第48話 カステラと甘い罠
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がらっ
戸をあけて入ってきたのは伊作だった。
「土井先生!今日は遅いんですね。」
「あ、あぁ…曲者が侵入しようとしていたり、ちょっと色々…見回りに時間がかかったんだ。」
「そういえば小松田さんもこの前、侵入者が多くて寝不足だって言っていました。」
「伊作こそこんな時間にどうしたんだ?」
「薬品棚の整理をしていたら、上から瓶を落として薬をかぶってしまいまして…。」
伊作は苦笑いし、何も気付く様子はなくざばざばと洗い流していく。
私の後ろに隠れているたまみさんは、見つからないように私の背中にぴったりとくっついていた。
…ぴったりと。
こ、これは…!
彼女の柔らかい肌が湯の中で背中に押し付けられる。
見つかりたくないのは分かるが、
それにしても、これは……!
「土井先生、顔が赤いけどのぼせてませんか?大丈夫ですか?」
伊作が心配そうにこちらを見た。
「だ、大丈夫だ!気にするな。」
「そうですか…?じゃあ、僕は急ぐので先に上がりますね。失礼します。」
そう言うと伊作は脱衣所に出ていった。
た、助かった…!
このまま湯舟まで来られたらどうしようかと…。
脱衣所から気配がなくなった後、私は後ろに隠れているたまみさんを振り返った。
「…もう、大丈夫ですよ。」
「すみません…。」
彼女は真っ赤な顔で目を潤ませて私を見上げた。
「……たまみさん。」
「はい?」
「わざとですか?」
「えっ?」
私はおもむろに彼女を抱きしめた。
先程よりもはっきりと、滑らかな肌の柔らかさが感じられる。
「ど、どいせんせっ…!?」
「こんな夜中に男湯に入ってきて…そんなにぴったりとくっついてきて…。」
彼女の蒸気した頬に手を添え、赤い唇に口づけた。
そのまま彼女の細い首筋に吸いつく。
「んぅっ…!」
たまみさんがびくりと体を震わせた。
「…そんな可愛い声を出して…。」
そのまま肩に口づけると、彼女が私の腕を掴んだ。
「やぁっ…どい、せんせ、待って…!」
「…もう、待てませんっ…!」
がらっ
「「!!」」
「すみません、手拭いを忘れてしまっ…て…」
伊作が風呂の戸をあけ、こちらを見て固まった。
「あっ…!し、し、失礼しましたっっ!」
勢いよく戸が閉められた。
「………」
「…………。」
やってしまった。
また生徒にこんなところを…!
しかも伊作とは前にもこんなことがあったような…。
私は大きくため息をついた。
「…とりあえず……出ましょうか。」
「はい…」
たまみさんは半分泣きそうな顔をして頷いた。
戸をあけて入ってきたのは伊作だった。
「土井先生!今日は遅いんですね。」
「あ、あぁ…曲者が侵入しようとしていたり、ちょっと色々…見回りに時間がかかったんだ。」
「そういえば小松田さんもこの前、侵入者が多くて寝不足だって言っていました。」
「伊作こそこんな時間にどうしたんだ?」
「薬品棚の整理をしていたら、上から瓶を落として薬をかぶってしまいまして…。」
伊作は苦笑いし、何も気付く様子はなくざばざばと洗い流していく。
私の後ろに隠れているたまみさんは、見つからないように私の背中にぴったりとくっついていた。
…ぴったりと。
こ、これは…!
彼女の柔らかい肌が湯の中で背中に押し付けられる。
見つかりたくないのは分かるが、
それにしても、これは……!
「土井先生、顔が赤いけどのぼせてませんか?大丈夫ですか?」
伊作が心配そうにこちらを見た。
「だ、大丈夫だ!気にするな。」
「そうですか…?じゃあ、僕は急ぐので先に上がりますね。失礼します。」
そう言うと伊作は脱衣所に出ていった。
た、助かった…!
このまま湯舟まで来られたらどうしようかと…。
脱衣所から気配がなくなった後、私は後ろに隠れているたまみさんを振り返った。
「…もう、大丈夫ですよ。」
「すみません…。」
彼女は真っ赤な顔で目を潤ませて私を見上げた。
「……たまみさん。」
「はい?」
「わざとですか?」
「えっ?」
私はおもむろに彼女を抱きしめた。
先程よりもはっきりと、滑らかな肌の柔らかさが感じられる。
「ど、どいせんせっ…!?」
「こんな夜中に男湯に入ってきて…そんなにぴったりとくっついてきて…。」
彼女の蒸気した頬に手を添え、赤い唇に口づけた。
そのまま彼女の細い首筋に吸いつく。
「んぅっ…!」
たまみさんがびくりと体を震わせた。
「…そんな可愛い声を出して…。」
そのまま肩に口づけると、彼女が私の腕を掴んだ。
「やぁっ…どい、せんせ、待って…!」
「…もう、待てませんっ…!」
がらっ
「「!!」」
「すみません、手拭いを忘れてしまっ…て…」
伊作が風呂の戸をあけ、こちらを見て固まった。
「あっ…!し、し、失礼しましたっっ!」
勢いよく戸が閉められた。
「………」
「…………。」
やってしまった。
また生徒にこんなところを…!
しかも伊作とは前にもこんなことがあったような…。
私は大きくため息をついた。
「…とりあえず……出ましょうか。」
「はい…」
たまみさんは半分泣きそうな顔をして頷いた。