屋くんは「やべっ」と言って飛び退き、不破くんの姿に戻ると「すみませんでしたぁっ!」と走り去っていった。
土井先生が大きなため息をつく。
「たまみさん、何もされませんでしたか?」
心配そうに見つめてくる瞳。
いつもの土井先生だ。
不意に、さっきの『土井先生』の台詞が甦り、私は赤面した。
「は、はい……大丈夫です…。」
目をそらしながらそう答えると、土井先生は眉をぴくりと動かした。
そのまま何も言わず、焔硝蔵の鍵をあける。
そして周りに人がいないか見渡してこちらを見た。
その目が、ついてくるようにと言っている。
「…?」
私は土井先生に続いて焔硝蔵の中に入った。